【MT4】平均足インジケーターおすすめ10選|スムーズド型の違い・見方・使い方を徹底解説
MT4の平均足とローソク足の違い
平均足スムーズドと通常の平均足の違い
MT4で使える平均足インジケーターの特徴
平均足を使うときに注意したい遅行性とエントリーの考え方
MT4でトレンドの向きが見えにくいとき、平均足はかなり便利なインジケーターです。
ローソク足だけを見ていると、上昇トレンドの途中でも陰線が出たり、下落トレンドの途中でも陽線が出たりして、エントリーや利確の判断がブレることがあります。
平均足は、そうした細かい値動きをならして、上昇・下降の流れを色で見やすくしてくれるテクニカル指標です。
ただし、平均足にもいくつか種類があります。MT4標準の平均足、平均足スムーズド、サブチャート表示型、複数時間足を一覧で見るタイプ、矢印サイン付きのものなど、使い方によって向き不向きがあります。
この記事では、MT4で使える平均足インジケーターを、実際の見え方や使いやすさを重視して紹介します。
- MT4の平均足インジケーターとは?ローソク足との違い
- 平均足スムーズドとは?通常の平均足との違い
- MT4で使える平均足インジケーター10選を紹介
- 平均足とT3移動平均線の組み合わせ「heiken-ashi-ma-t3-new-indicator」
- 相場の天底を狙うサインツール「Action Trade」
- 平均足の描写サイズを自動調整してくれる「Heiken_Ashi_AutoWidth」
- 平均足をサブチャートに表示してくれる「new-heiken-ashi-indicator」
- ADXと平均足でトレンドを分析する「ADX MTF Trend Indicator」
- 平均足の状態を一覧表示してくれる「MTF Multi Signal Multi Pair HA v2」
- FX向け平均足とATRを使った順張りサインインジケーター「ATRTH」
- スーパートレンドと平均足ロジックの組み合わせ「HA ( apb + supertrend )」
- 3つのロジックが入った平均足スムーズドサインツール「Ruin and Debt」
- 平均足とケルトナーチャネルを使ったサインツール「Devil_Reaper」
- 平均足インジケーターの選び方
- 平均足インジケーターを使った基本的な見方
- 平均足インジケーターと相性の良い組み合わせ
- MT4に平均足インジケーターを導入する方法
- 平均足インジケーターを使う時の注意点
- 平均足インジケーターに関するよくある質問
- まとめ|平均足インジケーターは方向確認に使うと扱いやすい
MT4の平均足インジケーターとは?ローソク足との違い
平均足は、通常のローソク足とは計算方法が違う足です。
ローソク足は、その時間の始値・高値・安値・終値をそのまま表示します。一方、平均足は前の足の情報も使って計算するため、細かい上下動がならされ、トレンド方向が見やすくなります。
ローソク足と平均足の違い
ローソク足は、実際の価格の動きをそのまま見るのに向いています。
ヒゲの長さ、包み足、ピンバー、直近高値・安値の更新など、細かい値動きを確認するにはローソク足のほうが分かりやすいです。
一方で、平均足はトレンドの流れを見るのに向いています。
上昇中は陽線が続きやすく、下降中は陰線が続きやすいため、チャート全体の方向感をつかみやすくなります。
| 項目 | ローソク足 | 平均足 |
|---|---|---|
| 表示するもの | 実際の始値・高値・安値・終値 | 平均化された価格情報 |
| 得意なこと | 細かい値動きやプライスアクションの確認 | トレンド方向の確認 |
| 弱点 | ノイズが多く、方向感が分かりにくいことがある | 現在価格とズレるため、エントリーが遅れやすい |
| 使い方 | エントリー位置や損切り位置の確認 | 相場の方向確認や保有判断の補助 |
平均足の計算方法
平均足は、実際のローソク足をそのまま表示しているわけではありません。
前の平均足の情報と、現在のローソク足の価格情報を使って計算されます。
| 項目 | 計算の考え方 |
|---|---|
| 平均足の始値 | 前の平均足の始値と終値を平均して計算 |
| 平均足の終値 | 現在の始値・高値・安値・終値を平均して計算 |
| 平均足の高値 | 高値、平均足の始値、平均足の終値の中で最も高い値 |
| 平均足の安値 | 安値、平均足の始値、平均足の終値の中で最も低い値 |
このように、平均足は実際のローソク足とは違う計算で作られています。
そのため、平均足の見た目だけでエントリー価格や損切り位置を決めるのは少し危険です。方向確認には便利ですが、実際の価格判断はローソク足も確認したほうが安心です。
平均足がトレンドを見やすい理由
