サインなし RCI・ストキャスティクス系
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TDI(Traders Dynamic Index)は、RSI(相対力指数)、移動平均、ボリンジャーバンドを組み合わせたテクニカルインジケーターで、市場のトレンドや勢い、ボラティリティを一目で判断できるツールです。
TDI-With_Alertsは、そのTDIのアラート機能と設定のカスタマイズ性を強化したインジケーターです。
TDI-With_Alertsインジケーターの利用方法
TDIの見かたは下記のとおりです。
緑線(RSI):市場の強さを示し、トレンドの変化を捉えます。
赤線(シグナルライン):緑線との交差で売買シグナルを示します。
黄線(市場基準線):長期トレンドを示し、相場の方向性を判断します。
青線(ボリンジャーバンド):市場のボラティリティ(変動幅)を示し、バンドの拡大・収縮で変動の強弱を判断できます。
基本的には、TDIの緑線が赤線を上抜ければ買い、下抜ければ売り。緑線や赤線が黄線より上なら強気、下なら弱気の傾向。
緑線の角度が急なら勢いが強く、横ばいなら市場は停滞。バンドが広がるとボラティリティが高く、バンドが狭まると低いといった見かたになりますが、大きなトレンド方向の指示、エントリーサインは表示されますので、初心者でもわかりやすいインジケーターかと思います。

MT4のパラメータ設定

General Options(一般設定)
- Show_TrendVisuals:トレンドの視覚的な表示を有効(true)/無効(false)にする。
- Show_SignalArrows:売買シグナルの矢印をチャート上に表示(true)/非表示(false)にする。
- SHIFT_Sideway:シグナルを水平方向にずらすオフセット値。
- SHIFT_Up_Down:シグナルを垂直方向にずらすオフセット値。
Indicator Options(インジケーター設定)
- RSI_Period:RSIの計算期間。
- RSI_Price:RSI計算に使用する価格の種類。
- Volatility_Band:ボリンジャーバンドのボラティリティ設定値。
- RSI_Price_Line:RSIラインの設定。
- RSI_Price_Type:RSIラインの計算方法を指定。
- Trade_Signal_Line:シグナルラインの設定値。
- SHOW_Trade_Signal_Line2:追加のシグナルラインを表示するか
- Trade_Signal_Line2:追加のシグナルラインの期間設定
- Trade_Signal_Type:シグナルラインの種類
Alert Options(アラート設定)
- BuySellAlerts:売買シグナルのアラートを有効(true)/無効(false)にする。
- CautionAlerts:注意喚起アラートを有効(true)/無効(false)にする。
- MsgAlerts:メッセージボックスでアラートを表示するかどうか。
- SoundAlerts:アラート音を鳴らすかどうか。
- SoundAlertFile:アラート時に再生する音声ファイル。
- eMailAlerts:アラートをメール通知するかどうか。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。