ピボット インジケーター特集|MT4で使える無料Pivotの使い方とおすすめ比較【FX】
・ピボット(Pivot)インジケーターの基本構造とFXでの正しい使い方
・MT4で使える無料ピボットインジケーターの選び方とおすすめ
・サポレジとしてピボットを活用し、裁量の迷いを減らす方法
→価格が止まる箇所を高い確率で見つけるならオーダーブックがおすすめ
- ピボット(Pivot)インジケーターとは?FXで使われる理由
- ピボットインジケーターの基本構成と計算ロジック
- ピボットインジケーターの使い方|FXでの基本ルール
- サポレジインジケーターとしてMT4にピボットを導入するメリット
- MT4で使える無料ピボットインジケーターの選び方
- MT4対応|無料で使えるおすすめピボットインジケーター比較
- 3週間分のピボットを一括表示「FXI Pivots」
- フィボナッチを利用したピボットを表示「FiboPiv button」
- ピボットのラインタッチでアラートを鳴らしてくれる「Fibo_Pivots_Alerts_Levels」
- ★ ピボットを色々な条件で表示
- カマリラ指標を使ったピボットインジケーター「camarilladt button」
- デイトレ向きのピボット「Camarilla New V-2.2 -DWMY -Lines」
- 細かい設定が可能なピボットインジケーター「AllPivots_v6.3 600+」
- ピボットや通貨の強さなどを一括表示「TT-HL_DASH-BT」
- 指定した期間のピボットを表示してくれるインジケーター「WyattsPivots_v2.1_w_toggle」
- MT4にピボットインジケーターを導入・設定する方法
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|ピボットインジケーターはMT4最強クラスのサポレジ指標
ピボット(Pivot)インジケーターとは?FXで使われる理由
ピボット(Pivot)は、日本語で「回転軸」や「中心点」を意味します。前日の価格(高値・安値・終値)をベースに、当日のサポート・レジスタンスを算出するテクニカル指標です。
ピボットが「サポレジインジケーター」と呼ばれる理由
ピボットが「最強のサポレジインジケーター」と呼ばれる最大の理由は、「先行指標」である点にあります。移動平均線などの多くのインジケーターは、価格が動いた後に反応する「遅行指標」ですが、ピボットは前日のデータが確定した瞬間に、その日一日の意識されるラインがすべて確定します。
つまり、相場が動き出す前に「今日はこの価格帯で反発する可能性が高い」という予測を立てられるため、サポレジとして極めて実用的なのです。
裁量トレードでラインがズレない客観指標という強み
トレンドラインや水平線を自分で引く場合、どうしてもその時の心理状態や個人のスキルによって「ズレ」が生じます。一方、ピボットは単純な計算式に基づいているため、誰が使っても同じ位置にラインが引かれます。
再現性: 毎日同じルールでトレードができる。
大衆心理: 世界中のトレーダーが同じラインを見ているため、注文が集中しやすい。
迷いの払拭: 「ここで止まるかも?」という不安を、客観的な数値が支えてくれる。
この「客観性」こそが、多くのプロがピボットを愛用し続ける理由です。
ピボットインジケーターの基本構成と計算ロジック
ピボットは、中心となる一本のラインと、その上下に配置される複数のラインで構成されています。
ピボット・R1〜R3・S1〜S3の意味
最も一般的な構成は、中心線(P)に対して上下3本ずつの計7本です。
P(ピボットポイント): 強気と弱気の分かれ目。このラインより上で推移していれば買い優勢、下なら売り優勢と判断します。$$P = \frac{\text{High} + \text{Low} + \text{Close}}{3}$$
R1・R2・R3(レジスタンス): 上値抵抗線。利確目標や、逆張りのエントリーポイントとして機能します。
S1・S2・S3(サポート): 下値支持線。価格を支える目安となり、買い戻しのポイントになります。