平均足は、前の足の情報を引き継ぎながら表示されるため、ローソク足よりも色が連続しやすくなります。
上昇トレンドでは陽線が続きやすく、下降トレンドでは陰線が続きやすいため、細かい押し戻りに振り回されにくくなります。
ただし、これはメリットでもあり、デメリットでもあります。
見た目が滑らかになるぶん、反応は遅れやすくなります。色が変わったときには、すでに実際の価格がかなり動いていることもあります。
平均足スムーズドとは?通常の平均足との違い
平均足スムーズドは、通常の平均足をさらに滑らかにしたタイプのインジケーターです。
英語では「Heiken Ashi Smoothed」と表記されることが多く、MT4のカスタムインジケーターでもよく見かけます。
通常の平均足でもローソク足よりは滑らかに見えますが、平均足スムーズドはそこに移動平均線のような平滑化を加えるため、さらにノイズが少ない表示になります。
平均足スムーズドの特徴
平均足スムーズドは、トレンドの方向をかなり見やすくしてくれます。
短期的な上下動をあまり拾わないため、一度方向が出ると同じ色が長く続きやすいです。スイングトレードや上位足の方向確認には使いやすいタイプです。
| 種類 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 通常の平均足 | 反応が比較的早く、色変化も確認しやすい | レンジでは色が変わりやすい |
| 平均足スムーズド | 表示が滑らかで、トレンド継続を見やすい | 反応が遅くなりやすい |
| サイン付き平均足 | 矢印やドットで転換候補を確認できる | サインだけで入ると高値づかみになりやすい |
平均足スムーズドが向いている使い方
平均足スムーズドは、短期売買で細かくエントリーするよりも、大きな流れを確認する使い方に向いています。
たとえば、1時間足や4時間足で平均足スムーズドの方向を確認し、15分足や5分足で押し目・戻りを探すような使い方です。
スムーズド型は見た目がきれいなので、初心者ほど「これだけで勝てそう」と感じやすいですが、実際には反応の遅さがあります。
色が変わった瞬間に入るのではなく、方向確認のフィルターとして使うほうが安定しやすいです。
平均足スムーズドが苦手な場面
平均足スムーズドが苦手なのは、方向感のないレンジ相場や、1分足・5分足のような短期足での細かい売買です。
滑らかに表示されるぶん、相場の初動には遅れやすく、レンジでは遅れて色が変わってから反対方向に戻されることがあります。
平均足スムーズドを使う場合は、現在価格、ローソク足、水平線、移動平均線なども合わせて確認したほうが良いです。
MT4で使える平均足インジケーター10選を紹介
ここからは、MT4で使える平均足インジケーターを紹介します。
紹介部分は、インジケーターごとの特徴、実際の使い方、注意点を中心にまとめています。
平均足とT3移動平均線の組み合わせ「heiken-ashi-ma-t3-new-indicator」

heiken-ashi-ma-t3-new-indicatorは、平均足とT3移動平均を組み合わせて、トレンド方向を見やすくしてくれるMT4インジケーターです。
平均足だけでも方向感はつかめますが、T3移動平均が加わることで、より滑らかなトレンド判定がしやすくなります。
チャート上には色付きバー、シグナルドット、矢印などが表示されます。
平均足の色変化だけでなく、視覚的なサインも確認できるので、今の相場が上方向なのか下方向なのかを見つけやすいです。
heiken-ashi-ma-t3-new-indicatorは、平均足を使ってトレンド方向を確認しながら、T3移動平均で流れをならして見たい人に向いています。
サインが出た場所だけで飛び乗るより、サイン発生後に押し目や戻りを待つほうが使いやすいです。
実戦では、トレンドが出ている場面で使うほうが特徴を活かしやすいです。
レンジの中央付近ではサインが出ても伸びにくいことがあるため、水平線や上位足の方向も合わせて確認したほうが良いです。
特に15分足以上で方向を見ながら、短期足でタイミングを取る使い方がしやすい印象です。
平均足の色、T3移動平均の向き、直近高値・安値の位置を合わせて見ると、無理なエントリーを減らしやすくなります。
相場の天底を狙うサインツール「Action Trade」

Action Tradeは、平均足と複数のオシレーターを使って、反転候補をチャート上に表示してくれるサインツールです。
平均足というと順張りのイメージが強いですが、このインジケーターは天井圏・底値圏の反転も意識した作りになっています。
チャート上にサインが表示されるため、どこで反転の可能性があるのかを視覚的に確認できます。
ただし、反転系のサインは、強いトレンド相場では早く出すぎることがあります。
