サインあり 相場環境認識系
ファイル形式 .ex4
このインジケーターは、チャート上にImbalance(≒Fair Value Gap)をラインとして表示することで、価格の未埋めゾーンを明確に可視化するツールです。
Imbalance(インバランス)とは、価格チャート上で買い手と売り手のバランスが大きく崩れ、一方向に価格が急激に動いた際にできる「未処理領域(注文の空白)」のことを指します。日本語では「不均衡」や「需給の偏り」と訳されます。
Imbalance by Blue Rain Buttonインジケーターの利用方法
ローソクのpips数やImbalanceが出現した足にサインの表示も可能です
似たようなツールであるFVGインジケーターはゾーン(帯)表示が主流ですが、Imbalanceはライン表示なので視認性に優れているのが特徴です。
ローソク足が陽線の場合はImbalanceのLowから、陰線の場合はHighからラインが引かれ、チャートをスッキリさせつつ、精度の高いトレード判断を助けます。
ボタン操作により、ワンクリックでImbalanceラインの表示/非表示を切り替えることができたり、アラートやATR表示など機能が充実しています。

MT4のパラメータ設定

Bars count
どのくらい過去のローソク足を対象にImbalanceを検出するかを指定します。
Minimum Pip Size for Imbalance
Imbalance(FVG)として認識する最小ピップスサイズを指定します。これより小さいGapは無視されます。
Enable to use ATR as Pipsize Filter
ATRを使ってPipサイズのフィルターをかけるかどうかを設定します。
ATR Period to be used
ATR計算に使う期間を指定します。
ATR Multiplier for Pipsize filter
ATRにかける倍率を指定します。実際のフィルターの強度に影響します。
PipTextcolor
Pipサイズのテキストの色を指定します。
PipTextAngle
テキストの角度を設定します。通常は「0」で横表示されます。
Minimum Bars For Imbalance
Imbalanceの判定に必要な最低本数を指定します。
Line Thickness
表示されるラインの太さを指定します。
Mainline style
主ラインのスタイル(実線、破線など)を選択します。
2nd line style
2本目のライン(HideSecondaryLineがfalseの場合に表示)のスタイルを選択します。
HideCandleColors
Imbalance発生時のローソク足の色変更を無効にします。
HideBlockedLine
すでに価格が通過して埋まったラインを非表示にします。
HideSecondaryLine
Imbalance候補のラインも表示するかどうかを設定します。falseにするとラインが増えすぎるのでfalseのままで良いかと思います。
ShownbamePipSize
ライン上にPipサイズの数値を表示するかを指定します。
ShowAllPipSize
全てのImbalanceに対してPipサイズの表示を行うかどうかを設定します。
ShowArrows
Imbalanceが発生したローソク足の上にドット(●)を表示するかを設定します。
alertsOn
アラートを有効にするかどうかを設定します。
AlertsOnCurrentBar
現在のローソク足でImbalanceが発生した場合にもアラートを出すかどうかを指定します。
alertsMessage
ポップアップメッセージによるアラート表示を有効にします。
alertsNotification
プッシュ通知によるアラート送信を有効にします。
alertsEmail
メールでアラートを受け取る設定です。
ButtonX
ボタンのX座標を指定します。
ButtonY
ボタンのY座標を指定します。
Button_text
ボタンに表示されるテキスト内容を指定します。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。