サインの出る回数 普通 万能系
ファイル形式 .ex4
価格追従性が高く、移動平均線特有のエントリータイミングの遅れが少ないハル移動平均線(HMA)をバンド表示したインジケーターです。
ATRがロジックに組み込んであり、値動きが大きいとバンド幅が広がります。
また、ChangeToEAなどを使ってFX取引の自動化、バイナリーオプションでしたらMixArrowForAMTでサインの合成なども可能です。
HMA ATR Channel利用方法
ハル移動平均線は従来の移動平均線の課題である、遅延とダマシを同時に取り除くことを目的として開発されました。
より新しい価格を重要視して計算する加重移動平均を組み合わせて下記の計算式で作られています。
HMA(日数) = WMA(日数/2) ✕ 2 – WMA(日数)
WMA = 加重移動平均
HMA ATR ChannelはHMAの1番外側のバンドをブレイクでサインがでますが、サインには2種類ありまして、バンドを終値で抜けたサインは◎(真ん中が塗りつぶされている)で表示、高値安値で超えた場合は◯マークで表示されます。
◎と◯は別のバッファを持っていますので、自動売買で取引する場合は終値確定でサインがでる◎を使うのが基本です。
バンドブレイクの順張りエントリーだとは思うのですが、設定によっては逆張りサインツールにもなるので開発者の人はそれであえて◎◯のサインにしたのかな?という感じではあります。
なにかレンジを避ける別の手法や他のインジケーターとサインを合成するインジケーターを使ったら、勝率が上がりそうな感じがするサインツールです。
MT4のパラメータ設定
『BandPrice』でどの価格を参照するか、『BandMethod』で移動平均線の計算式を変更できます。
『Alert Bar』はデフォルトの1だと確定時にアラートがなりますが、0にすると現在値がバンドを超えたらアラートが鳴るようになります。
『ArrowUPclose』『ArrowDOWNhigh』などに設定されている159、161の数値は下記のMT4の記号表と紐付いていますので、お好みで矢印サインなどに変えるとわかりやすくなります。
その他のハル移動平均線インジケーター
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。