MT4高値安値インジケーター14選|直近ライン・前日高値安値を自動表示
この記事では、MT4で使える高値安値インジケーターを目的別にまとめています。
- ローソク足の高値安値を表示したい人向けのインジケーター
- 直近高値安値や前日高値安値を自動表示するインジケーター
- 上位足の高値安値を下位足チャートに表示するインジケーター
- 高値安値ブレイクや反発候補を見つけやすくするインジケーター
- ラインを増やしすぎず、実戦で使いやすくする選び方
MT4で裁量トレードをしていると、結局よく見るのは「高値」と「安値」です。
移動平均線やオシレーターを入れていても、価格が止まる場所は直近高値、直近安値、前日高値安値、週足や月足の節目だったりします。
ただ、毎回手動でラインを引くのは面倒です。複数通貨を見ている場合、前日高値安値、直近高値安値、上位足の高値安値を全部確認していると、それだけでかなり時間を使います。
そこで使いやすいのが、MT4の高値安値インジケーターです。
このページでは、個別インジケーターの細かいパラメータ説明までは深く入りすぎず、「どの目的ならどれを選ぶか」が分かるように整理しています。
- まず結論|MT4高値安値インジケーターは目的で選ぶ
- MT4高値安値インジケーターとは?
- MT4高値安値インジケーターおすすめ14選
- 直近高値安値の目安をバンドで表示「Recent High/Low Alert」
- 前日高値安値ブレイクを一覧表示「Yesterday Breakout button」
- 上位足の始値・高値・安値・終値を表示「Bigger TF OHLC dvl」
- 日足・週足・月足の高値安値を自動表示「Daily-Weekly-Monthly Hi-Low BT 1.01」
- ローソク足の高値安値にクリックでラインを表示「OnClickHighOrLowLinePlotter_BTEv」
- 当日・3日・1週間・1ヶ月の高値安値を表示「Brilliant Key SR Levels」
- 上位足の高値安値と30%・70%ラインを表示「Candle % MTF v1 nmc」
- 複数時間足の高値安値に水平線を引く「JustLine」
- 指定時間帯の高値安値から利確・損切りラインを表示「@FxArt.Trader_Hans_Indicator_x8」
- 高値安値ブレイクの失敗を一覧で見られる「Failed HiLo Dashboard」
- 高値安値が一致した価格にラインを引く「SR_Equal_HL」
- 前日高値安値+フィボナッチで利確損切りを表示「FiboCalc button」
- 前日高値安値から売買ゾーンを表示「Golden MA MTF TT [x5] button」
- HIGH-LOWバンドとZigZagを同時表示「High – low trend 3.01 button」
- MT4高値安値インジケーターの使い分け
- 直近高値安値インジケーターの使い方
- 前日高値安値インジケーターの使い方
- 上位足の高値安値を下位足に表示する重要性
- 高値安値インジケーターを使う時の注意点
- よくある質問
- まとめ|MT4高値安値インジケーターは目的別に選ぶ
まず結論|MT4高値安値インジケーターは目的で選ぶ
高値安値インジケーターは、どれも同じように見えますが、実際にはかなり役割が違います。
ローソク足ごとの高値安値を確認したいのか、前日高値安値を見たいのか、上位足の高値安値を下位足へ表示したいのかで、選ぶインジケーターは変わります。
| 目的 | 向いているインジケーター | 使いどころ |
|---|---|---|
| ローソク足の高値安値をその場で確認したい | OnClickHighOrLowLinePlotter_BTEv | 気になるローソク足に手早くラインを引きたい時 |
| 直近高値安値の目安を見たい | Recent High/Low Alert | 短期の上限・下限や反発候補を見たい時 |
| 前日高値安値を見たい | Yesterday Breakout button | 前日高値安値のブレイクを監視したい時 |
| 上位足の高値安値を表示したい | Bigger TF OHLC dvl | 5分足や15分足で上位足の節目を見たい時 |
| 日足・週足・月足の節目を見たい | Daily-Weekly-Monthly Hi-Low BT 1.01 | デイトレードやスイングで大きな節目を確認したい時 |
| 複数期間の高値安値をまとめて見たい | Brilliant Key SR Levels | 当日、3日、1週間、1ヶ月などの高値安値を一括表示したい時 |
| 波の高値安値からトレンドを見たい | High – low trend 3.01 button | ZigZagやバンドで相場の流れを見たい時 |
最初から全部入れる必要はありません。むしろ、高値安値系はラインが増えやすいので、入れすぎるとチャートが一気に読みにくくなります。
最初に選ぶなら、直近高値安値系を1つ、上位足高値安値系を1つで十分です。
たとえば、短期売買なら「Recent High/Low Alert」で直近の上下限を見ながら、「Bigger TF OHLC dvl」で上位足の高値安値を確認するくらいの構成が使いやすいです。
MT4高値安値インジケーターとは?
