サインなし 相場環境認識系
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Traders Dynamic Index Visual Alerts MTF2は、定番TDIをベースに、売買シグナルとトレンド状態を教えてくれるインジケーターです。
シグナルは弱・中・強に色分けされ、インジケーターウィンドウとチャート上の矢印で直感的に把握できます。初心者はサイン重視、上級者はTDI理論を用いた裁量・自動売買の判断材料として活用できます。
Traders Dynamic Index Visual Alerts_mtf 2の利用方法
TDIはRSIと移動平均線とボリンジャーバンドを組み合わせたテクニカル
本インジケーターはRSIを基礎に、価格ライン、シグナルライン、ボラティリティバンドを組み合わせたTDI構成を採用しています。
価格ラインとシグナルラインのクロスや位置関係、バンド内での推移から相場の方向性と勢いを判断します。
MTF対応により上位足のTDI状況を下位足で確認でき、トレンド方向のフィルターとして有効です。強い買い・売りシグナルが出た場面では、トレンド方向へのエントリー判断に使えます。
レンジではシグナルの強弱表示を確認し、無理なエントリーを避ける補助として利用します。矢印とアラートにより、裁量トレードだけでなく監視用途にも適しています。
TDI(Traders Dynamic Index)は、ディーン・マローン(Dean Malone)氏によって開発された、「相場のトレンド、勢い(モメンタム)、ボラティリティ」を一つのウィンドウで同時に確認できる非常に強力な複合インジケーターです。
一言でいうと、「RSIにボリンジャーバンドと移動平均線を組み合わせたもの」です。
TDIを構成する5つのライン
TDIは以下の5本のラインで構成されています。それぞれの役割を理解するのが使いこなしの近道です。
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RSI Price Line(緑色の線):
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短期的な価格の勢いを示します。
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メインとなるラインで、これが他のラインをどう抜けるかが重要です。
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Trade Signal Line(赤色の線):
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緑の線の移動平均です。
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緑と赤のクロスが、短期的なエントリーのサインになります。
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Market Base Line(黄色の線):
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相場全体の長期的なトレンドを示します。
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50のライン付近にあり、これより上なら「買い優勢」、下なら「売り優勢」と判断します。
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Volatility Bands(2本の青色の線):
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ボリンジャーバンドと同じ役割です。
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バンドの幅が広がればボラティリティが高く、狭まればレンジ相場であることを示します。
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代表的な3つの売買サイン
TDIは、これらのラインが「どこで」「どう交差するか」で判断します。
| サインの種類 | 内容 | 判断基準 |
| スキャルピング | 短期的な反発狙い | 緑の線が赤の線を上抜いたら「買い」、下抜いたら「売り」。 |
| トレンドフォロー | 強い流れに乗る | 黄色の線より上で、緑が赤を上抜いたら「買い」。 |
| 反転(逆張り) | 行き過ぎの修正狙い | 青いバンドの外側で緑の線が鋭角に折れ曲がったとき。 |
TDIを使うメリット
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ダマシを減らせる: 単なるRSIだと「買われすぎ」で反転しないことがありますが、TDIはボリンジャーバンドや黄色いベースラインでフィルターをかけるため、精度が上がります。
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一目で状況がわかる: 複数のインジケーターを重ねる必要がなく、サブウィンドウ一つでトレンドの強さとボラティリティが把握できます。
MT4のパラメータ設定
TimeFrame
表示・判定に使用する時間足を指定します
prefix
オブジェクトや表示名に付与する識別用文字列です
Show_TrendVisuals
トレンド状態の視覚表示を有効化します
Show_SignalArrows
チャート上の売買矢印表示を切り替えます
SHIFT_Sideway
横方向への表示位置調整値です
SHIFT_Up_Down
上下方向への表示位置調整値です
RSI_Period
RSI計算に使用する期間を指定します
RSI_Price
RSI計算に用いる価格種別を指定します
Volatility_Band
ボラティリティバンドの計算期間です
RSI_Price_Line
価格ラインの平滑化設定です
RSI_Price_Type
価格ラインに使用する計算方式です
Trade_Signal_Line
シグナルラインの期間設定です
SHOW_Trade_Signal_Line2
第2シグナルラインの表示切替です
Trade_Signal_Line2
第2シグナルラインの期間設定です
Trade_Signal_Type
シグナル判定ロジックの種別です
BuySellAlerts
売買シグナルのアラート有無を設定します
CautionAlerts
注意シグナルのアラート有無を設定します
MsgAlerts
画面メッセージ通知の有無を設定します
SoundAlerts
サウンド通知の有無を設定します
SoundAlertFile
使用するアラート音ファイル名です
eMailAlerts
メール通知の有無を設定します
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。








