Schaff Trend Cycle(シャフトトレンドサイクル)は1990年代に開発された比較的新しいテクニカル指標です。
ストキャスティクスとMACDを組み合わせたオシレーターで、ダマシの少ないストキャスティクスという位置づけです。
自動売買で拾えるサインがでますので、バイナリーオプションでの自動売買化が可能なサインツールですが、矢印を読み込むオブジェクト型対応の自動売買システムを使うようにして下さい。
Schaff Trend Cycleの利用方法
レベル20~30を上方向へ抜けて買い、レベル70~80を下方向へ抜けて売りエントリーです
こちらはストキャスティクスを表示してみました。だらだらとしたトレンドでは、ストキャスティクスよりもダマシが少ないです
Schaff Trend Cycle式はMACDの値をストキャスティクス化して買われすぎ・売られ過ぎを判断するものです。
順張り系でのエントリーが基本ですが、通常単体では使用せず、水平線やフィボナッチと組み合わされることが多いです。
通常のストキャスティクスよりもトレンドへの対応力が上がっておりますが、レンジへの対応力は少し低下しているので、裁量判断もある程度必要なインジケーターです。
MT4のパラメータ設定
MAShort (default = 23) – MACDをベースにしたライン計算の期間。MALongより小さい値にしてください。
MALong (default = 50) – MACDをベースにした遅行ラインの期間です。MAShortよりも大きい必要があります。
Cycle (デフォルト = 10) – チャート期間におけるサイクルの長さです。2つのストキャスティクスが計算に含まれています。
ShowArrows (default = false) – trueの場合、シグナルが発生したそれぞれのバーの上または下に矢印が表示されます。
UpColor (default = clrBlue) – 強気のシグナルの矢印の色です。
DownColor (default = clrRed) – 弱気のシグナルの矢印の色です。
ShowAlerts (default = false) – trueの場合、シグナルが発生したときに表示アラートが呼び出されます。
SoundAlerts (default = false) – trueの場合、シグナルが生成されたときにサウンドアラートが再生されます。
EmailAlerts (default = false) – trueの場合、シグナルが生成されるとEメールアラートが送信されます。
PushAlerts (default = false) – trueの場合、シグナルが生成されたときにプッシュ通知アラートが送信されます。
ストキャスティクス関連インジケーター
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。