ハル移動平均線(HMA)の切り替わりでマルチに表示してくれるインジケーターです。
Mega Trendという名前の通り、デフォルトでは55期間のHMAを使って大きなトレンドを狙う設定になっています。
サインは出ますが、短期足だと2本前にサインをだしたりしますので、自動売買向けのツールではありません。
Hma Mega Trend Arrows利用方法
ハル移動平均線は従来の移動平均線の課題である、遅延とダマシを同時に取り除くことを目的として開発されました。
より新しい価格を重要視して計算する加重移動平均を組み合わせて下記の計算式で作られています。
HMA(日数) = WMA(日数/2) ✕ 2 – WMA(日数)
WMA = 加重移動平均
ハル移動平均線は、指数移動平均(EMA)や単純移動平均(SMA)よりも価格追従性が高いのが特徴です。
そのため長い期間に設定してもトレンドの切り替わりを掴むタイムラグが少ないので、このように期間が長い(55)メガトレンド設定でも良いエントリーのところでサインがでます。
ただし、レンジはとても苦手な移動平均線ですので、裁量トレードの場合はレンジになったらトレードを止めるなどの工夫が必要です。
MT4のパラメータ設定
『method』は0~3でHMAの計算ロジックが変わります。
『Price』は0~5まで数字が設定できて、下記のどの価格を参照するかを選べます。
0終値、1始値、2高値、3安値、4高値と安値の中間値、5高値と安値と終値の平均値
『shift』は増やすと右側へ、減らすと左側へライン全体が動きます。
『Otstup』を増やすと矢印の位置がローソクから離れます。
ハル移動平均線関連インジケーター
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。