Action Tradeは、サインが出た瞬間にエントリーするというより、反転候補を見つけるための補助として使うほうが向いています。
サインの位置が水平線、直近高値・安値、ローソク足の反転形状と重なるかを確認すると、無駄なエントリーを減らしやすくなります。
たとえば、上昇トレンドが強い場面で売りサインが出ても、そのまま踏み上げられることがあります。
逆に、下降トレンドが強い場面で買いサインが出ても、さらに下げることがあります。
そのため、Action Tradeは逆張りのエントリーサインとして見るよりも、「そろそろ反転するかもしれない場所」を見つけるためのツールとして使うほうが扱いやすいです。
特に、レンジ上限や下限、上位足の節目と重なった時に注目すると使いやすくなります。
平均足の描写サイズを自動調整してくれる「Heiken_Ashi_AutoWidth」
Heiken_Ashi_AutoWidthは、MT4標準の平均足をより見やすく使うためのインジケーターです。
MT4には標準で平均足が入っていますが、チャートの拡大・縮小によって平均足の幅がローソク足と合わず、見づらくなることがあります。
このインジケーターは、平均足の描写サイズを自動で調整してくれるため、標準平均足を使うときのストレスを減らしてくれます。
さらに、チャート左下のボタンで平均足の表示オン・オフを切り替えられるのも便利です。
Heiken_Ashi_AutoWidthは、平均足の基本を確認したい人に向いています。
余計なサインを出さず、平均足そのものの色変化やヒゲの出方を観察しやすいので、平均足の練習用としても使いやすいです。
平均足を学び始めたばかりの人は、いきなり矢印サイン付きのインジケーターを使うより、まず平均足の色変化やヒゲの出方を観察したほうが理解しやすいです。
このインジケーターは、そうした基本確認に向いています。
平均足を表示してトレンド方向を確認し、必要なときだけ通常のローソク足に戻して細かい値動きを見る。
この切り替えがしやすいので、平均足とローソク足を併用したい人にはかなり使いやすいです。
平均足をサブチャートに表示してくれる「new-heiken-ashi-indicator」

new-heiken-ashi-indicatorは、平均足をメインチャートではなくサブチャートに表示してくれるMT4インジケーターです。
平均足の方向は見たいけれど、ローソク足の形もそのまま確認したい人に向いています。
MT4標準の平均足はメインチャートに重ねて表示するため、ローソク足の形が見えにくくなることがあります。
特に、ピンバー、包み足、はらみ足、直近高値・安値の抜け方などを見たい場合、平均足が前面に出ると少し判断しづらくなります。
new-heiken-ashi-indicatorは、平均足を環境認識として使いたい人に便利です。
メインチャートでは通常のローソク足を見ながら、サブチャートで平均足の色を確認できます。
平均足の方向とローソク足のエントリー位置を分けて考えやすいのが、このインジケーターの大きなメリットです。
使い方としては、サブチャートの平均足が上昇色で続いている間は、メインチャート側で買いの押し目を探します。
反対に、平均足が下降色で続いている間は、戻り売りを優先するような見方ができます。
色が変わった瞬間に飛び乗るよりも、平均足で方向を確認し、ローソク足でエントリー位置を詰めるほうが実戦では扱いやすいです。
平均足は現在価格とズレることがあるため、サブチャート表示にしておくと、その弱点も理解しながら使いやすくなります。
ADXと平均足でトレンドを分析する「ADX MTF Trend Indicator」

ADX MTF Trend Indicatorは、平均足とADXをもとにトレンド方向を表示してくれるMT4インジケーターです。
メインチャートに平均足を直接表示するタイプではなく、サブチャートにヒストグラムのような形で方向を表示します。
平均足はトレンド方向を見やすくしてくれますが、レンジ相場では色が頻繁に変わりやすくなります。
そこでADXの考え方を組み合わせることで、単なる色変化だけではなく、トレンドの有無や方向感も意識しやすくなります。
| 確認ポイント | 見方 | 注意点 |
|---|---|---|
| ヒストグラムの色 | 上昇・下降の方向を確認 | 色だけで即エントリーしない |
| 0ラインとの位置 | 方向転換の候補を見る | レンジでは頻繁に変化しやすい |
| 上位足の流れ | 短期足と上位足の方向が合うか確認 | 逆方向なら無理に入らない |
このインジケーターは、逆張りの天底を狙うというより、順張りの方向確認に向いています。
たとえば、1時間足で上方向の判定が続いているときに、15分足で押し目を探すような使い方です。
