MQLAuthでEA・インジケーターを直販する方法|口座認証と仮想通貨決済
EAやインジケーターを自分で販売したいと思っても、ファイルをそのまま渡すだけでは、購入者以外への横流しや無断利用が心配です。
販売プラットフォームを利用すれば決済や集客を任せられますが、売上から販売手数料が差し引かれます。かといって自社で直販すると、購入者の口座登録や利用期限の管理を自分で行わなければなりません。
MQLAuthを利用すると、販売したEA・インジケーターを登録済みの口座番号だけで使えるようにし、販売後のライセンス管理をまとめて行えます。
MQLAuthとは?
MQLAuthは、MT4・MT5のEAやインジケーターへ口座番号認証を追加できるライセンス管理サービスです。
販売者が管理画面へ利用を許可する口座番号を登録すると、その口座でだけEA・インジケーターを利用できるようになります。
配布したex4・ex5ファイルが第三者へ渡った場合でも、登録されていない口座番号では利用を制限できます。
MQLAuthで管理できること
口座番号認証
登録済みのMT4・MT5口座だけで、EA・インジケーターを利用できるようにします。
利用期限・無料体験
口座ごとに利用期限を設定し、初回利用日から一定期間だけ使える体験版も運用できます。
口座変更・遠隔停止
購入者の口座変更や、配布済みライセンスの停止を管理画面から行えます。
メッセージ配信
アップデートやサポート終了などのお知らせを、MT4・MT5のチャートへ表示できます。
MQLAuthは、ファイルそのもののコピーや送信を防ぐものではありません。第三者へファイルが渡った場合に、未登録口座での利用を制限するための認証システムです。
MQLAuthを使うと購入者ごとの再コンパイルが不要になる
ソースコードへ購入者の口座番号を直接書き込む方法では、EAやインジケーターが売れるたびに次の作業が発生します。
- 購入者から口座番号を聞く
- mq4・mq5へ口座番号を書き込む
- MetaEditorでコンパイルする
- 購入者専用のex4・ex5を送る
- 口座変更のたびに作り直す
MQLAuthでは、利用を許可する口座番号をサーバー側で管理します。
購入者を追加するときや口座を変更するときも、認証情報を変更するためだけにソースコードを書き換え、別のファイルを作る必要はありません。
メールアドレスを登録している利用者には、自分で口座番号を変更してもらうこともできます。
販売プラットフォームを使わずに直販しやすくなる
MQLAuthは、EAやインジケーターを販売するマーケットではありません。販売ページの作成や集客を行う機能ではなく、購入後の口座認証とライセンス管理を担当します。
自社サイト、SNS、YouTube、LINEなどで商品を紹介し、購入者へファイルを直接渡す運用にMQLAuthを組み合わせることで、販売プラットフォームへ支払う手数料を抑えやすくなります。
MQLAuthが担当する部分
口座番号認証、利用期限、無料体験、口座変更、利用停止、購入者の利用状況管理です。
販売者が用意する部分
商品紹介ページ、集客、決済方法、ファイル配布、購入者サポートです。
直販では販売手数料を抑えられる一方、問い合わせや返金対応を自分で行う必要があります。手数料だけでなく、運用にかかる作業も含めて販売方法を選ぶことが大切です。
仮想通貨決済オプションが利用可能
MQLAuthでは、仮想通貨(暗号資産)決済機能をオプションとして利用できます。
以前の決済連携とは異なり、購入者が対応するステーブルコインを販売者のウォレットへ送金し、送金確認後にユーザー作成とライセンス有効化を自動で行う仕組みです。
口座番号認証や利用期限設定などの標準機能には含まれません。仮想通貨決済を導入したい販売者が、必要に応じて追加するオプションです。
購入からライセンス有効化までの流れ
- 販売者が商品の価格を登録する
商品ごとの決済ページURLが発行されます。 - 購入希望者へURLを案内する
自社サイト、SNS、YouTube、メールなどから購入ページへ誘導します。 - 購入者が口座番号を入力する
EA・インジケーターを利用したいMT4・MT5の口座番号を入力します。 - 指定された仮想通貨を送金する
画面に表示された送金先、送金額、ネットワークを確認して支払います。 - 送金確認コードを入力する
購入者が送金後のトランザクションハッシュを決済画面へ入力します。 - ライセンスが自動で有効になる
送金内容が確認されると、ユーザー作成と口座番号の登録が行われます。
販売者が決済確認や口座登録をしなくてよい
