3本の移動平均線を基にトレンドの転換点や方向を視覚的に示すインジケーターです。
ゾーンを塗りつぶすことによるトレンド強弱の可視化や、矢印によるエントリーシグナル表示の機能があります。
ChangeToEAなどを使ってFX取引の自動化、バイナリーオプションでしたらMixArrowForAMTでサインの合成なども可能です。
3x ma (cross+3dma)利用方法
マルチタイムフレーム対応、上記は4時間チャートに日足で表示したところです
3x ma (cross+3dma)が表示する移動平均線は通常のものと異なり、EMAよりもラグ(遅延)が少ない移動平均線となります。
3本の移動平均線(短期・中期・長期)の間は塗りつぶされ、ゾーンが拡大する過程ではトレンド、またはトレンドの開始、ゾーンが狭くなる過程ではレンジ、またはレンジの開始となります。
パラメータからゾーン幅の調整も可能なのでお好きな見た目に変更してください。
サインは、ゴールデンクロス・デッドクロス時に表示しますが、短期✕中期、短期✕長期ではサインが異なります。(矢印の色・サイズ・種類などもカスタマイズ可能)
マルチタイムフレームにも対応していますので、普段から移動平均線を利用するトレーダーさんにおすすめです。

MT4のパラメータ設定

移動平均線(MA)設定
Fast MA settings(短期移動平均線の設定)
- Fast MA period: 短期移動平均の期間(例: 9)
- Fast Sampling Period: サンプリング期間、表示に与える影響は軽微です(例: 220)
- price to use (for all): 価格の種類(例: Close = 終値を使用)
MEDIUM MA settings(中期移動平均線の設定)
- Medium MA period: 中期移動平均の期間(例: 36)
- Medium Sampling Period: サンプリング期間、表示に与える影響は軽微です(例: 220)
LONG MA settings(長期移動平均線の設定)
- Long MA period: 長期移動平均の期間(例: 220)
- Long Sampling Period: サンプリング期間、表示に与える影響は軽微です(例: 220)
2. リボン(帯)設定
- Show ribbon?: リボンを表示するか(true = 表示)
- If false then use this for ribbon width: リボン幅の手動設定(trueの場合、”Auto adjust Ribbon width” に従う)
- Auto adjust Ribbon width: リボン幅を自動調整するか(true = 自動調整)
- Bullish ribbon color: 上昇トレンド時のリボンの色(例: 28,55,0 = 緑系統)
- Bearish ribbon color: 下降トレンド時のリボンの色(例: 60,0,0 = 赤系統)
- Bullish ribbon color (2): 別の上昇トレンドの色(例: 49,89,0)
- Bearish ribbon color (2): 別の下降トレンドの色(例: 95,0,0)
3. 矢印(シグナル)設定
- Arrows Fast-Medium visible?: 短期と中期のクロス時に矢印を表示するか(true = 表示)
- Arrows Medium-Long visible?: 中期と長期のクロス時に矢印を表示するか(true = 表示)
- Arrow on first bars true/false: 最初のバーに矢印を表示するか(true = 表示)
- Fast-Medium Arrow size: 矢印のサイズ(例: 1)
- Medium-Long Arrow size: 矢印のサイズ(例: 2)
- Up Arrow code: 上昇矢印のコード(例: wingdings 238)
- Up Arrow gap: 上昇矢印の間隔(例: 0.5)
- Up Arrow Color: 上昇矢印の色(例: LimeGreen)
- Down Arrow code: 下降矢印のコード(例: wingdings 221)
- Down Arrow gap: 下降矢印の間隔(例: 0.5)
- Down Arrow Color: 下降矢印の色(例: Orange)

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。