一目均衡表の基準線をベースにして上下にエンベロープを描写してくれるインジケーターです。
基準線は日足をベースに描かれますので、デフォルト設定ですと日足以上の時間軸で使えるインジケーターです。
kijun-sen-envelopeインジケーターの利用方法
日足ベースなので下位足だとエンベロープが上下に離れすぎてしまいます
一目均衡表の基準線(26)は中期の相場水準を表します。つまり中期勢力の均衡点を表しているため、この基準線よりも価格が上にあれば相場は強気、下にあれば弱気と言えます。
また、この基準線をブレイクすることで価格が伸びることも多く、サポレジとしても機能します。
エンベロープは相場のボラティリティや勢いなどを考慮せず、その基準線からの距離を一定に保つため、機械的に淡々とトレードを行うには最適なインジケーターです。
通貨にはそれぞれ好まれる利確基準、損切り基準が存在しますが、エンベロープのラインがうまく合致すれば相場の参加者が大きく変わらない限りは長く機能しますので最初の調整は重要です。
MT4のパラメータ設定
『kijun_sen_Period』の26はデータに基づいて一目均衡表に採用された超重要な数値ですのでなかなか変えづらいですが、『Envelope_Deviation』(エンベロープの幅)に関しては、必ず通貨ペアごとに変えてください。
時間足を短くしてこの幅を狭くすればもちろん使えますが、基本的には日足での利用がおすすめです。
最初は、大きく動いたときの高値安値にエンベロープの幅が一致するようにあわせみて、慣れてきたら、一番反応していそうなラインに調整していくのが良いです。
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。