こちらはFX関連のテクニカル指標開発者であるトムデマークという方が開発したTD Sequential(TDシーケンシャル)というインジケーターの通常版と上位版の紹介です。
上位版は通常のTDシーケンシャルにアラートとサインを表示する機能が加わっています。
インジケーターには1~9をカウントするロジックと、1~13をカウントするロジックの2つが入っており、数字によって転換を判断します。
1~9のロジックに関しては自動売買で拾えるサインがでますので、バイナリーオプション自動売買システムでの自動化が可能なサインツールです。
TDシーケンシャルですが、日本語サイトでダウンロード可能なものの半分くらいに、リアルタイムで数字がでないバグがありますが、こちらで同封してあるTD Sequential.ex4はバグが取り除かれたバージョンです。
TDシーケンシャルの利用方法
青色(買い)と赤色(売り)の数字は9番までカウントするロジックです
通常は9で逆張りの合図ですが、状況によっては8でサインが完結します
TD Sequential のロジックとして、相場の天底を狙うサイクル理論がベースとなっています。サイクル理論は安値から安値を一つのサイクルとしてトレンドの転換を狙っていく考え方です。
緑色と赤色の数字はセットアップロジックと呼ばれ、1~9まで連続でカウントされていき、通常はこの『9』で逆張りエントリーを狙います。
次に水色(買い)とオレンジ(売り)の数字ですが、こちらはカウントダウンロジックと呼ばれ、1~13まで無期限でカウントされ、狙うのは13での大きな反転です。
TDシーケンシャルのルール(公式)
上記はTDシーケンシャルの公式ルールです。
今回配布している上位版は自動でサインが点灯しますが、公式のルールも公開されていますので掲載しておきます。
TDセットアップ(9番)
TDセットアップは9が点灯した箇所で、中期トレンド内の小さな押し目や弱めの転換が入る箇所を指します。
買いの条件:1~9番まで連続した時に、9番目の終値が4番~8番の安値よりも低い時。
強い買い条件:8番か9番の足が6&7番の安値よりも低い時
売りの条件:1~9番まで連続した時に、9番目の終値が4番~8番の高値よりも高い時。
強い売り条件:8番か9番の足が6&7番の高値よりも高い時
TDカウントダウン(13番)
TDカウントダウンは13番が点灯する箇所で、トレンドの大きな転換を狙います。
TDセットアップと異なり、カウントは連続して行いません。ローソク20~30本ほどになります。
買いの条件:13番の終値が2本前の安値よりも低い時
強い買い条件:13番の安値が8番の終値よりも低い時
買いの条件:13番の終値が2本前の高値よりも高い時
強い買い条件:13番の高値が8番の終値よりも高い時
TDシーケンシャルですが、フィボ太郎さんのフィボナッチの波と非常に相性が良いです。
サイクル理論と正しいフィボナッチ理論の両方からのアプローチでバチバチに効きますので合わせて使ってみることをおすすめします。
TDシーケンシャル無料ダウンロード
こちらは表示関連のパラメータが中心で、ロジックに関する設定はありません。
あとTDシーケンシャルは少し重いので、インジケーターを適用した初回にMT4が一瞬固まりますが、少し待てば普通に利用できるのでご安心を。
一部のバグが取り除かれた最新バージョンです
MT5版はこちら
上位版はインジケーター倉庫Premierでダウンロード
TDシーケンシャル通常版と上位版の違いは、アラート機能と自動売買化ができるTDセットアップロジックの矢印が出現します。
また、カウントダウンロジック12番~13番の間に『+』マークがでますが、これは通常値動きが少ないと出現が遅れてしまいがちな13番のマークのフライングエントリー用で、13を待たずに裁量でエントリーする場合はこの+マークを目印にしてエントリーします。
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。