クラシック・フィボナッチ・カマリラの違い
ピボットには、計算方法の違いによっていくつかの種類が存在します。自分の手法に合わせて使い分けるのが賢明です。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| クラシック | 最も標準的。世界中で最も多くのトレーダーが意識している基本の計算式。 |
| フィボナッチ | 黄金比(0.382や0.618)を計算に取り入れたもの。フィボナッチ愛好家に人気。 |
| カマリラ | ラインの間隔が狭く、主に逆張りのスキャルピングやデイトレに特化したロジック。 |
基本的には「ブレイクアウト」を狙う指標としても機能しますが、R2やS2付近では過熱感が出るため、一旦の反発を警戒するのが定石です。
非常に有効です。日足のピボットと週足のピボットが重なるポイントは、より強力なサポレジとして機能するため、勝率の高いエントリーポイントになります。
ピボットインジケーターの使い方|FXでの基本ルール
ピボットには、大きく分けて「逆張り(反発)」と「順張り(ブレイク)」の2通りの使い方があります。今の相場がどちらの性質を持っているかを見極めるのがコツです。
反発を狙う王道パターン(レンジ相場)
ピボットの最も一般的な使い方は、「各ラインでの反発」を狙う逆張りです。特に欧州時間序盤や指標発表前など、ボラティリティが一定の範囲に収まっている時は、驚くほどきれいにラインで止まります。
エントリー: 価格がS1やS2にタッチした際の反発、またはR1やR2での反落を確認して入る。
利確: ひとつ手前のライン(S1で買ったらPやR1)を目標にする。
「行き過ぎた価格が中心(P)に戻ろうとする力」を利用した、非常に論理的なトレード戦略です。
ブレイク狙いの応用パターン(トレンド相場)
強いトレンドが発生している時は、ラインが反発ポイントではなく「加速ポイント」に変わります。特にR1やS1を明確にブレイクした後は、次のR2やS2を目指して一気に動き出す傾向があります。
エントリー: 第1ターゲット(R1/S1)をローソク足の実体で抜けたタイミングで順張り。
ポイント: 前日の高値・安値とピボットラインが重なっている箇所を抜けると、さらに伸びやすくなります。
ピボット単体で使ってはいけない理由
ここで少し「毒」を吐きますが、ピボットだけで勝てるほどFXは甘くありません。 ピボットはあくまで「価格の目安」であり、それ自体に相場を動かす力はないからです。
強いトレンドが出ればR3すら簡単に突き抜けますし、ダマシも当然発生します。
移動平均線でトレンド方向を確認したり、RSIで過熱感を見たりといった「根拠の積み上げ」を怠ると、ただラインにタッチするたびに損切りを繰り返す「ラインの奴隷」になってしまいます。
主役はあくまで価格(プライスアクション)であることを忘れないでください。
サポレジインジケーターとしてMT4にピボットを導入するメリット
数あるインジケーターの中で、なぜピボットをMT4に入れるべきなのか。そこには裁量トレーダーにとって無視できない2つの大きなメリットがあります。
時間足が変わってもラインが変化しない
移動平均線などは、5分足で見るときと1時間足で見るときで形状が変わってしまいます。しかし、ピボットは「前日の日足データ」を元に計算されるため、どの時間足で表示してもラインの位置は一切変わりません。
「1分足ではチャンスに見えるけど、1時間足で見ると重要なピボットラインが目の前にある」といったマルチタイムフレーム分析のミスを、物理的に防いでくれるのが大きな強みです。
環境認識を一瞬で終わらせられる
朝、チャートを開いた瞬間に「今日の中心はここ」「ここを抜けたらヤバい」という境界線がすでに引かれている状態は、メンタル面でも大きな余裕を生みます。
いちいち自分で水平線を引き直す手間が省けるため、空いた時間を「どう動いたらどう入るか」というシナリオ構築に充てることができます。忙しい兼業トレーダーにとって、この効率化は最大の武器になるはずです。
・MT4で無料公開されているピボットインジケーターのチェックすべきポイント ・市場時間のズレ(MT4時間と日本時間)を解消するための設定の重要性 ・トレード効率を劇的に上げる「通知機能」や「過去検証機能」の有無