ADX MTF Trend Indicatorは、平均足の方向とトレンドの強さをまとめて見たい人に向いています。
短期足だけで判断すると、上位足の戻りに乗ってしまうことがあります。
上位足と短期足の方向がそろっている場面だけに絞ると、無理な逆張りを減らしやすくなります。
ただし、ADX系の判定も万能ではありません。
レンジからトレンドに移る初動や、トレンド終盤では少し遅れて見えることがあります。
そのため、水平線や直近高値・安値も合わせて確認したほうが良いです。
平均足の状態を一覧表示してくれる「MTF Multi Signal Multi Pair HA v2」

MTF Multi Signal Multi Pair HA v2は、複数通貨・複数時間足の平均足状態を一覧で表示してくれるパネル型インジケーターです。
チャート右上にパネルが表示され、各通貨ペアや時間足の平均足が上昇状態なのか下降状態なのかを色で確認できます。
平均足は単体のチャートで見るだけでも便利ですが、複数通貨を監視するときにもかなり役立ちます。
ドル円、ユーロドル、ポンド円、ゴールドなどを同時に見ていると、どの通貨が今動き始めているのか分かりにくくなることがあります。
このインジケーターを使うと、平均足の色がそろっている通貨を見つけやすくなります。
短期足だけでなく、上位足の状態も一覧で見られるため、トレンド方向がそろっている通貨を探す時に便利です。
| 色のそろい方 | 相場の見方 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 短期足だけ色が変わる | 一時的な戻りや初動の可能性 | 上位足の方向を確認する |
| 短期足と中期足が同じ色 | 方向感が出始めている可能性 | 押し目・戻りを待つ |
| 複数時間足が同じ色 | トレンドがそろっている可能性 | 順張り候補として監視する |
MTF Multi Signal Multi Pair HA v2は、エントリーサインとして使うより、監視通貨を絞るために使うほうが向いています。
複数時間足で平均足の色がそろっている通貨を見つけ、その通貨だけチャートを開いて、水平線やローソク足でエントリーを組み立てる流れです。
色がそろった時点では、すでにある程度動いていることもあります。
そのため、パネルで通貨を見つけたら、すぐに飛び乗るのではなく、押し目や戻りを待つ意識が大切です。
フィボ太郎さんの水平線などと組み合わせると、方向確認とエントリー位置の整理がしやすくなります。
FX向け平均足とATRを使った順張りサインインジケーター「ATRTH」

ATRTHは、平均足とハル移動平均線、ATRを組み合わせた順張り型のサインインジケーターです。
平均足でトレンド方向を確認しながら、ATRを使ってトレーリングストップの目安も見られるため、エントリー後の管理まで意識しやすいタイプです。
平均足系のインジケーターは、方向確認には便利ですが、どこで逃げるかが曖昧になりやすいです。
ATRTHでは、ATRをもとにしたラインを参考にすることで、損切りや利確の目安を作りやすくなります。
| 使い方 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 順張りエントリー | 平均足やHMAの方向に沿って入る | レンジ中央では見送りやすい |
| トレーリング管理 | ATRラインを手仕舞い目安にする | 急変動時はズレることがある |
| ドテン判断 | 反対方向のサインで転換を見る | サイン連発時は無理に追わない |
ATRTHは、平均足で方向を見ながら、ATRで利確や損切りの目安も確認したい人に向いています。
トレンド相場では使いやすい一方で、値幅のないレンジ相場ではサインが忙しくなりやすいです。
使い方としては、背景色や平均足系ラインの方向を確認しながら、トレンドが出ている場面だけ順張りで使うのが分かりやすいです。
エントリー後は、ATRラインを手仕舞いの目安として追いかけると、早すぎる利確を抑えやすくなります。
ただし、経済指標や急変動の場面では、ATRラインの反応が追いつかないこともあります。
重要指標前後に放置するような使い方は避け、ボラティリティが出ている時間帯や、明確なブレイク後の流れに乗る場面で使うほうが特徴を活かしやすいです。
スーパートレンドと平均足ロジックの組み合わせ「HA ( apb + supertrend )」

HA ( apb + supertrend )は、APB系の平均足ロジックとスーパートレンドを組み合わせたMT4インジケーターです。
通常の平均足とは少し色の切り替わり方が違い、トレンド方向をフィルターして見るような使い方ができます。
