チャートにギャンファン・ギャンアーク。ギャンスクエアを表示するインジケーターです。
発案者であるウィリアム・ギャンは1878年生まれのテクニカル分析の始祖とも言えるトレーダーです。
さまざまなテクニカル手法を後世に残しましたが、現代に通じるかというとそれは別の話ですが、100年以上も前に作られた基礎的な古典分析手法ですので、オマージュ的な意味合いで紹介しておきます。
Gann-Squareインジケーターの利用方法
ギャンのテクニカルを使う際はまず縮尺が大事。これはだめな例で・・・
このように斜めの線(ギャンライン)が45度になるように縮尺を設定します
ギャンは占星術や幾何学を取り入れたテクニカル手法を編み出しましたが、例えば価格を干支と結びつけて考えるなど、現代では受け入れられない手法もしばしばありますので、こちらのインジケーターはあくまで古典的な手法を理解するため、という意味で公開しています。
こちらのGann-Squareインジケーターですが、チャートにはギャンスクエアとギャンサークル、ギャンファンの3つを表示し、それぞれのラインが抵抗帯になるという考えに基づいています。
パラメータ設定
ギャンは黄金比やフィボナッチを取り入れていました。
基本的にギャンの手法での『Period(期間)』はフィボナッチ数列が採用されます。デフォルトの34というのもフィボナッチ数列ですね。
フィボナッチ数列 1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233 etc.
※数列のルールは次の数が、前の2つの数の和になる
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。