サインの出る回数 少なめ 逆張り系
ファイル形式 .ex4
通常は順張りで利用されることの多いケルトナーチャネルと平均足使ったインジケーターです。
ロジックは明かされていませんが、主に逆張りでサインが出ているように見えます。
ChangeToEAなどの読み取りEAを使えばFX取引の自動化も可能です。
Angel_Reaper利用方法
バンドを超えての逆張りですが、開発者によるとこのインジケーターは仮想通貨向けに開発したもので、特定の外貨用に開発したものではないそうです。
特徴的なのは逆張り系のインジケーターなのに形の悪いレンジはきっちり避けれています。ただし、大きな下落中に落ちるナイフを掴みに行くようなエントリーもチラホラありますので、自動化する場合はSYSFAC_AMT_Trendのようなツールと組み合わせると良いかもしれません。
ケルトナーチャネル(Keltner Channel)とは、トレンドの方向性や売買シグナルを視覚的に捉えるために使われるテクニカル分析のインジケーターの一つです。価格の平均とボラティリティ(値動きの幅)を組み合わせて、3本のライン(上限・中央・下限)で構成されます。
ケルトナーチャネルの構成
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中央線(ミドルライン)
通常は**指数平滑移動平均(EMA)**を使います。過去の価格の平均を滑らかにしたものです。 -
上限バンド
中央線に、**ATR(Average True Range)×係数(Kなど)**を加えたライン。
→ 価格の上側の目安・抵抗帯になります。 -
下限バンド
中央線から、ATR×係数を引いたライン。
→ 価格の下側の目安・支持帯になります。
ケルトナーチャネルの使い方
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トレンドの判断
価格が上限バンドをブレイクして上昇していれば上昇トレンド、下限を割っていれば下降トレンドと判断することが多いです。 -
ブレイクアウトの検出
価格がチャネルの外側に出たときは、トレンドの加速や反転のシグナルになることがあります。 -
逆張りにも対応
価格がバンドの端に近づくと、反転のタイミングとして逆張り戦略に使われることもあります(ただし、トレンドが強い場合は失敗する可能性あり)。
ボリンジャーバンドとの違い
指標名 | 特徴 | ボラティリティの計算方法 |
---|---|---|
ケルトナーチャネル | EMAとATRで構成 | ATR |
ボリンジャーバンド | SMAと標準偏差で構成 | 標準偏差 |
ケルトナーチャネルはトレンドフォロー系に強い指標で、特にトレンドの継続やブレイクの場面に適しています。

MT4のパラメータ設定

short_MA_Period
短期移動平均線の期間を指定します。この値を小さくすると価格への反応が速くなり、トレンドの初動をとらえやすくなります。
Mid_MA_Period
中期移動平均線の期間を設定します。短期と長期の中間的な視点から相場の方向性を判断するために使用されます。
Long_MA_Period
長期移動平均線の期間を指定します。相場の大局的な流れをとらえる目的で使用され、トレンドの背景を把握するのに役立ちます。
alertsOn
アラート機能を有効にするかどうかを設定します。trueにすると、条件がそろった際にアラートが動作します。
alertsOnCurrent
現在のローソク足でシグナルが出たタイミングでアラートを出すかを指定します。falseにすると、シグナルが確定してから通知されます。
alertsMessage
ポップアップメッセージによる通知を有効にするかどうかを設定します。trueの場合、シグナル発生時に画面上に通知が表示されます。
alertsSound
アラート音を鳴らすかどうかを設定します。trueにすることで音でシグナルを知らせてくれます。
alertsEmail
アラートをメールで送信するかどうかを設定します。事前にメール送信設定がMT4側で完了している必要があります。

平均足関連のインジケーター





インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。
