Traders Dynamic Index(TDI)はRSI(相対力指数)とその移動平均線、そしてボリンジャーバンドを元に計算されたボラティリティバンドを使用してエントリータイミングを教えてくれるインジケーターです。
海外で人気のツールなので利用方法は多岐にわたりますがここでは基本的な使い方をご紹介しておきます。
TDIインジケーターの利用方法
基本的なエントリーは上記のとおりですが、TDIには青色のバンドも表示されています。
これはボラティリティバンドで、ボリンジャーバンドと同じく値動きが活発な時は拡大、値動きが少ない時は収縮するのですが、使い方として、バンドが収縮中はTDIのクロスが起こっても安易にエントリーせず、レンジブレイクなどと組み合わせてエントリーをおすすめします。
MT4のパラメータ設定
RSI_Period (default = 13) – RSIの計算のためのバーでの期間。推奨範囲は8~25です。
RSI_Price(デフォルト=終値) – RSIの計算で使用する価格の指定
Volatility_Band (デフォルト = 34) – ボラティリティーバンドの計算のための期間です。推奨範囲は20~40です。値が低いほどバンドの感度が高くなります。
StdDev (デフォルト = 1.6185) – ボラティリティー バンドの標準偏差の倍率です。このパラメータを変更することはお勧めしません。
RSI_Price_Line (デフォルト = 2) – RSIの移動平均(緑)の期間です。
RSI_Price_Type (デフォルト = Simple) – RSIの移動平均線(緑)のタイプです。
Trade_Signal_Line (デフォルト = 7) – RSIの移動平均(赤)の期間。
Trade_Signal_Type (default = Simple) – RSIの移動平均線(赤)のタイプです。
メインチャートに表示するTDI
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。