APBは平均足に近い考え方で、ローソク足の細かいノイズを減らしながら、相場の方向を見やすくするためのロジックです。
そこにスーパートレンドが加わることで、上昇・下降の切り替わりをチャート上で確認しやすくなっています。
HA ( apb + supertrend )は、平均足だけでは方向判断が少し不安な人に向いています。
APBの色とスーパートレンドの方向を合わせて見ることで、順張り方向を確認しやすくなります。
使い方としては、APBの色が上昇方向に変わり、スーパートレンドも同じ方向を示している場面を確認します。
そのうえで、直近高値を抜けた後の押し目や、移動平均線付近まで戻した場面を狙うと、飛び乗りを避けやすくなります。
一方で、横ばい相場では色変化が増えやすく、スーパートレンド系のインジケーターも反転を繰り返しやすくなります。
そのため、レンジの中央でサインが出た場合は無理に入らず、直近高値・安値を抜けるかどうかを見たほうが良いです。
トレンドが出ている時はかなり見やすいインジケーターですが、相場の場所を確認せずに使うと、色変化に振り回されることがあります。
1時間足や4時間足で大きな方向を確認し、短期足では押し目・戻りを待つ使い方が向いています。
3つのロジックが入った平均足スムーズドサインツール「Ruin and Debt」

Ruin and Debtは、平均足スムーズドにパラボリックを組み合わせたサインツールです。
移動平均線から平均足を求めるような考え方が使われており、通常の平均足よりも滑らかにトレンド方向を確認できます。
パラメータからslow、mid、fastの3種類を選べるため、通貨ペアや時間足に合わせてサインの反応速度を調整できます。
サインの数を増やしたい場合はfast寄り、ノイズを減らしたい場合はslow寄りという考え方になります。
| 設定タイプ | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| fast | 反応が早く、サインが増えやすい | 短期足での確認向け |
| mid | 反応と安定感のバランス型 | デイトレード向け |
| slow | ノイズを抑えやすいが反応は遅め | スイングや上位足確認向け |
Ruin and Debtは、平均足スムーズドの滑らかさを活かして、トレンド方向を落ち着いて見たい人に向いています。
短期の初動を取るというより、方向が出ている相場で流れに乗るための確認ツールとして使いやすいです。
fastはサインが増えやすく、短期足では魅力的に見えますが、レンジではかなり忙しくなります。slowはダマシを減らしやすい反面、エントリーが遅れやすいです。
平均足スムーズドは、見た目がかなりきれいに見えるため、初心者ほど「これだけで勝てそう」と感じやすいです。
ただ、滑らかにするほど反応は遅れます。
そのため、サインが出た瞬間に飛び乗るより、上位足の方向確認や保有判断の補助として使うほうが合う場面も多いです。
通貨ペアによっては、トレンドの切り替わりでかなり見やすいサインが出ます。
ただし、レンジ相場ではサインが連発することもあるため、直近高値・安値や移動平均線と組み合わせて使ったほうが判断しやすくなります。
平均足とケルトナーチャネルを使ったサインツール「Devil_Reaper」

Devil_Reaperは、平均足とケルトナーチャネルを組み合わせたMT4インジケーターです。
3本のバンドを使ったチャネルと平均足ロジックを組み合わせ、主に反転候補やボラティリティのある場面を確認するために使われます。
もともとはゴールドや仮想通貨のような値動きの大きい銘柄も意識されたインジケーターです。
FXの通常通貨ペアで使う場合は、そのまま使うのではなく、必ず過去チャートやデモ口座で相性を確認したほうが良いです。
Devil_Reaperは、平均足とチャネルを組み合わせて反転候補を見たい人に向いています。
ただし、強いトレンド中の逆張りサインは早く出ることがあるため、サインだけで入る使い方は注意が必要です。
ケルトナーチャネルは、相場の値幅やトレンドの広がりを確認しやすいチャネル系の考え方です。
価格がバンド付近まで動いた場面や、反転の可能性がある場所を見つけるときに役立ちます。
| 相場状況 | 相性 | 使い方の目安 |
|---|---|---|
| レンジ上限・下限 | 比較的使いやすい | 反転候補として確認 |
| 強いブレイク直後 | 注意が必要 | 逆張りサインは見送りやすい |
| ボラティリティが大きい相場 | 検証が必要 | 通貨ペアごとに相性を確認 |
特にゴールド、ビットコイン系、ポンド系のようにボラティリティが大きい銘柄では、ハマる場面と逆行する場面の差が出やすいです。
バンド外側でサインが出ても、トレンドが強いとそのまま伸びることがあります。
