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トレードはトレンドを狙えば大きく勝てる
相場においてトレンドは全体の2~3割程度と言われており、ほとんどはレンジで構成されています。
トレンド中、戦略の基本は順張りで、レンジ中の基本は逆張りとなりますが、順張りはエントリーした瞬間に利益となりますが、逆張りはエントリーした瞬間にマイナスとなることが多いため、海外では順張りが安全で初心者にも好まれます。
しかしトレンドの初動は様々な要因で決まるためなかなか捕まえることができません。
そこでこの記事前半では、トレンドの初動を見つけることができる便利なインジケーターを、後半ではトレンド転換を利用したサインツールをご紹介していきます。
トレンド転換を見つけるインジケーター特集
ラインブレイクでトレンド判断「kase devstop original」
kase devstop original の使い方はシンプルで、ローソク足が青線の上なら上昇トレンド、青線の下にローソクがあるなら下降トレンドです。
赤点線はボリンジャーバンドのような標準偏差で、バンドウォークの判断や、直近の動きがどこまでの押しを作るかの判断に使います。また、青ラインブレイクの後ローソク5~6本を過ぎてから赤点線に角度がついていればトレンド発生と判断します。
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高値安値の更新頻度からトレンドを見つける「Aroon Up & Down」
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「Aroon Up & Down」は一定期間の高値安値の更新頻度からトレンドを見つけるインジケーターです。
サブチャートに青と赤のラインが表示されますので、赤いラインを青いラインが下から上に抜けたら買いトレンド転換、青いラインを赤いラインが下から上に突き抜けたら売り転換の合図です。
その後、Aroon Up & Downの値が100%の値まであがれば、そのトレンドは強くなる可能性が高いです。
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ヒストグラムの色でトレンドを判断「Waddah Attar Explosion」
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Waddah Attar Explosionはヒストグラムの色で状況を判断します。
オレンジのヒストグラムは売りゾーン、青いヒストグラムは買いゾーン。色が入れ替わる白い丸の箇所は一旦ポジションを閉じる場所です。
ヒストグラムの高さはボラティリティも表しているのでなるべくボリュームがあるところでトレードをします。
基本的には単体で使うのではなくプライスアクションなどと組み合わせるタイプのオシレーターです。
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全通貨のパターンを監視するインジケーター
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こちらは全通貨のダブルボトムや三尊などのローソク足パターンを監視し、トレンド転換を教えてくれるインジケーターです。もちろん監視範囲は通貨ペアと時間足から変更が可能です。
このシリーズは他にも種類があり、例えばレンジブレイクした通貨を監視や、プライスアクションなどを監視して教えてくれるものもあり、下記の記事で紹介しています。
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パラボリックとカウフマンの適応移動平均線でトレンドを判断する「Parabolic SAR of KAMA」
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EMAよりもダマシが少ないカウフマンの適応移動平均線とパラボリックを使ってトレンド判断をする「Parabolic SAR of KAMA」インジケーターです。
パラボリックと適応移動平均線の条件が一致したところで、上昇トレンドは青色、下降トレンドは赤色に変わりますので視覚的に判断がしやすいインジケーターです。
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5本の移動平均線でトレンドを判断「MA Fibo Fan MTF AIS+TT」
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5つの移動平均線を利用してトレンドを視覚的に判断してくれるインジケーターです。
移動平均線の間のゾーンは4種類の色に塗られ、トレンド方向と強弱を表示します。
マルチタイムフレームに対応しているので、ひとつ上の時間軸を表示させるとダマシが減って使いやすいです。
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トレンド転換を狙うサインツール
1から13の数字でトレンドを判断「TD Sequential」
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こちらは非常に珍しいタイプのインジケーターで、ローソク足に1から9までと1から13までの数値がでる2つのロジックが内包されており、9と13のローソクが点灯したらトレンド転換を示唆しているので逆張りエントリーしていきます。
海外ではとても有名なツールで実績もありますが、日本での知名度は低めです。
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トレンドの上下をバーの色でお知らせ「Binary Code Indicator」
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「Binary Code Indicator」はバイナリー(0か1)の2択でトレンドの上下をサブチャートに表示してくれるインジケーターです。
サブチャートには緑と赤の2色のみの表示、レンジ判断はされません。
単体で使うには少々厳しいですが、水平線などの抵抗帯と合わせて使うことが推奨されています。
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ドンチャン手法の最高峰「Take_Propips_DTPro」
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
こちらはドンチャンチャンネルをベースとしたインジケーターで、トレンドの転換ではサインが出て教えてくれます。
ドテンエントリーが基本ですので、ポジションは基本的には常に持ちっぱなしです。
補助としてチャート上に各通貨の勝率が表示されますが、一般の開発者では作れないレベルまで作り込まれており、触って見るだけでもおすすめのインジケーターです。
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ハーフトレンドとADRを使った「IFX_Trend_Line」
ハーフトレンドとADR(1日の平均レンジ幅)をベースにし、ラインブレイクでトレンド判断とします。
通常のハーフトレンドよりも反応が早いのでそれだけ切り替わりの初動を狙えますが、ダマシも多くなりますので期間などを調整して通貨ごとに適正値を見つけると上手く動くようになります。
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レンジを感知してブレイクでトレンド転換を察知「PZ_DayTrading」
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トレンド転換を感知してくれるインジケーターです。
レンジを測定してそのブレイクでエントリーサインがですが、天底でしばしばサインが出ますので、使い方によってはかなり優秀なインジケーターで、その他のインジケーターを組み合わせた手法も多数開発されています。
自動売買で拾えるサインがでますので、バイナリーオプションでの自動売買化が可能なサインツールです。
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トレンドの切替時にドテンエントリー「block_Entry」
こちらはボックスでトレンドを判断してくれるインジケーターです。基本的にポジションを持ちっぱなしのドテンエントリーとなります。
トレンド判断のロジックは不明ですが、視覚的に見やすく、初心者さんにおすすめのインジケーターです。
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ノンリペイントスーパートレンド「Non Repainting SuperTrend_alerts」
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スーパートレンドは、「相場が活性化した時にこれまでのトレンドと逆に動いたら、そこはトレンドの転換点になる可能性が高いよね」という考えに基づいたインジケーターです。
エントリーサインが表示されますが、ロジックの特性上売りと買いが交互に出るドテンタイプです。
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トレンド転換を見つけるインジケーター特集 まとめ
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