- おすすめの移動平均線インジケーター
- 基本の移動平均線インジケーター
- 移動平均線+テクニカルを加えたインジケーター
- 移動平均線の乖離を視覚的に表示するインジケーター「IFX_Trend_MA-Analysis V2- CoEXP」
- 移動平均線をフィボナッチでバンドとして配置「ma_chanels_fibo」
- 三角移動平均線とATRを使ったインジケーター「tmacentered_amp_bands_2.02_mtf」
- パラボリック+カウフマンの適応移動平均線「Parabolic SAR of KAMA」
- 移動平均線からの距離を計測してくれるEA
- LWMAのクロスとパラボリックでエントリー「viper_rage」
- パーフェクトオーダーとピンバーでエントリー「Perfect_Pinbar」
- ハル移動平均線+抵抗帯を表示するサインツール
- おすすめの移動平均線インジケーター特集まとめ
おすすめの移動平均線インジケーター
移動平均線は、一定期間の平均値をチャートに描写したもので、世界中で最も利用されているツールです。
利用方法としては移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下落トレンドのように相場のトレンドを読み取ったり、価格が移動平均線よりも上で推移していればロングポジションは平均して含み益がでているので、次のレジスタンスラインでは多くの利確がでて反落しそうといった予測を立てることができます。
この記事の前半では基本の移動平均線ロジックをベースに開発されたインジケーター、後半では移動平均線に別のテクニカルを追加して開発されたインジケーターをご紹介していきます。
基本の移動平均線インジケーター
2本の移動平均線を表示してくれる「2-ema-color-alerts-indicator button」
シンプルに2本だけ表示、移動平均線にはわかりやすく色がつきます
デフォルトではEMAですが、MAなどにも変更が可能
2-ema-color-alerts-indicator buttonは2本のEMAを表示してくれるシンプルな移動平均線インジケーターです。
表示のオンオフ、クロス時にアラートなどの基本機能をもっています。
また、EMAは通常の移動平均線(MA)に比べて直近の価格に重きをおいており、価格追従性が高いので使いやすい移動平均線です。
8本の移動平均線を使ったFX向けサインインジケーター「BG Star」
BGStarhはレンジでは逆張り、トレンド中は押し目で順張りサインがでます。
8本のラインが綺麗に平行に並ぶパーフェクトオーダーが出た時の押し目エントリーはなかなかの勝率があります。
ただ少し重めのインジケーターなので、自動売買などで複数通貨を動かす時は注意が必要です。
移動平均線を複数描写するキレイなインジケーター「Cryox MTF nmc」
Cryox MTF nmcは66本の移動平均線を表示するインジケーターです。5色に分けられており、GMMAのような使い方ができます。
ただし、EMAを12本使用する本家のGMMAよりもだいぶ重いので、低スペックPCの場合は本家のGMMAを使ったほうが良いかもしれませんね。
一種の清涼剤的な移動平均線インジケーターです。
移動平均線の変更&調整がチャート上から簡単に
切り替えは非常にスムーズ
こちらは設定の変更時にパラメータを開かずに、チャート上から直接移動平均線の設定変更ができるインジケーターです。
膨大なパラメータがありますが、その殆どがチャート上から変更可能です。
移動平均線は時間足や通貨ペアによって相性がありますが、このインジケーターを使えばすぐに適合する移動平均線がわかります。
一見地味ですがかなり優秀なインジケーターです。
ボラティリティにより反応が変わる移動平均線「Vidya_fl」
VIDYA(可変インデックス動的平均)の周りに3本の偏差が表示されています
VIDYAは移動平均線の一種で、ボラティリティが高い時は価格に敏感に反応し、低い時は反応を遅くして、レンジなどで発生しやすいダマシを軽減できるものです。
こちらはそのVIDYAを1つと、そこに3本の偏差を表示せてトレンドを測るVidya_flインジケーターです。
主にバンドの拡大縮小を見ながらトレードする用途になりますが、拡大局面のダマシは少なく優位性の高いインジケーターです。
移動平均線の上位互換「!XU v5-XARDFX」
短期・中期・長期のカラフルな移動平均線を3本表示してくれるインジケーターです。