このインジケーターは、初心者が最初に使う平均足インジケーターというより、平均足とチャネルを組み合わせて反転ポイントの候補を見たい人向けです。
サインだけでなく、上位足の方向、直近のレジサポ、ボラティリティの広がりも一緒に確認したほうが扱いやすくなります。
平均足インジケーターの選び方
平均足インジケーターは種類が多いですが、最初からサイン付きのものを選ぶより、自分が何を見たいのかで選んだほうが失敗しにくいです。
平均足そのものを学びたいのか、ローソク足と併用したいのか、複数通貨を監視したいのか、サインを参考にしたいのかで選ぶべきインジケーターは変わります。
| 目的 | 使いやすいタイプ | 理由 |
|---|---|---|
| 平均足の基本を覚えたい | Heiken_Ashi_AutoWidth | 標準平均足に近く、表示切り替えもしやすい |
| ローソク足も同時に見たい | new-heiken-ashi-indicator | サブチャート表示でメインチャートを邪魔しにくい |
| 通貨選定に使いたい | MTF Multi Signal Multi Pair HA v2 | 複数通貨・複数時間足の方向を一覧で見られる |
| トレンドの強さも見たい | ADX MTF Trend Indicator | 平均足とADXを組み合わせて方向感を確認できる |
| サインも参考にしたい | ATRTH、Ruin and Debt | 順張りやトレーリング管理に使いやすい |
個人的に、平均足に慣れていない人は、まずローソク足を残したまま平均足を確認できるタイプから入るのが良いと思います。
平均足は現在価格とズレることがあるため、そのズレを見ながら使うほうが理解しやすいです。
サイン付きインジケーターは便利ですが、平均足の仕組みを知らないまま使うと、矢印が出た場所だけを追いかける使い方になりやすいです。
まずは平均足の色変化、ヒゲの出方、ローソク足とのズレを確認してから、サイン系に進むほうが安定します。
平均足インジケーターを使った基本的な見方
平均足インジケーターは、チャートに表示するだけでトレンド方向が見やすくなります。
ただし、平均足の色だけを見てエントリーするのは少し危険です。
平均足は、実際のローソク足をそのまま表示しているわけではなく、価格を平均化して表示しています。
そのため、見た目はきれいでも、色が変わった時にはすでに価格が大きく動いていることがあります。
平均足の色でトレンド方向を見る
平均足の基本は、色の連続を見ることです。
上昇色が続いている場合は、上方向の流れが続いている可能性があります。
下降色が続いている場合は、下方向の流れが続いている可能性があります。
| 平均足の状態 | 相場の見方 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 上昇色が連続 | 買い方向の流れが出ている | 押し目買いを検討しやすい |
| 下降色が連続 | 売り方向の流れが出ている | 戻り売りを検討しやすい |
| 色が頻繁に変わる | 方向感が弱い | レンジの可能性を考える |
| 実体が短くなる | 勢いが弱まっている | 利確や様子見を考える |
平均足は、トレンドが出ている時ほど見やすくなります。
逆に、レンジ相場では色がコロコロ変わりやすく、平均足の良さが出にくくなります。
ヒゲの出方で勢いの変化を見る
平均足では、ヒゲの出方も重要です。
上昇中に下ヒゲが少なく、上方向に実体が伸びている場合は、買いの勢いが続いていると判断しやすいです。
反対に、上昇中なのに下ヒゲが目立ち始めると、上昇の勢いが弱まっている可能性があります。
下降中も同じです。
下方向に実体が伸び、上ヒゲが少ない場合は売りの流れが続いていると見やすくなります。
しかし、下降中に上ヒゲが目立ち始めると、売りの勢いが弱くなっている可能性があります。
| 平均足の形 | 見方 |
|---|---|
| 上昇色で下ヒゲが少ない | 上昇の勢いが強い可能性 |
| 上昇色で下ヒゲが増える | 上昇の勢いが弱まっている可能性 |
| 下降色で上ヒゲが少ない | 下降の勢いが強い可能性 |
| 下降色で上ヒゲが増える | 下降の勢いが弱まっている可能性 |
ただし、ヒゲの見方も平均足単体では判断しきれません。
直近の高値安値、水平線、移動平均線、ボリンジャーバンドなどと組み合わせて見ると、判断がかなり整理しやすくなります。
平均足だけでエントリーしないほうがいい理由
平均足は方向確認に便利ですが、エントリーの細かい価格判断には向かない場面があります。
理由は、平均足が実際の価格そのものではないからです。
平均足の色が上昇に変わった時点で、実際のローソク足はすでに直近高値の近くまで上がっていることがあります。
