サインなし 移動平均線系
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移動平均線(MA)にFair Value Gap(FVG)やアラート機能を組み合わせたインジケーターです。価格がMAを上抜け・下抜けしたときに、色分けされた線でトレンドの変化を教えてくれます。
MA_FVG_Colored_V2+alertインジケーターの利用方法
このインジケーターは移動平均線(MA)にFVG(Fair Value Gap)の発生方向を組み合わせて色分けを行っています。MAの色は価格の傾きではなく、FVGが発生した方向によって切り替わっています。同じ方向のFVGが続いても色は維持され、反対方向のFVGが出たときにだけ色が変わります。
FVGが発生した足には四角いマーク(□)が表示され、確定後に描画されるためリペイントはありません。
表示のオンオフはチャート上のボタンで切り替え可能で、ボタンのテキストや位置を変えれば複数を同時に使うこともできます。
FVG(Fair Value Gap)とは、「公正価値のギャップ」とも訳される概念で、主に価格の急激な動きによって発生する「価格帯の空白」を指します。簡単に言えば、「価格が急に動いたせいで、まだ十分に売買されていないゾーン」です。
たとえば、ある足の高値と次の足の安値の間に隙間ができるような場合、そこがFVGです。このようなギャップは市場参加者が十分に反応できなかった「未処理の価格帯」として意識され、将来的に価格がそのゾーンに戻ってくる(=ギャップ埋め)動きを見せることがあります。

MT4のパラメータ設定

Length
移動平均線の期間を設定します。ローソク足の本数で指定します。
Method
移動平均の計算方法を選びます。例:Simple, Exponential, Smoothed, LinearWeightedなど。
Price
移動平均を計算する際に使う価格の種類を指定します。例:Close, Open, High, Lowなど。
Show_Only_1stFVG
trueにすると、最初のFair Value Gapのみを表示します。falseの場合はすべて表示。
GapPercentageFilter
FVGを検出する際の価格差のフィルター割合(%)を設定します。
GapPercentage
FVGとして認識する最小ギャップ幅(%)を指定します。
ColorUp
移動平均線が上昇している(もしくは買い方向のFVG)ときの線の色。
ColorDown
移動平均線が下降している(もしくは売り方向のFVG)ときの線の色。
LineWidth
移動平均線の太さを指定します。
alert_only_1stFVG
trueにすると、最初のFVGのみアラート通知を出します。
alertsMessage
trueにすると、アラートメッセージ(ポップアップ)が表示されます。
alertsSound
trueにすると、音声アラートが鳴ります。
alertsEmail
trueにすると、アラートをメールで通知します。
alertsNotify
trueにすると、モバイル通知が送られます(MT4/MT5にPush通知設定が必要)。
soundFile
アラート時に再生する音声ファイルを指定します。
button_note1
メモ欄。特に機能には関係しない説明的なフィールド。
btn_Subwindow
ボタンを配置するサブウィンドウ番号。0はメインチャートを指します。
btn_corner
チャート上のどの角にボタンを表示するかを指定。例:右下ならRight lower chart corner。
btn_text
ボタン上に表示されるテキスト内容。
btn_Font
ボタンに使うフォントの種類。
btn_FontSize
ボタンに使うフォントサイズ。
btn_text_ON_color
ボタンがONのときの文字色。
btn_text_OFF_color
ボタンがOFFのときの文字色。
btn_pressed
ボタンが押されているときの背景色。
btn_unpressed
ボタンが押されていないときの背景色。
btn_background_color
ボタンの通常状態の背景色。
btn_border_color
ボタンの枠線の色。
button_x
ボタンのX軸方向のオフセット(位置調整)。
button_y
ボタンのY軸方向のオフセット(位置調整)。
btn_Width
ボタンの横幅。
btn_Height
ボタンの高さ。
soundBT
ボタンを押したときに再生する音声ファイル。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。