テキストでトレンドの方向を教えてくれたり、背景の色でトレンド判断ができたりもします。
多機能!移動平均線インジケーター「averages – 9.4」
単体の移動平均線を表示するものとしてはかなり作り込まれているインジケーターです。約40種類の移動平均線が選べ、マルチタイムフレームにも対応。その他機能も充実しています。
移動平均線+テクニカルを加えたインジケーター
移動平均線の乖離を視覚的に表示するインジケーター「IFX_Trend_MA-Analysis V2- CoEXP」
移動平均線をベースとし、移動平均線と価格の間を塗りつぶして視覚的に乖離をわかりやすくしてくれるインジケーターです。
サブ機能としてボリンジャーバンドや複数ペアのトレンド監視機能を実装しています。
移動平均線をフィボナッチでバンドとして配置「ma_chanels_fibo」
ma_chanels_fiboは移動平均線(MA)をフィボナッチ数列に従い並列化したものです。
ボリンジャーバンドのようにラインが拡大収縮をするインジケーターは種類が豊富ですが、このようにMAを並列化するインジケーターは意外と種類が少ないので必要な方もいらっしゃるかと思います。
ローソク足は正規分布しておりませんので、逆張りなどの用途には向きませんが、バンドウォークのようなトレンド判断には有効なインジケーターです。
三角移動平均線とATRを使ったインジケーター「tmacentered_amp_bands_2.02_mtf」
同じ期間にするとボリンジャーバンドよりもバンドが縮みにくいのがわかります
通常の移動平均線よりもダマシが少ないTMA(三角移動平均線)に、ATRのバンドを実装したインジケーターです。ボラティリティが高い時はバンドが開き、低い時はバンド幅が狭くなります。
動きが似ていることからボリンジャーバンドとよく比較されますが、どちらかと言うとエンベロープよりのインジケーターです。
また、こちらはマルチタイムフレームにも対応しているので1つ上位足のバンドを表示させるのも良いかと思います。
パラボリック+カウフマンの適応移動平均線「Parabolic SAR of KAMA」
カウフマンの適応移動平均(KAMA、Kaufman’s Adaptative Moving Average)とパラボリックを利用したParabolic SAR of KAMAインジケーターです。
KAMAはEMAをベースにしていますが、平滑化(なめらかさ)を改良して、ボラティリティのないレンジでのダマシを軽減しています。
移動平均線からの距離を計測してくれるEA
こちらはインジケーターではなくEAですが、移動平均線から現在価格の位置を計測して一覧表示してくれます。
移動平均線からの距離はPips、または%で表示され、通貨の強さでパラメータの色も変化します。メジャー通貨はほぼ全てを監視してくれて、時間も指定した時間をすべて監視可能でとても優秀なEAです。
LWMAのクロスとパラボリックでエントリー「viper_rage」
viper_rageは価格追従性の高いLWMAのクロスでサインが出るインジケーターです。
一見すると平均足を表示させているように見えますが、移動平均線を2本『9』『12』で表示し、その内側が塗りつぶされているということがわかります。
フィルターはパラボリックSARで、レンジでは矢印が多めなので期間を調整したほうが良いかもです。
パーフェクトオーダーとピンバーでエントリー「Perfect_Pinbar」
Perfect_Pinbarは3つの移動平均線が並列でそろうパーフェクトオーダー中に、ローソク足が長いひげと小さい実体(ピンバー)が確定したらサインを出すインジケーターです。
Perfect_Pinbarのピンバーは判定が厳し目で、ローソク足実体のサイズに対して、かなりヒゲが長くないとピンバーとして認識されないためエントリーは少なめです。
トレンドがしっかり出ている時の押し目の反発を狙うので悪くない勝率のインジケーターです。
ハル移動平均線+抵抗帯を表示するサインツール
Alan Hull氏が考案したハル移動平均線(Hull Moving Average)を使用したインジケーターです。
表示されるハル移動平均線はトレンド方向ごとに色が変わり、色が変わった箇所にエントリーシグナルを出して、そこから水平線が横に伸びる仕様です。
通常の移動平均線に比べると遅延とダマシが削減されています。
おすすめの移動平均線インジケーター特集まとめ