MT4用のツールを自作している方々が、いざ販売してみようと思った時に問題になるのが、その販売手数料です。
代表的なEA・インジケーターの販売サイトであるゴゴジャン・noteなどはなんと販売手数料として3割近くの金額が引かれてしまいます。
そこで今回はツールの販売者様向けに、MQLAuthというシステムを使って、販売手数料を抑え、さらにはコピー防止の口座番号認証なども付与する方法の解説をしていきたいと思います。
MQLAuthを使えば簡単にEAやインジケーターの販売ができる
まずは動画を見てもらえば、MQLAuthがどういうものなのかはうっすらわかってもらえるかと思います。
MQLAuthは簡単に言うと、サーバー認証システムで、EAなどツールの販売者が登録したMT4の口座番号でしかEA・インジケーターを動かせない強力な口座縛りのシステムです。
パスワード認証なんかでは簡単に突破されますし、mq4ファイルに直接打ち込む口座認証方法はツールが売れるたびに、お客さんに口座番号を聞いて、コード書き込んで、コンパイルする、っていう手順が必要ですので、これ以上の方法はないってくらいにお手軽で強力なコピー防止方法でございます。
ペイパル決済をインジケーターに載せる?
MQLAuthがついているEAをMT4チャートで開くと、上記の利用期限が表示されます。この期限は『ある・なし』が自由に選べまして、例えば試用期間1週間で、それ以降は代金を払った人だけが使えるようになる。
といった設定が可能です。
MT4のチャート上から上記のPaypal決済画面に飛ばすことができ、ここでEAを購入してもらうと、販売者のMQLAuth管理画面にお客さんの口座番号が登録されていきます。
MQLAuth利用料金
MQLAuthシステムは、口座縛り1人につき50円~80円の月額利用料がかかります。
しかしPaypalの決済手数料が『3.6% + 40円』と格安ですので、例えば30,000円のEAをゴゴジャンで販売した場合・・・
ゴゴジャンで販売 35%(10,500円の販売手数料)
Paypal決済 3.6% + 40円(1,120円の販売手数料)
なんと約10,000円もの手数料の差がつくんです!ここにMQLAuth月額利用料の80円が乗っかっても10年使い倒さないとゴゴジャンの手数料には届きません。
つまり月額利用料金があってもMQLAuthが圧倒的にお得です。
MQLAuthの実装方法
MQLAuthの実装ですが、ご自身で実装する際のコードや手順についてはシストレファクトリーさんでしっかり解説されています。
自分でやるのが面倒くさいという方はシストレファクトリーさんの実装代行サービスがあります。