平均足は、エントリーの合図というより、トレード方向を決めるためのフィルターとして使うほうが安定しやすいです。
買いを狙うなら平均足が上昇方向の時だけ。
売りを狙うなら平均足が下降方向の時だけ。
このように使うと、無理な逆張りを減らしやすくなります。
平均足で方向を確認し、実際のエントリーはローソク足や水平線で判断する。
これが、平均足を使う時にかなり大事な考え方です。
平均足インジケーターと相性の良い組み合わせ
平均足は単体でも使えますが、他のインジケーターや分析方法と組み合わせると、かなり扱いやすくなります。
特に、現在価格を確認しやすいローソク足、相場の節目を確認する水平線、方向感を見る移動平均線とは相性が良いです。
ローソク足と組み合わせる
平均足はトレンド方向を見るのに便利ですが、実際のエントリー価格はローソク足で確認したほうが良いです。
たとえば、平均足が上昇色に変わっていても、ローソク足が直近高値のすぐ下にあるなら、そこで買いを追いかけるのは少し怖いです。
逆に、平均足が下降色に変わっていても、ローソク足が強いサポートラインのすぐ上にあるなら、すぐ売るのは危険です。
平均足で方向を見て、ローソク足で場所を見る。
この分担ができると、平均足の使い方はかなり安定します。
移動平均線と組み合わせる
平均足と移動平均線の組み合わせも使いやすいです。
たとえば、価格が200EMAより上にあり、平均足も上昇色で続いている場合は、買い方向を優先しやすくなります。
反対に、価格が200EMAより下にあり、平均足も下降色で続いている場合は、売り方向を優先しやすくなります。
| 条件 | 見方 | 狙いやすい方向 |
|---|---|---|
| 価格が移動平均線より上 | 上方向の流れを意識 | 買い優先 |
| 価格が移動平均線より下 | 下方向の流れを意識 | 売り優先 |
| 平均足と移動平均線の方向が一致 | トレンド方向がそろっている可能性 | 順張り候補 |
| 平均足と移動平均線の方向が不一致 | 方向感が弱い可能性 | 見送りも検討 |
平均足の色だけでなく、移動平均線の傾きや価格の位置も見ることで、レンジ相場での無駄なエントリーを減らしやすくなります。
水平線と組み合わせる
平均足を使う時に、水平線はかなり重要です。
平均足が上昇色でも、すぐ上に日足高値や週足高値があれば、買いを追いかけにくいです。
反対に、平均足が下降色でも、すぐ下に強いサポートがあれば、売りを追いかけにくくなります。
平均足は方向を見やすくしてくれますが、どこで止まりやすいかまでは教えてくれません。
そのため、水平線を使って「相場の場所」を確認することが大事です。
特に、前日高値・前日安値、週足高値・週足安値、直近の目立つ高値安値は、平均足と一緒に見ておきたいポイントです。
MT4に平均足インジケーターを導入する方法
MT4のカスタム平均足インジケーターは、ファイルを正しいフォルダに入れることで使えるようになります。
基本的な流れは、他のMT4インジケーターと同じです。
インジケーターファイルを入手する
まず、使いたい平均足インジケーターのファイルを入手します。
MT4のインジケーターファイルは、主に「.ex4」または「.mq4」という形式になっています。
配布ページからファイルをダウンロードしたら、どこに保存したか分かる場所に置いておきます。
MT4のデータフォルダを開く
MT4を起動し、上部メニューの「ファイル」から「データフォルダを開く」を選びます。
データフォルダが開いたら、「MQL4」フォルダを開き、その中にある「Indicators」フォルダを開きます。
このIndicatorsフォルダが、カスタムインジケーターを入れる場所です。
Indicatorsフォルダにファイルを入れる
ダウンロードした平均足インジケーターのファイルを、Indicatorsフォルダにコピーします。
そのあと、MT4を再起動するか、ナビゲーターウィンドウ上で右クリックして「更新」を押します。
ナビゲーター内にインジケーター名が表示されれば、チャートにドラッグ&ドロップして使えるようになります。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 平均足インジケーターのファイルをダウンロードする |
| 2 | MT4の「データフォルダを開く」を選ぶ |
| 3 | MQL4フォルダ内のIndicatorsフォルダを開く |
| 4 | Indicatorsフォルダにファイルをコピーする |
| 5 | MT4を再起動、またはナビゲーターを更新する |
| 6 | チャートにインジケーターを適用する |
表示されない時に確認すること
インジケーターを入れたのに表示されない場合は、いくつか確認するポイントがあります。
