- ピボットインジケーターとは?
- おすすめピボットインジケーター
- 3週間分のピボットを一括表示「FXI Pivots」
- フィボナッチを利用したピボットを表示「FiboPiv button」
- ピボットのラインタッチでアラートを鳴らしてくれる「Fibo_Pivots_Alerts_Levels」
- ★ ピボットを色々な条件で表示
- カマリラ指標を使ったピボットインジケーター「camarilladt button」
- デイトレ向きのピボット「Camarilla New V-2.2 -DWMY -Lines」
- 細かい設定が可能なピボットインジケーター「AllPivots_v6.3 600+」
- ピボットや通貨の強さなどを一括表示「TT-HL_DASH-BT」
- 指定した期間のピボットを表示してくれるインジケーター「WyattsPivots_v2.1_w_toggle」
- サポレジを見つけるおすすめピボットインジケーター9選 まとめ
ピボットインジケーターとは?
MT4(MetaTrader 4)のピボットインジケーターは、市場のサポートとレジスタンスのラインを特定するのに役立つツールです。
これらのラインは、前日の価格の高値、安値、終値を基に計算されます。以下に、ピボットポイントとその補助レベルについて説明します。
ピボットポイント(P)
ピボットポイント自体は、主に前日の価格の平均値を表し、次の日の市場の中心点として機能します。
サポートラインとレジスタンスライン
ピボットポイントに加えて、サポートライン(S1, S2, S3)とレジスタンスライン(R1, R2, R3)も計算されます。
サポートライン(Support lines)
- S1 = 2P – 高値
- S2 = P – (高値 – 安値)
- S3 = 安値 – 2(高値 – P)
レジスタンスライン(Resistance Lines)
- R1 = 2P – 安値
- R2 = P + (高値 – 安値)
- R3 = 高値 + 2(P – 安値)
ピボットの使い方
ピボットポイントとサポレジラインは、以下のように使われます。
- 市場の方向を判断: 真ん中に引かれる、ピボットラインの上で価格が推移している場合、市場は強気と見なされます。
逆に、ピボットポイントの下で価格が推移している場合、市場は弱気と見なされます。 - エントリーとエグジットのポイントを決定: サポートラインやレジスタンスラインを使って、エントリーポイントやエグジットポイントを決定します。
- リスク管理: サポートレベルをストップロスの基準とし、レジスタンスレベルを利益確定の基準とすることで、リスク管理に役立てます。
おすすめピボットインジケーター
3週間分のピボットを一括表示「FXI Pivots」
FXI Pivotsは3週間分のピボットを表示してくれるインジケーターです。
日足以上の時間で使うとラベルやラインが近くて見にくいので、実際には4時間足以下、特に15分~1時間足で使いやすい造りになっています。
過去チャートの検証をする場合にとても便利なインジケーターです。
フィボナッチを利用したピボットを表示「FiboPiv button」
FiboPiv buttonが引くラインはフィボナッチの影響で、通常のピボットとは少し抵抗ラインが異なりますが、通貨ペアによっては再現性が高いかなと思います。
実践での使い方としては、ピボットは順張りでのエントリーがメインで、中心の「Pivot level」よりも上に価格があれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドと判断します。
また、エントリーはラインをブレイクしたところで順張り方向にエントリーするような使い方が多いですが、利確や損切り専用に使う方も多いです。
ピボットのラインタッチでアラートを鳴らしてくれる「Fibo_Pivots_Alerts_Levels」
Fibo_Pivots_Alerts_Levelsは3日分のピボットラインを引き、ラインをブレイクするとアラートを鳴らしてくれるインジケーターです。
ピボットは日足ベースで引かれるラインなのでブレイクまでに時間がかかることが多いです。そんな時にアラート鳴ればチャートに張り付く必要がなくなるので便利ですね。
★ ピボットを色々な条件で表示
様々な条件でのピボット表示を可能にし、様々なピボットインジケーターの中で条件指定の簡単さでは頭一つ抜けています。
秀逸なのはピボットでは重要な要素となる市場時間をボタンから5種類(ブローカー時間、オセアニア、日本、ロンドン、NY)切り替えらることができます。
また、どの価格で計算するかの設定や、フィボナッチラインの表示なども豊富にあり、水平ラインの検証はこれ1つでかなり捗るかなと思います。
カマリラ指標を使ったピボットインジケーター「camarilladt button」
カマリラ指標は前日の4本値(始値、終値、高値、安値)から基準のライン(ピボットライン)決め、上下に4つずつ抵抗帯を表示するテクニカルです。
こちらのcamarilladt buttonは、通常のカマリララインに加えて、フィボナッチラインも合わせて表示してくれるインジケーターです。
デイトレ向きのピボット「Camarilla New V-2.2 -DWMY -Lines」
通常のカマリラピボットは全部で9本程度のラインですが、こちらのCamarilla New V-2.2 -DWMY -Linesは上位足のラインも表示するので、チャートを縮めると全部で100本くらいありそうです。
実戦での使い方は、ピボットと同じく中央のラインよりも価格が上ならば当日は上目線、下ならば下目線で、各ラインをブレイクしたら順張りという使い方です。
正直な所、これだけラインが引かれればどれかは効くでしょう。という話になりますが、5分や15分足などでトレードする際に、ビタビタに決まったりすることもあるので意外と馬鹿にできません。
細かい設定が可能なピボットインジケーター「AllPivots_v6.3 600+」
「AllPivots_v6.3 600+」は細かい設定が可能に作られているピボットインジケーターです。
パラメータの『Pibvot Mode』からピボットの計算ロジックを変更したり、マルチタイムフレームに対応しているので、ピボットの計算期間を自由に変更することができます。
表示変更もかなり融通が効くように作られています。
ピボットや通貨の強さなどを一括表示「TT-HL_DASH-BT」
指定した通貨の指定した時間で高値安値やピボットの抵抗帯、トレンドの強さなどを一括表示してくれるインジケーターです。
ギャンファンやフィボナッチも自動で引いてくれる機能盛りだくさんのインジケーターです。
トレンドラインのような斜め線が放射線状に引かれますが、こちらはギャンファンといって単純に幾何学的に引かれるもので、イマイチ抵抗帯として機能するかというと微妙なのでパラメータからオフにしても良いと思います。
指定した期間のピボットを表示してくれるインジケーター「WyattsPivots_v2.1_w_toggle」
こちらのピボットインジケーターは、指定した期間毎に自動で表示してくれます。
また、通常のピボットよりも細かくサポレジラインを表示してくれて、表示のオンオフなどもボタン一つで可能です。
特徴として表示されているラインで青と赤のゾーンがありますが、こちらは強めの抵抗帯として利用します。