通常の直販では、入金確認後に購入者から口座番号を聞き、管理画面へ登録する必要があります。
仮想通貨決済オプションでは、送金確認からユーザー作成、ライセンス有効化までを自動化できるため、販売者が購入者ごとに手作業で登録する工程を減らせます。
売上を販売者のウォレットで直接受け取れる
購入代金は、販売者が指定したウォレットへ直接送金されます。
決済会社が代金を一時的に預かる方式ではないため、決済会社側の凍結や出金保留に左右されにくい点が特徴です。
MQLAuth側の決済手数料や仲介手数料を設けない仕組みですが、利用するネットワークによっては送金時のネットワーク手数料が発生します。
海外の購入者にも販売しやすい
購入者が対応するウォレット、仮想通貨、送金ネットワークを利用できれば、国をまたいだ販売にも利用できます。
カード決済のチャージバックとは異なり、ブロックチェーン上で確定した送金は簡単には取り消せません。
その反面、誤送金や返金が必要になった場合も自動では戻らないため、販売者は返金条件と対応方法を事前に決めておく必要があります。
仮想通貨決済を使う前に確認すること
対応する仮想通貨、送金ネットワーク、商品価格の換算方法、ネットワーク手数料、誤送金時の対応、返金条件を購入者へ明示してください。
対応していないネットワークへ送金すると、入金を確認できず、資金を回収できない可能性があります。
MQLAuthの料金プラン
MQLAuthの料金は、ユーザー名やメールアドレス数ではなく、管理画面へ登録している口座番号数で決まります。
| プラン | 登録口座番号数 | 月額料金 |
|---|---|---|
| Free | 5件まで | 無料 |
| Standard | 50件まで | 2,980円 |
| Unlimited | 無制限 | 5,980円 |
1人の購入者が2つの口座番号を登録している場合は、登録口座番号数を2件として数えます。
停止中の旧口座番号も、管理画面に残している間は登録口座番号数へ含まれます。使用しない口座番号を削除すると、カウントから外れます。
EA・インジケーターの登録数には上限がありません。複数の商品を販売している場合も、一つのMQLAuthアカウントで管理できます。
料金やプランの最新情報は、MQLAuth公式料金ページをご確認ください。
MQLAuth認証はAIを使って実装できる
現在は、MQLAuth公式の実装ガイドとプロンプトを使い、GeminiやClaudeなどのAIへソースコードを渡して認証を実装できます。
基本的な流れは次の3段階です。
- 必要なmqhファイルと登録情報を用意する
- 公式プロンプトとmq4・mq5をAIへ渡す
- MetaEditorでコンパイルし、登録口座と未登録口座で確認する
MQLAuthへソースコードを提出する必要はありません。ただし、自分のEA・インジケーターへ認証処理を追加するには、編集可能なmq4・mq5ソースコードが必要です。
ex4・ex5ファイルしかない場合は、認証処理を追加して再コンパイルできません。
シストレファクトリーのMQLAuth AI実装手順を見る(外部サイト)
MQLAuthを使った直販の流れ
- 自社サイトやSNSでEA・インジケーターを紹介する
- 購入者から商品代金を受け取る
- 購入者の口座番号をMQLAuthへ登録する
- 購入者へ共通のex4・ex5ファイルを渡す
- 登録済み口座でEA・インジケーターを利用してもらう
仮想通貨決済オプションを利用する場合は、決済確認後の口座登録とライセンス有効化まで自動化できるため、2と3の作業をまとめて処理できます。
MQLAuthが向いている販売者
- 自社サイトやSNSでEA・インジケーターを直販したい
- 横流しされたファイルの無断利用を制限したい
- 購入者ごとの再コンパイルをやめたい
- 口座変更の問い合わせを減らしたい
- 無料体験や利用期限付きの商品を運用したい
- 複数のEA・インジケーターをまとめて管理したい
- 海外向けに仮想通貨決済を導入したい
まとめ
MQLAuthを利用すると、MT4・MT5のEAやインジケーターを登録済み口座だけで使えるようにし、販売後の口座変更、利用期限、無料体験、停止をまとめて管理できます。
料金プランの基準はユーザー数ではなく、管理画面へ登録している口座番号数です。Freeプランでは、登録口座番号5件まで無料で試せます。
購入者が仮想通貨で支払うと、送金確認後のユーザー作成とライセンス有効化まで自動で行う決済オプションは、これまで個人の販売が難しかったEA販売に革命を起こすかもしれません。