MT4高値安値インジケーターとは、チャート上の高値・安値を自動で検出し、ライン、ゾーン、ラベル、アラートなどで表示してくれるカスタムインジケーターです。
高値安値は、裁量トレードの基本です。
上昇トレンドなら高値と安値を切り上げ、下降トレンドなら高値と安値を切り下げます。レンジ相場なら、高値付近で売られ、安値付近で買われやすくなります。
高値安値インジケーターで見たいのは、単なる過去の価格ではありません。
多くのトレーダーが意識しやすい節目です。
前日高値安値、直近高値安値、日足や週足の高値安値、何度も止められている価格帯などは、反発やブレイクの判断材料になります。
MT4では標準機能でも水平線を引けますが、複数通貨や複数時間足を見ていると手間がかかります。
高値安値インジケーターを使うと、見落としやすい節目をチャート上に出せるため、環境認識がかなり楽になります。
MT4高値安値インジケーターおすすめ14選
ここから、MT4で使える高値安値インジケーターを紹介します。
このページはまとめ記事なので、各インジケーターの細かい設定やパラメータは個別記事へ回し、ここでは「何に向いているか」を中心に見ていきます。
直近高値安値の目安をバンドで表示「Recent High/Low Alert」

Recent High/Low Alertは、直近の高値安値をもとに、価格の上下にバンドのようなラインを表示してくれるMT4インジケーターです。
直近レンジの上限・下限を見たい時に使いやすく、スキャルピングや短期デイトレードと相性が良いです。
価格が上側のラインに近い時は買い追いを少し控え、下側のラインに近い時は売り追いを控える、といった見方ができます。
直近高値安値を自動で見たい人は、まずこのタイプから試すと分かりやすいです。
ただし、期間を短くしすぎるとノイズも拾いやすくなります。
Recent High/Low Alertの詳しい使い方はこちら
前日高値安値ブレイクを一覧表示「Yesterday Breakout button」

Yesterday Breakout buttonは、複数通貨の前日高値安値を監視し、前日高値を上抜けたのか、前日安値を下抜けたのかを一覧で確認できるMT4インジケーターです。
前日高値安値は、デイトレードでかなり意識されやすい節目です。
前日の高値を超えると買いが入りやすくなったり、売り方の損切りを巻き込んで動きが出ることがあります。反対に、前日安値を割ると売りの勢いが強まる場面もあります。
このインジケーターは、前日高値安値のブレイクを探す監視ツールとして使うのが自然です。
ただし、抜けた瞬間に飛び乗るのではなく、抜けたあとに押し戻されないかを見るほうが安定します。
Yesterday Breakout buttonの詳しい使い方はこちら
上位足の始値・高値・安値・終値を表示「Bigger TF OHLC dvl」

Bigger TF OHLC dvlは、上位足の始値・高値・安値・終値を下位足チャートに表示できるMT4インジケーターです。
高値安値だけでなく、始値や終値も同時に見られるため、上位足の4本値を意識したトレードに向いています。
短期足ではきれいに上昇しているように見えても、1時間足や日足の高値にぶつかっている場合、そこから反転することがあります。
下位足でエントリーを探す人ほど、上位足の高値安値は見ておきたいところです。
5分足でスキャルピングをする時に1時間足の高値安値を表示する、15分足でデイトレードをする時に日足の高値安値を表示する、といった使い方ができます。
日足・週足・月足の高値安値を自動表示「Daily-Weekly-Monthly Hi-Low BT 1.01」

Daily-Weekly-Monthly Hi-Low BT 1.01は、日足・週足・月足の高値安値をチャート上に表示してくれるMT4インジケーターです。
短期足でトレードしている時でも、大きな時間足の節目を見落としにくくなります。
前日高値・前日安値、週足高値・週足安値は、デイトレードでも意識されやすい価格です。価格がその付近に近づいた時だけでも、少し慎重に見ておく価値があります。
常に細かく見るというより、重要ラインの確認用として使いやすいインジケーターです。
ラインが多くて見づらい時は、必要な時だけ表示を切り替える使い方もできます。
Daily-Weekly-Monthly Hi-Low BT 1.01の詳しい使い方はこちら
ローソク足の高値安値にクリックでラインを表示「OnClickHighOrLowLinePlotter_BTEv」
