エリオットオシレーター(Elliot oscillator)はエリオット波動のカウントをサポートするために、エリオット波動提唱者のラルフ・ネルソン・エリオット氏によって開発されたオシレーターです。
2本の移動平均線の差をヒストグラム化してトレンドの勢いを算出し、さらにヒストグラムに移動平均線をプラスして機能性を上げています。
ちなみに名称が『Elliot Oscillator Waves』で、略称がなぜか『EWO』となっていますが、これが正しいとのことです。
また、ChangeToEAなどを使ってFX取引の自動化、バイナリーオプションでしたらMixArrowForAMTでサインの合成なども可能です。
Elliot Oscillator Waves 1.05 MTF (btn)インジケーターの利用方法
Elliot Oscillator Waves 1.05 MTF (btn)はエントリーサインを出しますが、こちらはZigZagがベースとなっており、高値安値を更新すると当然リペイントしますのであくまで目安として使ってください。
基本的な使い方としては素直にオシレーターが0レベルを上回って青色になったら上昇トレンド、赤色で下降トレンド、上下2本のバンドをブレイクしたら勢いが付く可能性が高いといった判断になります。
あと手堅い手法としては、ダイバージェンス判断で、ローソク足とヒストグラムの方向が逆行した時の、その後の動きを狙ったもので、これはなかなかの精度で機能します。
MT4のパラメータ設定
『Time frame』で時間を変更することができます。上位足の時間を表示するとダマシが減って使いやすくなります。
『Short Period』と『Long Period』でヒストグラムの計算期間を変更できますが、作者はデフォルトの数値を推奨しています。
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。