まず、ファイルを入れる場所が間違っていないか確認します。
MT4には複数のデータフォルダが存在することがあるため、必ずMT4のメニューから開いたデータフォルダに入れることが大事です。
次に、ファイル形式を確認します。
MT5用のインジケーターはMT4では動きません。
MT4で使う場合は、MT4用のex4またはmq4ファイルが必要です。
また、インジケーターによっては、DLLの使用許可や外部ファイルが必要な場合があります。
表示されない場合は、配布ページの説明も確認してください。
平均足インジケーターを使う時の注意点
平均足インジケーターは便利ですが、使い方を間違えるとエントリーが遅れたり、レンジで振り回されたりします。
特に、色変わりだけで判断する使い方は注意が必要です。
色が変わった瞬間に飛び乗らない
平均足の色が変わると、トレンド転換のように見えます。
しかし、平均足は価格を平均化しているため、色が変わった時には実際の価格がすでに動いていることがあります。
特に平均足スムーズドでは、この遅れがさらに大きくなりやすいです。
色変わりはエントリーの合図ではなく、「方向が変わったかもしれない」という確認材料として見るほうが良いです。
レンジ相場ではダマシが増えやすい
平均足はトレンド相場で見やすいインジケーターです。
反対に、レンジ相場では色が頻繁に変わりやすく、買ったら下がる、売ったら上がるという動きになりやすいです。
平均足の色が何度も切り替わる場面では、無理にエントリーしないほうが良いです。
レンジ上限・下限を確認し、方向感が出るまで待つのも大事です。
現在価格はローソク足で確認する
平均足は実際のローソク足とは違う計算で表示されています。
そのため、平均足だけを見て損切り位置や利確位置を決めると、実際の価格感覚とズレることがあります。
エントリーする時は、平均足だけでなく、通常のローソク足も確認してください。
特に短期売買では、現在価格とのズレが成績に直結しやすいです。
平均足は方向確認、ローソク足は価格確認という役割で分けると使いやすくなります。
平均足インジケーターに関するよくある質問
MT4標準の平均足はシンプルに平均足を表示するだけですが、カスタム平均足インジケーターには表示オンオフ、サブチャート表示、複数時間足表示、矢印サイン、アラートなどの機能が付いているものがあります。標準平均足で基本を覚え、必要に応じてカスタム版を使う流れが分かりやすいです。
平均足スムーズドは通常の平均足より滑らかに表示されるため、トレンド方向は見やすくなります。ただし、反応は遅くなりやすいです。ダマシを減らしやすい反面、エントリーが遅れることもあるため、勝ちやすいというより、上位足の方向確認や保有判断に使いやすいタイプです。
平均足だけでエントリーするのはあまりおすすめしません。平均足は実際の価格をそのまま表示しているわけではないため、現在価格とズレることがあります。方向確認は平均足、エントリー位置や損切り位置はローソク足や水平線で確認するほうが使いやすいです。
使えますが、短期足では遅れが目立ちやすいです。1分足や5分足で使う場合は、平均足の色変化だけで入らず、現在価格、スプレッド、直近高値安値、上位足の方向を確認したほうが良いです。平均足はスキャルピングではメインサインというより、方向フィルターとして使うほうが向いています。
スマホ版MT4では、外部のカスタムインジケーターを追加することはできません。カスタム平均足インジケーターを使いたい場合は、PC版MT4を使う必要があります。スマホでは、アプリ内で使える標準機能の範囲で確認する形になります。
まとめ|平均足インジケーターは方向確認に使うと扱いやすい
平均足は、MT4でトレンド方向を確認する時にかなり使いやすいインジケーターです。
ローソク足よりも細かいノイズが減るため、上昇・下降の流れを視覚的に判断しやすくなります。
一方で、平均足は実際の価格をそのまま表示しているわけではありません。
色が変わった時には、すでに価格が大きく動いていることもあります。
そのため、平均足だけでエントリーするより、ローソク足や水平線と組み合わせて使うほうが現実的です。
今回紹介した中で、平均足の基本を確認したいなら「Heiken_Ashi_AutoWidth」、ローソク足と併用したいなら「new-heiken-ashi-indicator」、複数通貨を監視したいなら「MTF Multi Signal Multi Pair HA v2」が使いやすいです。
サイン付きの平均足インジケーターは便利ですが、矢印だけを追いかけるとレンジ相場で振り回されやすくなります。
まずは平均足の色変化、ヒゲの出方、ローソク足とのズレを確認しながら、自分のトレードスタイルに合うものを選ぶのが良いです。