OnClickHighOrLowLinePlotter_BTEvは、ローソク足をクリックして高値または安値に水平ラインを表示できるMT4インジケーターです。
自動で大量のラインを出すタイプではなく、「このローソク足の高値安値を確認したい」という場面で使いやすいです。
高値安値を完全自動で表示するというより、手動ライン作業を少し楽にする補助ツールに近い印象です。
向いているのは、ローソク足ごとの高値安値をピンポイントで確認したい人です。
チャートを見ながら気になった足だけにラインを引けるので、ラインだらけになりにくいのが使いやすいところです。
OnClickHighOrLowLinePlotter_BTEvの詳しい使い方はこちら
当日・3日・1週間・1ヶ月の高値安値を表示「Brilliant Key SR Levels」

Brilliant Key SR Levelsは、複数期間の高値安値ラインをまとめて表示できるMT4インジケーターです。
当日、3日、1週間、3週間、1ヶ月、3ヶ月など、期間ごとの高値安値を一括で確認できます。
期間が長い高値安値ほど、多くのトレーダーが意識しやすくなります。1分足の直近高値より、前日高値、週足高値、月足高値のほうが大きな節目になりやすい場面もあります。
デイトレードからスイングトレードまで使いやすいタイプです。
ただし、表示する期間を増やしすぎるとチャートが見づらくなるため、最初は使う期間を絞るのがおすすめです。
Brilliant Key SR Levelsの詳しい使い方はこちら
上位足の高値安値と30%・70%ラインを表示「Candle % MTF v1 nmc」
Candle % MTF v1 nmcは、上位足の高値安値を下位足チャートに表示できるMT4インジケーターです。
さらに30%・70%ラインも表示できるため、単純な高値安値だけでなく、上位足の値幅の中で今どのあたりにいるのかを確認しやすくなります。
5分足や15分足で短期売買をしている時に、1時間足や4時間足の高値安値を同時に見たい人に向いています。
短期足だけを見ていると、目の前の値動きに振り回されやすくなります。
上位足の高値付近で買いを追いかけない、上位足の安値付近で売りを追いかけない、という判断に使いやすいです。
Candle % MTF v1 nmcの詳しい使い方はこちら
複数時間足の高値安値に水平線を引く「JustLine」

JustLineは、複数時間足の高値安値に水平線を自動で引いてくれるMT4インジケーターです。
デフォルトでは、5分足、15分足、日足、週足、月足などの高値安値ラインを表示できます。
時間足ごとの節目をざっくり見たい人には便利ですが、全部のラインを表示するとチャートがかなり混みます。
スキャルピングなら5分足、15分足、1時間足。
デイトレードなら1時間足、4時間足、日足。
スイングなら日足、週足、月足。
このように、自分のトレード時間軸に合わせて表示ラインを絞ると使いやすくなります。
指定時間帯の高値安値から利確・損切りラインを表示「@FxArt.Trader_Hans_Indicator_x8」
@FxArt.Trader_Hans_Indicator_x8は、指定した時間帯の高値安値を基準に、利確や損切りの目安ラインを表示してくれるMT4インジケーターです。
東京時間やロンドン前のレンジを見て、その後のブレイクを確認したい時に使いやすいです。
ただ高値安値を表示するだけではなく、そこからどのあたりに利確候補や損切り候補を置くかまで見えるため、ブレイクアウト系のトレードと相性が良いです。
時間帯レンジの高値を上抜けた時、安値を下抜けた時に、どこまで狙うかをざっくり確認できます。
ただし、レンジを抜けた直後はダマシもあるため、抜けたラインがサポートやレジスタンスとして機能するかも見たいところです。
@FxArt.Trader_Hans_Indicator_x8の詳しい使い方はこちら
高値安値ブレイクの失敗を一覧で見られる「Failed HiLo Dashboard」
Failed HiLo Dashboardは、前の足の高値や安値を一度ブレイクしたあと、伸びきれずに失敗したパターンを確認できるMT4インジケーターです。
高値安値のブレイク成功ではなく、ブレイク失敗に注目しているのが特徴です。
高値を抜けたのに戻された場合は、買いの勢いが続かなかった可能性があります。安値を割ったのに戻された場合は、売りが続かなかった可能性があります。
ブレイクに飛び乗るのではなく、失敗した場所を反転候補として見るタイプです。
複数通貨・複数時間足で監視したい人には便利ですが、表示対象を増やしすぎると重く感じることがあります。
