視認性の高いチャート描画と細かく設定できるパラメータを備えており、裁量トレードにおけるエントリーポイントや利確の補助をしてくれるインジケーターです。
チャートにはエントリー方向、TPライン、SLラインが自動で描画され、インジケーターウィンドウには現在の戦略情報、シグナル状況、履歴統計が表示されます。
ChangeToEAなどを使ってFX取引の自動化、バイナリーオプションでしたらMixArrowForAMTでサインの合成なども可能です。
サインツール利用方法
四角いドットラインは買い(緑)と売り(赤)のどちらが優勢かを表します
チャート上にこのエラーが出た場合、時間足を一度切り替えて戻せば直ります
このインジケーターはパラメータから選択できるStrategy 1~3に基づくエントリーシグナルを提供し、チャート上には「Buy」「Sell」の方向と複数のTP(利確ポイント)が視覚的に表示されます。
主な特徴として、以下の機能があります:
3つのエントリーロジック
過去のトレード統計と成功率の表示
複数のTP設定とトレンド判定のドットライン表示
高次足(HTF)フィルターやトレーリングアドバイスによるフィルタリング
アラート機能によるエントリー通知
実践では基本的には15分足以下のスキャルピングで使用します。
エントリーシグナルが表示された次の足でエントリーしていき、TP1~TP3の分割利確がおすすめとのことです。損切りラインは描写されませんが、エントリーして赤と緑のドットラインを明確に超えるとそこはサポレジになりますので損切りの目安にしても良いです。

MT4のパラメータ設定

Select Strategy
使用する戦略を選択(例:Strategy-1)
Strategy 1-3 Sensitivity
シグナルの感度調整。大きくするとエントリー頻度が上がる
Open Position Mode
エントリータイミングの方式。Next Candleならシグナル次足でエントリー
Delta for Open Level
エントリーポイントの価格差(デルタ)調整。市場ノイズを回避する目的
Use Time Filter
時間フィルターの使用有無
Start Hour / Stop Hour
取引を許可する時間帯の開始時刻と終了時刻
Custom Indicator Name / Signal Bar
連動するカスタムインジケーター名とシグナル判定バー(Closed Bar等)
Current Bar Pause Between Alerts (Seconds)
アラートの連続発生を抑制するクールタイム設定
Buy Buffer / Sell Buffer
バッファー番号。複数のインジケーターを使う場合に必要
Select Close Position Settings
決済条件の種類。Reversal SLなどを選択可能
Use Manual TP1, TP2, TP3
マニュアルでTPを設定するかどうか
Manual TP1 (Pips), TP2, TP3
TP1〜TP3の利確幅(pips単位)
Manual SL (Pips)
手動で設定するSL(損切り)幅。Use Manual SLをtrueにすると有効
Use HTF Impulse Filter
上位足のフィルター機能を使用するかどうか
HTF-Filter Trailing Advice System
上位足フィルターに基づくトレーリングSLアドバイスの有効化
Number of Bars for HTF Trailing Advice Calculation
トレーリング判断に使うバーの本数
Delta for Buy/Sell HTF Trailing
上位足のトレーリング用価格差設定
Use Text Labels for HTF-Filter Events
HTFイベント発生時にラベル表示するかどうか
HTF Text Labels Font Size
ラベルのフォントサイズ
Reject Filter Settings
Strategy 1-2向けのフィルター拒否設定
Using Sell Testing After Optimization
最適化後に売りポジションでの検証を行うかどうか
Alert only if WR% Exceeds Threshold
ウィリアムズ%Rが一定以上でアラートを出す設定
Alert if Entry Level for Delta Entry Triggered
デルタエントリーレベルがトリガーされた時にアラート通知
ダウンロードすると複数のex4ファイルが入っていますが、すべてIndicatorsフォルダに入れてご利用ください。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。