T3MA-ALARMは、移動平均線の移動平均をもとにトレンド転換を検出し、チャート上に矢印で通知するMT4インジケーターです。
やや反応は遅いものの、ダマシが少なく精度の高いシグナルが特徴で、RSIなどのオシレーターと併用することで相場の勢いをより正確に把握できます。
ChangeToEAなどの読み取りEAを使えばFX取引の自動化も可能ですし、AMTでバイナリーオプションの自動化も可能なインジケーターです。
T3MA_ALARMの利用方法
こちらは移動平均線を表示させたところ。左がT3MAで右がMAです。
T3MA-ALARMは、単純な移動平均線ではなく「移動平均線の移動平均」を計算してトレンドを滑らかに捉えるインジケーターです。
サインの条件は、現在のローソク足のT3MA値が1本前より上昇し、かつ1本前のT3MA値が2本前よりも低かった場合に買いサイン(上矢印)を表示します。逆に、下降方向への変化で売りサイン(下矢印)が出ます。
この二重平滑化によりシグナル発生がやや遅れる一方、ノイズが減り、レンジ相場でのダマシを抑える効果があります。特にRSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標と組み合わせると、エントリーの精度が向上します。
チャート上のサインはリアルタイムで更新されますが、見た目を整えるために過去の足にも矢印を補完表示している点には注意が必要です。実際に使用する際は、フォワードテストでの検証を推奨します。
MT4パラメータ設定
period
T3MAの計算期間を設定します。値を小さくすると反応が早くなり、大きくすると安定したトレンドを示します。
shift
インジケーターの表示位置をローソク足からどれだけずらすかを指定します。0で現在足上に表示されます。
このサインツールは他のインジケーターと組み合わせて使われることが多いので、『Period』、『shift』ともに適正値はなく、一緒に組み合わせるインジケーターによって柔軟に変えて下さい。
その他の移動平均線インジケーター
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。








