RVI(Relative Volatility Index)は、ボラティリティが拡大か縮小かを判断することができるインジケーターで、相対的変動率指数と呼ばれています。
よく使われているRSIが一定期間中の値上がり、値下がりを示すものに対し、RVIは高値と安値の標準偏差で計算されます。
RVIはMT4に標準ではいっていないのでこちらをどうぞ
RVIの計算式
RVIの計算式は下記の通りです。
RVI = st1 ÷ (st1 + st2) × 100
※stは終値のN日標準偏差
※st1は前日比プラスのstの◯日 st2は前日比マイナスのstの◯日
RVIは期間が違うものを2本表示する場合が多く、パラメーターは10日や14日が一般的です。
相対的な値動きを指数化していますので上限と下限はありません、0を基準にどれだけ上下に振れているかを判断材料にします。
RVIの使い方
RVIは、中心にある0のラインを基準に見ていきます。
(FX会社によっては、0の代わりに50を基準にしているところもあります)
この0ラインを基準として、RVIが0よりも上になれば相場のボラティリティが拡大しているので買いサイン、RVIが0よりも下になれば相場のボラティリティが縮小しているので売りサインということができます。
RVIのクロスもシグナル
RVIのラインは期間の違う2本を利用して売買のタイミングを見極めることもできます。
上記画像ですと、短期(緑)のRVIが中期のRVIライン(赤)を上から下に抜けたらデットクロス、下から上に抜けたらゴールデンクロスです。
RVIにより角度がついている状態でクロスしているところは、強いサインとなっているので、見逃さないようにしておきましょう。
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