Failed HiLo Dashboardの詳しい使い方はこちら
高値安値が一致した価格にラインを引く「SR_Equal_HL」
SR_Equal_HLは、2本の目立つローソク足の高値安値を比較し、価格が一致した場所に水平線を引いてくれるMT4インジケーターです。
同じ価格帯で何度も止められている場所は、短期的に意識されやすい節目になります。
日足や週足の大きな節目を見るというより、1分足や5分足などの短期売買で、反応しやすい価格帯を探す時に使いやすい印象です。
| 表示される場所 | 見方 |
|---|---|
| 同じ高値で止まっている場所 | 買いが抑えられている価格帯として見る |
| 同じ安値で止まっている場所 | 売りが支えられている価格帯として見る |
| 複数回反応したライン | 短期のサポート・レジスタンス候補にする |
短期足のラインほどダマシも多いため、上位足の高値安値やトレンド方向と合わせて確認すると使いやすくなります。
前日高値安値+フィボナッチで利確損切りを表示「FiboCalc button」

FiboCalc buttonは、前日の高値安値をもとにフィボナッチを使い、エントリー候補、利確候補、損切り候補を表示してくれるMT4インジケーターです。
前日高値安値だけでなく、そこからどの価格を目標にするかまで見たい人に向いています。
前日高値を抜けたあとにどこまで狙うか、前日安値を割ったあとにどこで利確するかを、毎回なんとなく決めている人には使いやすいです。
前日高値安値を基準にしたデイトレード向けです。
利確と損切りの位置が見えるので、エントリー前にリスクリワードを確認しやすくなります。
ただし、フィボナッチのラインに価格が必ず届くわけではありません。あくまで目安として使い、上位足の高値安値やボラティリティも合わせて確認したほうが良いです。
前日高値安値から売買ゾーンを表示「Golden MA MTF TT [x5] button」

Golden MA MTF TT [x5] buttonは、前日の高値安値を基準に、現在の買いゾーン、売りゾーン、売買を避けたい中間エリアを表示してくれるMT4インジケーターです。
単純な水平線表示ではなく、どの価格帯では買いを考えやすいか、どの価格帯では売りを考えやすいかを視覚的に整理できます。
個人的には、サイン通りに入るというより、環境認識の補助として見るほうが使いやすいです。
| 表示エリア | 見方 |
|---|---|
| 買いゾーン | 上位足が買い目線なら押し目候補として見る |
| 売りゾーン | 上位足が売り目線なら戻り売り候補として見る |
| Middle Area | 方向感が中途半端なため、無理に入らない |
初心者さんにとっては、エントリーできる場所を探すより、入らない場所をはっきりさせるほうが役に立つことがあります。
Golden MA MTF TT [x5] buttonの詳しい使い方はこちら
HIGH-LOWバンドとZigZagを同時表示「High – low trend 3.01 button」

High – low trend 3.01 buttonは、ローソク足の高値安値をもとにしたHIGH-LOWバンドと、ZigZagを同時に表示できるMT4インジケーターです。
直近の高値安値だけではなく、波全体として上向きなのか下向きなのかを確認したい時に使いやすいです。
ZigZag系は、相場の波をざっくり見るには便利ですが、最新部分が後から変わることがあります。これは不具合というより、波の確定を待つ性質によるものです。
上位足のトレンド確認、押し目・戻りの目安、波の切り上げ・切り下げ確認に向いています。
ただし、過去チャートではきれいに見えやすいので、リアルタイムでは最新の表示を過信しすぎないほうが良いです。
High – low trend 3.01 buttonの詳しい使い方はこちら
MT4高値安値インジケーターの使い分け
ここまで紹介したインジケーターを、すべて同時に入れる必要はありません。
高値安値系は、ラインが増えやすいジャンルです。便利そうだからといって入れすぎると、どのラインを見ればいいのか分からなくなります。
まずは、自分が何を見たいのかを決めるほうが大切です。
| 知りたいこと | おすすめインジケーター | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| ローソク足ごとの高値安値を確認したい | OnClickHighOrLowLinePlotter_BTEv | 気になる足だけにラインを引く |
