サインなし 相場環境認識系
ファイル形式 .mq4
現在チャートで選択している通貨ペアとの相関係数をパネル表示してくれるインジケーターです。
ただし、相関係数を扱うには正規分布しているデータでないと精度が低いのでそのまま利用する際は注意が必要です。
Correlation Calculator Panelインジケーターの利用方法
相関係数とは、2つのデータがどれくらい関係しているかを示す数値です。例えば、勉強時間とテストの点数の関係などです。
範囲: -1 から +1 まで
+1: 完全な正の相関(片方が増えるともう片方も増える)
0: 相関なし(関係がない)
-1: 完全な負の相関(片方が増えるともう片方が減る)
例
例えば、勉強時間が増えるとテストの点数も上がる場合、相関係数は正の値(+1 に近い)になります。
逆に、例えば気温が下がると暖房の使用が増える場合、相関係数は負の値(-1 に近い)になります。
Correlation Calculator Panelを実践で使うシーンですが、例えばドル円が長期的に下がりそうなときは売りエントリーを考えるかもしれませんが、ドル円はマイナススワップとなります。
そこでドル円の代わりに、相関の高いAUDNZDで売りエントリーをすると、プラススワップが得られ、値動きもドル円と似た動きをするので、より安全に取引ができる可能性があります。
MT4のパラメータ設定
『Correlation period』で相関係数の計算期間を変更できます。
パネル表示が見切れてしまう場合は『Number of characters』でパネルに表示される通貨数を変更できます。表示される通貨はMT4の気配値に準拠するようです。
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。