インジケーター

複数機関のドンチャンチャンネルでトレンドを判別「donchian trend(+ ribbon)」

donchian trend(+ ribbon)

サインの出る回数 普通   順張り系

AutoMultiTraderでの自動売買化 △

ファイル形式 .ex4

このインジケーターは、複数期間のドンチャンチャネルの方向性をヒストグラム(バー)で表示し、相場の流れやトレンドの転換点を視覚的に把握しやすくするツールです。

donchian trend(+ ribbon)利用方法

donchian trend(+ ribbon)サブチャートに期間別のドンチャンチャンネルが表示されます

 

 donchian trend(+ ribbon)すべての期間が揃ったところでエントリーサインがでます

 

メインチャートにはシグナルを示す矢印が表示され、サブウィンドウには11本のカラーバーが並んでいます。

それぞれが異なる期間のドンチャンチャネルの方向を示しており、トレンドの強弱や変化の兆しを一目で確認できます。

ドンチャンチャンネルのバンド表示はありませんが、

価格が上バンドを上抜けた場合 → ドットが緑色に変化(上昇トレンド開始)

価格が下バンドを下抜けた場合 → ドットが赤色に変化(下降トレンド開始)

それぞれのトレンドは、反対側のバンドを抜けるまで継続と判断

このロジックをベースに、複数の異なる期間のドンチャンチャネルの状態を同時に表示します。

なお、最下段の黄色と青のバーは総合的な判断で、ここだけの判断でもトレードは可能です。

ドンチャンチャンネルとは?

ドンチャンチャネル(Donchian Channel)は、リチャード・ドンチャン氏が考案したトレンドフォロー型の指標です。

一定期間の価格の最高値と最安値を基に、トレンドの方向性やブレイクアウト、ボラティリティを判断するために用いられます。以下にその概要を簡潔に説明します。

ドンチャンチャネルの構成
ドンチャンチャネルは3本のラインで構成されます:

上限バンド(Hバンド):指定した期間(例:20日間)の最高値を結んだ線。

下限バンド(Lバンド):同じ期間の最安値を結んだ線。

中央バンド(Mバンド):上限バンドと下限バンドの平均値((最高値 + 最安値) ÷ 2)。

主な特徴
トレンドの把握:価格が上限バンドを上抜けると上昇トレンド、下限バンドを下抜けると下降トレンドの可能性を示します。

ブレイクアウト戦略:上限または下限バンドのブレイクアウト(突破)は、新たなトレンドの開始を示すシグナルとして使われます。

ボラティリティの測定:バンドの幅が広い場合は高ボラティリティ、狭い場合は低ボラティリティを示します。

亀吉
亀吉
初期設定だとピリオドは1日ずつずれていますが、もう少し広げてもよさげですね
たつお
たつお
一通りの数値のカスタマイズはできますので、通貨ごとに調整してくださいね
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MT4のパラメータ設定

donchian trend(+ ribbon)

Trend histogram/arrows/alert change on
トレンドが変化したと判断する条件を指定します。”First signal only” は最初の変化にのみ反応します。

Fast MA period(20〜11)
それぞれの期間でドンチャンチャネルの計算に使うバー数を指定します(MAと書かれていますが、実質はドンチャンチャネルの期間設定です)。

Close price to use / High price to use / Low price to use
ドンチャンチャネルを計算する基準となる価格を指定します。

Bullish histo color / Bearish histo color
ヒストグラムで使用される、上昇トレンド・下降トレンド時の色を設定します。

Up histo code / Down histo code
バーの状態を内部で判定するためのコード(通常は変更不要)。

Hist size
ヒストグラムのバーの太さ(縦方向)を設定します。

Auto adjust histo width
バーの幅を自動調整するかを指定。falseで固定幅になります。

Bullish trend histo color / Bearish trend histo color / Neutral trend histo color
トレンド方向ごとのヒストグラムの色を詳細に設定できます。

Arrows unique ID
表示する矢印オブジェクトの一意な識別子。他のインジケーターと重複しないように設定可能。

Show arrows
チャート上に矢印を表示するかどうかを選択します。

Arrows on last mtf bar
マルチタイムフレーム使用時に、最新バーにも矢印を表示するかを設定します。

Arrow gap
矢印とローソク足との間隔を調整します。

Arrows up color / Arrows down color
上昇・下降それぞれの矢印の色を設定します。

Arrows up code / Arrows down code
矢印のスタイルを選択します(円内の矢印など)。

Arrows size
矢印のサイズを指定します。

Alerts on true/false?
トレンド変化時にアラートを鳴らすかを設定。

Alerts on still opened bar true/false?
確定していないローソク足(進行中のバー)でもアラートを出すかを指定。

Alerts pop-up message true/false?
アラートの際にポップアップ通知を表示するかどうかの設定。

Alerts sound true/false?
アラート時にサウンドを鳴らすかを設定します。

 

 

 

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インジケーターをMT4にインストールする方法

①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。

②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。

③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)

④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。