| 直近高値安値を見たい | Recent High/Low Alert、SR_Equal_HL | スキャルピング、短期デイトレード |
| 前日高値安値を見たい | Yesterday Breakout button、FiboCalc button、Golden MA MTF TT [x5] button | デイトレード、ブレイクアウト |
| 上位足の高値安値を見たい | Candle % MTF v1 nmc、Bigger TF OHLC dvl、JustLine | スキャルピング、デイトレード |
| 日足・週足・月足の節目を見たい | Daily-Weekly-Monthly Hi-Low BT 1.01、Brilliant Key SR Levels | デイトレード、スイングトレード |
| 高値安値のブレイク失敗を見たい | Failed HiLo Dashboard | 短期反転狙い、複数通貨監視 |
| 波の流れを見たい | High – low trend 3.01 button | トレンド確認、環境認識 |
最初に使うなら、直近高値安値系を1つ、上位足高値安値系を1つで十分です。
ラインを増やすより、「今の価格がどの高値安値に近いのか」を見やすくするほうが実戦では役に立ちます。
直近高値安値インジケーターの使い方
直近高値安値インジケーターは、スキャルピングやデイトレードで使いやすいです。
ただし、直近ラインだけを見てエントリーすると、細かいノイズに振り回されやすくなります。
直近高値を抜けたらすぐ買わない
直近高値を上抜けると、買いたくなる場面があります。
たしかに、高値更新は買いの勢いが出ているサインになることがあります。ただ、実際には高値を少しだけ抜けてすぐ戻るダマシも多いです。
直近高値ブレイクを見る時は、抜けた瞬間だけで判断せず、ローソク足の実体で抜けているか、抜けたラインまで戻した時に支えられるかを確認すると判断しやすくなります。
高値を実体で抜ける。
抜けたラインまで戻す。
そのラインがサポートとして機能する。
この流れが見えると、飛び乗りよりも判断しやすくなります。
直近安値割れも飛び乗りすぎない
直近安値を割った場面も同じです。
安値を割ったからすぐ売りと判断すると、安値割れ後の買い戻しに巻き込まれることがあります。
特に、長い下ヒゲで安値を割ったあとにすぐ戻っている場合は注意です。一時的に売りが出たものの、下では買いが入った可能性があります。
安値割れを狙う場合も、割れたあとの戻りを待ち、割れた安値がレジスタンスとして機能するかを見たほうが判断しやすいです。
前日高値安値インジケーターの使い方
前日高値安値は、デイトレードでかなり意識されやすい節目です。
その日の値動きが前日のレンジ内に収まっているのか、それとも前日高値や前日安値を抜けて新しい値幅に入っているのかで、相場の見方が変わります。
前日高値を超えた時の見方
前日高値を上抜けると、短期的には買いが入りやすくなることがあります。
前日高値の上には、売りポジションの損切りや、ブレイク狙いの買い注文が集まっている場合があるからです。
ただし、前日高値を抜けたからといって、そのまま伸びるとは限りません。上位足の抵抗帯が近い場合や、すでに大きく上昇したあとに前日高値を抜けた場合は、利確売りが入りやすくなります。
前日高値ブレイクでは、実体で抜けているか、抜けたあとに支えられているか、上位足の抵抗帯が近くないかを確認します。
この3つを見るだけでも、飛び乗りのダマシを少し避けやすくなります。
前日安値を割った時の見方
前日安値を下抜けた場合は、売りが強まっている可能性を考えます。
ただし、安値割れ直後に飛び乗ると、すぐに買い戻されることがあります。
特に、前日安値を割った場所が週足安値や月足安値と重なっている場合は注意です。大きな時間足のサポートにぶつかっていると、下抜けに見えても戻されることがあります。
前日安値割れは、売り目線を考えるきっかけになります。しかし、エントリーするなら「割れた事実」だけでなく、割れたあとの戻り方まで確認したほうが無難です。
上位足の高値安値を下位足に表示する重要性
スキャルピングやデイトレードで負けやすい原因のひとつが、下位足だけを見てしまうことです。
5分足ではきれいな買いサインに見えても、1時間足の高値や日足の高値にぶつかっていれば、そこから反落しても不思議ではありません。
上位足の高値安値を下位足に表示しておくと、今のエントリーが大きな節目に向かっているのか、それとも節目から離れた余地のある場所なのかが見やすくなります。
