サインなし 相場環境認識
BO自動売買不可能
もしも、他のトレーダーたちの取引注文が「いくら」で「どれだけ」オーダーが入っているのかを見ることができれば、トレードでとても有利になることは間違いないですよね。
例えば、ロング勢の損切り注文がドル円100円周辺に固まっていたら、99.8円辺りに売り注文を入れておけば、価格が100円に到達した時にロング勢の損切りが狩られた時に下げが加速しますので、売りで入っていれば大きな利益をとることができます。
オープンオーダーは聖杯に近い
このように他人のオーダーを可視化すれば聖杯に近い手法になりますので、MT4のインジゲーター開発者たちはあの手この手でチャートに取引量(出来高)を表示するインジケーターを開発しています。
しかし残念ながら、MT4のチャートをいくら読み取っても、価格データ(ヒストリカルデータ)自体に出来高が内包されていないため、実は正確な取引量を算出することはできないのです。
でも実は取引量を見る方法があるんですよ。
ごく一部の人だけが使える、OANDA Japanのオーダーブックというインジケーターを使うという裏技が。
オアンダのオーダーブックとは?
MT4/MT5に対応(クリックで拡大ができます)
オアンダのオーダーブックは、どの価格でどれだけの注文がはいっているかを表示する事ができる神インジケーターです。
MT4のヒストリカルデータ(価格データ)には出来高を含まないのにどうやってトレーダーの注文を可視化しているのかと言いますと、なんとオアンダは、自社の顧客の注文状況を公開する事で、オーダーブックインジケーターを実現させています。
通常、マーケットプロファイルやボリュームプロファイルなどのMT4インジケーターは、チャートの価格にどれくらいローソク足が滞在したのか、という時間データーからだいたいの出来高を算出して表示しますが、オアンダの場合は実際の顧客の注文データをストレートに使っているため、本物の取引量が表示されます。
オアンダ以外にも外為オンライン、トレーダーズ証券、ヒロセ通商など、オーダーブックを公表しているFX業者はありますが、顧客を世界中に持っているオアンダのオーダーブックの精度が業界では頭一つ飛び抜けており、専業トレーダーさんなどは大抵このオーダーブック目当てで、オアンダの口座を持っています。
オーダーブックの使い方
上の画像のように、オーダーブックは実際の注文状況が表示できるため、売り注文が多い所を突破するのは当然容易ではないということがわかりますし、大きな下落があったとしても、下に買い注文が多くあれば、だいたい止まる位置が予測できるわけです。
オーダーブックの利用条件は3種類
利用できるオーダーブックのスペックは3種類あり、オアンダに開設した口座の利用状況で変わります。
まず「オアンダ口座を開かずに完全無料」でオーダーブックを使う場合は、表示が30分遅れで表示され、さらに更新は30分に1回です。
もし15分足以下でトレードを行う場合ですと、30分遅れの情報は大きな動きがあった時に全く対応できません。MT4を見るとローソク足がぐんぐん上がっているのに、なぜかオーダーブックの売り注文は全然減らず・・という状況になりますので、残念ながらこれは使用対象外です。
15分足以上ならばおすすめは無料の口座開設プラン
次に「オアンダの口座を開設」すると、レギュラーステータスが付与されますが、これはオーダーブックの更新が20分に1回になり、表示のタイムラグが無くなります。
15分足以上ならばこのステータスから実用に耐えるでしょう。実際亀吉は15分~1時間足取引が多かったので、このプランで1年ほどオープンオーダーを使わせてもらっていましたが、問題ありませんでした。
しかしもし、5分足以下でトレードを行う場合は、やはり欲しいのは更新が5分に一回の割合になるゴールドステータスです。
こちらは条件が平時で月50万ドル以上の売買が必要ですので、スキャルピングをやっている人以外は軍資金が必要でハードルが高いですが、そもそもオアンダは国内のFX業者の中ではトップクラスに約定力が強く、値が飛ぶことも少なくスプレッドの開きも抑えられ気味で信頼も高い業者なので、メイン口座で使っても全く問題がありません。
ためしに使ってみて「あわよくばゴールドステータスになればいいな」くらいで持っていて損はない業者です。
頻繁に50万ドル売買のハードルが下がるプロモーションもやってますので、意外にゴールドステータスを達成するトレーダーさんは多い印象です。