『Not So Squeezy』は海外で実際に販売されていた取引戦略に必要なインジケータのセットです。
インジケータの詳細な説明は、ダウンロードしたファイルの取扱説明書(英語)に記載されています。
Not So Squeezyインジケーターの特徴
こちらは移動平均線やケルトナーチャネルをロジックに組み込み、複数の戦略がありますのでファイルに同梱されている英語マニュアルを呼んでほしいのですが、基本的にはバンドの行き過ぎとオシレーターの行き過ぎが一致したところで逆張り戦略です。
具体的にはパーフェクトオーダー中にバンドウォークがでたところでのエントリーなど、基本的な戦略がメインとなります。
ケルトナーチャネル(Keltner Channel)とは、トレンドの方向性や売買シグナルを視覚的に捉えるために使われるテクニカル分析のインジケーターの一つです。価格の平均とボラティリティ(値動きの幅)を組み合わせて、3本のライン(上限・中央・下限)で構成されます。
ケルトナーチャネルの構成
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中央線(ミドルライン)
通常は**指数平滑移動平均(EMA)**を使います。過去の価格の平均を滑らかにしたものです。 -
上限バンド
中央線に、**ATR(Average True Range)×係数(Kなど)**を加えたライン。
→ 価格の上側の目安・抵抗帯になります。 -
下限バンド
中央線から、ATR×係数を引いたライン。
→ 価格の下側の目安・支持帯になります。
ケルトナーチャネルの使い方
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トレンドの判断
価格が上限バンドをブレイクして上昇していれば上昇トレンド、下限を割っていれば下降トレンドと判断することが多いです。 -
ブレイクアウトの検出
価格がチャネルの外側に出たときは、トレンドの加速や反転のシグナルになることがあります。 -
逆張りにも対応
価格がバンドの端に近づくと、反転のタイミングとして逆張り戦略に使われることもあります(ただし、トレンドが強い場合は失敗する可能性あり)。
ボリンジャーバンドとの違い
指標名 | 特徴 | ボラティリティの計算方法 |
---|---|---|
ケルトナーチャネル | EMAとATRで構成 | ATR |
ボリンジャーバンド | SMAと標準偏差で構成 | 標準偏差 |
ケルトナーチャネルはトレンドフォロー系に強い指標で、特にトレンドの継続やブレイクの場面に適しています。

こちらは同梱ファイル

こちらはパラメータではなくて今回のダウンロードファイルに同梱されているインジケーターセットです。
インストール方法ですが、MT4の『indicators』フォルダに上記のex4ファイルは全て入れて一度MT4を再起動、またはナビゲータウィンドウを更新して下さい。
その後、チャート上で右クリック→【定形チャート】→【読み込み】で、同梱されているtplファイルを読み込めばチャートにセットされます。

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