| トレード時間足 | 一緒に見たい上位足 | 見方 |
|---|---|---|
| 1分足 | 5分足、15分足、1時間足 | 短期の反発候補と直近の節目を確認する |
| 5分足 | 15分足、1時間足、4時間足 | エントリー方向と上位足の節目を確認する |
| 15分足 | 1時間足、4時間足、日足 | デイトレードの利確候補や反発候補を見る |
| 1時間足 | 4時間足、日足、週足 | スイング寄りの大きな節目を確認する |
短期足の高値安値は、細かいタイミングを見るために使います。
上位足の高値安値は、トレードしてよい場所かを判断するために使います。
この2つを分けると、高値安値インジケーターの使い方がかなり整理されます。
高値安値インジケーターを使う時の注意点
高値安値インジケーターは便利ですが、ラインが出ているだけで勝てるわけではありません。
高値安値は、多くのトレーダーが見やすい場所です。そのぶん、反発することもあれば、抜けたあとに一気に走ることもあります。
ラインを増やしすぎない
高値安値系インジケーターをいくつも入れると、チャート上にラインが増えすぎます。
日足高値、週足高値、月足高値、直近高値、前日高値が同時に出ると、どのラインを優先すればいいのか分かりにくくなります。
最初は、自分のトレード時間軸に関係するラインだけを表示するのがおすすめです。
ブレイク直後に飛び乗らない
高値を抜けた、安値を割ったという場面は、どうしても入りたくなります。
ただ、ブレイク直後はダマシもあります。抜けたあとに押し戻されないか、抜けたラインがサポートやレジスタンスとして機能するかを見たほうが、判断は安定しやすいです。
上位足の節目を必ず見る
短期足の高値安値だけを見ていると、上位足の大きな節目にぶつかっていることに気づけない場合があります。
特にデイトレードでは、前日高値安値、日足高値安値、週足高値安値を見落とすと、伸びると思った場所で急に止められることがあります。
よくある質問
ローソク足ごとの高値安値をピンポイントで確認したい場合は、OnClickHighOrLowLinePlotter_BTEvのようにクリックでラインを表示できるインジケーターが使いやすいです。直近高値安値を自動で見たい場合は、Recent High/Low Alertのようなタイプが向いています。
あります。Yesterday Breakout buttonは、複数通貨の前日高値安値ブレイクを一覧で確認できます。FiboCalc buttonやGolden MA MTF TT [x5] buttonも、前日高値安値を基準にした判断に使いやすいです。
できます。Bigger TF OHLC dvl、Candle % MTF v1 nmc、JustLineなどは、下位足チャートに上位足の高値安値を表示したい時に使いやすいです。
使えます。ただし、ラインを増やしすぎると逆に判断しにくくなります。最初は直近高値安値系を1つ、上位足高値安値系を1つに絞ると見やすいです。
すぐに飛び乗るのはあまりおすすめしません。高値安値のブレイク直後はダマシもあります。実体で抜けているか、抜けたあとにラインがサポートやレジスタンスとして機能するかを確認したほうが判断しやすいです。
まとめ|MT4高値安値インジケーターは目的別に選ぶ
MT4高値安値インジケーターは、直近高値安値、前日高値安値、上位足の高値安値、ブレイク失敗、売買ゾーンなど、目的によって選ぶものが変わります。
ローソク足ごとの高値安値をその場で確認したいなら、OnClickHighOrLowLinePlotter_BTEvのようなクリック型が使いやすいです。
直近の高値安値を自動で見たいならRecent High/Low Alert、前日高値安値のブレイクを見たいならYesterday Breakout button、上位足の節目を見たいならBigger TF OHLC dvlやJustLineが候補になります。
MT4高値安値インジケーターを選ぶ時は、次の順番で考えると迷いにくいです。
- ローソク足ごとの高値安値を見たいのか
- 直近高値安値を自動表示したいのか
- 前日高値安値を見たいのか
- 上位足の高値安値を下位足に表示したいのか
- ブレイクや反発候補を探したいのか
高値安値ラインは、増やせば増やすほど良いわけではありません。
最初は必要なラインだけに絞り、「今の価格はどの高値安値に近いのか」「そのラインは短期足だけの節目なのか、上位足でも見られている節目なのか」を確認するところから始めると使いやすいです。








