サインなし 相場状況表示系
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LongShortPositionToolは、任意の場所をクリックして、利確(TP)、損切り(SL)の位置を視覚的に設定できる補助ツールです。
主にリスクリワード比を視覚化して、トレード判断をしやすくするためのものです。
LongShortPositionToolインジケーターの利用方法
左の鍵マークは一度描写したリスクリワードを固定、ゴミ箱マークは全削除、目のマークは表示のオンオフです。
リスクリワード比をクリックするとアクティブになり、利確損切り位置の変更ができます
LongShortPositionToolの使い方は、左側の「BUY」または「SELL」ボタンをクリックし、その後エントリーしたいところをクリックするとリスクリワード比が表示されます。
リスクリワードの場所と比率はマウスで調整できるので、損切りと利確位置にドラッグで持っていけば、pips数や%を表示してくれます。
画像中の数値の見かたに関しては下記を参考にしてください。
【Target: 1.273 (0.55%) 1273 summ.: 1272.60】
1.273:エントリー価格からターゲット(利確)価格までの値幅(価格差)です。USDJPYのような2桁通貨ではこのまま1.273円(127.3 pips)と判断します。
(0.55%):ターゲット価格がエントリー価格に対して0.55%上にあるという意味です。
1273:pips単位で表した利確幅。1.273円を小数第3位(0.01円=1 pip)で計算して127.3 pips → 1273ポイントと表示しています。
summ.: 1272.60:この利確に到達した場合に得られる利益額の見積もりです。ロットサイズ(lot: 0.01)を元に金額換算された値です。
【Stop: 0.787 (0.55%) 787 summ.: 787.42】
0.787:エントリー価格からストップロス(損切り)価格までの値幅。0.787円=78.7 pips に相当します。
(0.55%):ストップまでの距離が現在価格に対して0.55%であることを表します。今回の事例ではターゲットと同じパーセンテージで設定されています。
787:pips単位での損切り幅。
summ.: 787.42:ストップにかかった場合の損失額の見積もりです。
【PR/DD Opened pos.: 0.106 , lot: 0.01】
Opened pos.: 0.106:現在の価格がエントリーから0.106円(10.6 pips)進んでいることを示していると考えられます。ポジション保有中の含み益(または含み損)ではなく、エントリーから現在価格までの価格差です。
lot: 0.01:このトレードで使われているロットサイズ(取引量)です。最小単位の0.01ロット。
Risk/profit ratio: 1.62:利益見込み(ターゲット)と損失見込み(ストップ)の比率を示しています。1.62であれば、損失1に対して利益1.62を狙っている設定です。

MT4のパラメータ設定

Position volume units
取引数量の単位を指定します。たとえば「Currency」に設定されている場合、通貨単位で数量を管理します。
Amount of volume in units
「Position volume units」で選択した単位に基づく数量です。この値が実際の取引量を決定します。
Step volume units
取引量のステップサイズ(増減幅)を指定します。たとえばボリューム変更時にこの単位で増減されます。
Units for TP
「Take Profit(利確)」の目標値を設定する際の単位です。Pipsなどが指定できます。
Units for SL
「Stop Loss(損切)」の目標値を設定する際の単位です。TPと同様にPipsなどで管理します。
button distance from top in %
画面上のBUY/SELLボタンの上端からの距離をパーセンテージで指定します。ボタンの表示位置を調整するための項目です。
Unique ID
インジケーターの一意の識別子です。複数のインジケーターを同時に使用する場合にIDが重複しないようにします。
Set scheme
全体のカラースキーム(テーマ)を選択します。Theme 1などのプリセットが用意されています。
Profit zone
利益ゾーンの背景色を設定します。ポジションが利益状態にあるときの表示色です。
Loss zone
損失ゾーンの背景色を設定します。ポジションが損失状態にあるときに表示されます。
Line
エントリー・TP・SLなどのラインの色を設定します。
Selected points
選択中のポイント(ドラッグで動かせる点など)の色です。
Activated points
アクティブ状態にあるポイントの色です。
Text
インジケーターが表示するテキストの色を指定します。
Background transparency
背景の透明度を数値で指定します。値が大きいほど透明度が高くなります。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。