サインなし 逆張り系
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Cluster Indicatorは、特定の価格帯における出来高の集中を視覚的に示すインジケーターです。ボリュームが一定値を超えた箇所に円を表示し、その大きさと色で強弱を直感的に把握できます。相場の反発や停滞のポイントを見極める補助ツールとして有効です。
Cluster Indicatorインジケーターの利用方法
Cluster Indicatorは、指定期間内のローソク足から各価格帯でのボリューム(取引密度)を分析し、一定以上の集中が見られた箇所に円を描画します。円の大きさはボリュームサイズ、色はその強弱を表します。特に反発やブレイクアウトの起点になりやすい価格帯を識別するのに役立ちます。
ボリュームはユーザーが指定した日数分のデータを集計し、価格の刻み幅ごとに計算されます。その上で、しきい値(Filter Value)以上の箇所に円を表示。描画される円は、指定の最小~最大サイズ内でスケーリングされます。
設定パラメータでは、対象日数、価格の刻み幅、ボリュームの閾値、色や円の形状、透明度など細かいカスタマイズが可能です。
たとえば、クラスターが多すぎると感じた場合はFilter Valueを上げると表示が絞られます。逆に検出感度を上げたい場合はPoint scaleやMode stepを小さくすることで対応できます。

MT4のパラメータ設定

Number of days (Daily bars)
過去何日分のデータを集計対象とするかを設定します。
Mode step (in points)
価格をどの刻み幅で区切ってクラスターを計算するかを指定します。
Point scale
価格刻み幅の倍率を調整します。値を大きくするとより粗くなります。
Max bars (during each day)
1日に処理するローソク足の最大本数を制限します。
Filter Value (Minimum threshold for volume)
この数値以上のボリュームがあった価格帯だけが円で表示されます。
Shape type
表示される形状を指定します(例:Circle=円)。
Min circle diameter (pixels)
描画される円の最小サイズをピクセルで指定します。
Max circle diameter (pixels)
描画される円の最大サイズをピクセルで指定します。
Gradient Min color (off=dNONE)
グラデーションの最小ボリュームに対応する色を指定します。
Gradient Middle color
グラデーションの中間レベルに使う色を指定します。
Gradient Maximum color (off=dNONE)
最大ボリューム時のグラデーション色を指定します。
Gradient Mode color (off=dNONE)
補助的に使うグラデーションの色を指定します。
Fill circles with color
trueにすると円の内部が塗りつぶされます。
Use simple gradient (drawing with step)
trueにするとシンプルなグラデーションで描画します。
Circle transparency (0-255)
円の透明度を設定します。数値が小さいほど透けます。
Identifier
オブジェクト識別用の文字列を指定します。複数設置時の管理に使用します。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。