QQEインジケーターはRSIにスムージングを加えた改良型のトレンド系指標です。トレンド判断、逆張りのタイミング、ダイバージェンスの検出に有効で、遅延が少なく安定性に優れています。
ChangeToEAなどを使ってFX取引の自動化、バイナリーオプションでしたらMixArrowForAMTでサインの合成なども可能です。
qqe-indicator利用方法
緑のラインが0レベルよりも上なら上昇、下なら下降トレンドです
QQEインジケーターは、RSI(相対力指数)をベースにスムージング処理を施すことで、ノイズを抑えた滑らかな動きを実現しています。価格のトレンドや反転ポイントを視覚的に把握しやすく、特に変動の激しい相場環境でも安定して機能します。
緑のライン(スムーズRSI)が50以上を推移していれば上昇トレンド、50以下なら下降トレンドと判断できます。トレードのフィルターとして、上昇トレンドでは買い、下降トレンドでは売りを検討します。
サインのロジックは、緑のラインが赤のトレーリングラインを上抜けると買いシグナル、下抜けると売りシグナルが表示されます。逆張りで使う場合は、レベルの値が60以上で買われすぎ、40以下で売られすぎと判断してエントリーしますが、再現性は低めです。
もう少し再現性が高い使い方としては、価格と緑のラインの動きに乖離(ダイバージェンス)がある場合、トレンド転換のサインとなることがあります。たとえば、価格が安値を更新しているのに緑ラインが安値を切り上げている場合は上昇転換の可能性があります。

MT4のパラメータ設定

SF
スムージング係数。RSIの滑らかさを調整します。
RSIPeriod
RSIの期間設定。数値を大きくすると反応が遅くなります。
UpperBound
買われすぎと判断する上限値。一般的に60〜70。
LowerBound
売られすぎと判断する下限値。一般的に40以下。
WPB
トレーリングラインの幅。変動の敏感さに影響します。
alertsOn
アラート機能を有効にするかどうか。
alertsOnZeroCross
ゼロラインをクロスした際にアラートを出すか。
alertsOnSignalCross
シグナルラインをクロスした際にアラートを出すか。
alertsOnCurrent
現在の足でアラートを出すかどうか。
alertsMessage
アラート時にメッセージを表示するかどうか。
alertsSound
アラート音を鳴らすかどうか。
alertsNotify
プッシュ通知を送るかどうか。
alertsEmail
メール通知を送るかどうか。
soundFile
アラートで使用するサウンドファイル名。
arrowsVisible
チャート上に矢印を表示するかどうか。
arrowsIdentifier
矢印の識別名。チャート内での区別用。
arrowsDisplacement
矢印の位置をローソク足からどれだけずらすか。
arrowsOnZeroCross
ゼロラインクロス時に矢印を表示するか。
arrowsOnZeroCrossColor
ゼロクロス矢印の色。
arrowsOnZeroCrossCode
ゼロクロス矢印の記号コード。
arrowsOnZeroCrossSize
ゼロクロス矢印のサイズ。
arrowsOnSignalCross
シグナルクロス時に矢印を表示するか。
arrowsUpSignalColor
買いシグナル矢印の色。
arrowsUpSignalCode
買いシグナル矢印の記号コード。
arrowsUpSignalSize
買いシグナル矢印のサイズ。
arrowsDnSignalColor
売りシグナル矢印の色。
arrowsDnSignalCode
売りシグナル矢印の記号コード。
arrowsDnSignalSize
売りシグナル矢印のサイズ。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。