MT4で使える無料ピボットインジケーターの選び方
Mピボットインジケーターは、世界中のエンジニアが無料で公開しているため、膨大な種類が存在します。ここでは正確な分析を行うために、インジケーターを選ぶ際の2つのチェックポイントを解説します。
市場時間(東京・ロンドン・NY)に対応しているか
ピボット選びで最も失敗しやすいのが「時間設定」です。ピボットは前日の日足データを元にしますが、FX会社によってMT4の表示時間(サーバー時間)はバラバラです。
NYクローズ基準: 世界で最も意識される基準。
サーバー時間基準: そのまま表示するとラインがズレる原因に。
東京、ロンドン、ニューヨークなど、各市場の開始時間に合わせた計算ができるものや、夏時間・冬時間を自動で補正してくれる機能があるものを選ぶのが、プロの環境認識に近づく第一歩です。
ライン表示数・色・ラベルのカスタマイズ性
チャートは「見やすさ」が命です。ピボットはライン数が多いため、デフォルト設定のままだと画面が線だらけで読み取りにくくなることがあります。
- 不要なライン(R3やS3など)を非表示にできるか。
- ラインの右端に「P」「R1」といったラベルが表示され、瞬時に判別できるか。
- 背景色に合わせて色や太さを変更できるか。
これらのカスタマイズ性が高いものほど、スキャルピングやデイトレードで威力を発揮します。
MT4対応|無料で使えるおすすめピボットインジケーター比較
3週間分のピボットを一括表示「FXI Pivots」
FXI Pivotsは3週間分のピボットを表示してくれるインジケーターです。
日足以上の時間で使うとラベルやラインが近くて見にくいので、実際には4時間足以下、特に15分~1時間足で使いやすい造りになっています。
過去チャートの検証をする場合にとても便利なインジケーターです。
フィボナッチを利用したピボットを表示「FiboPiv button」
FiboPiv buttonが引くラインはフィボナッチの影響で、通常のピボットとは少し抵抗ラインが異なりますが、通貨ペアによっては再現性が高いかなと思います。
実践での使い方としては、ピボットは順張りでのエントリーがメインで、中心の「Pivot level」よりも上に価格があれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドと判断します。
また、エントリーはラインをブレイクしたところで順張り方向にエントリーするような使い方が多いですが、利確や損切り専用に使う方も多いです。
ピボットのラインタッチでアラートを鳴らしてくれる「Fibo_Pivots_Alerts_Levels」
Fibo_Pivots_Alerts_Levelsは3日分のピボットラインを引き、ラインをブレイクするとアラートを鳴らしてくれるインジケーターです。
ピボットは日足ベースで引かれるラインなのでブレイクまでに時間がかかることが多いです。そんな時にアラート鳴ればチャートに張り付く必要がなくなるので便利ですね。
★ ピボットを色々な条件で表示
様々な条件でのピボット表示を可能にし、様々なピボットインジケーターの中で条件指定の簡単さでは頭一つ抜けています。
秀逸なのはピボットでは重要な要素となる市場時間をボタンから5種類(ブローカー時間、オセアニア、日本、ロンドン、NY)切り替えらることができます。
また、どの価格で計算するかの設定や、フィボナッチラインの表示なども豊富にあり、水平ラインの検証はこれ1つでかなり捗るかなと思います。
カマリラ指標を使ったピボットインジケーター「camarilladt button」
カマリラ指標は前日の4本値(始値、終値、高値、安値)から基準のライン(ピボットライン)決め、上下に4つずつ抵抗帯を表示するテクニカルです。
こちらのcamarilladt buttonは、通常のカマリララインに加えて、フィボナッチラインも合わせて表示してくれるインジケーターです。
デイトレ向きのピボット「Camarilla New V-2.2 -DWMY -Lines」
通常のカマリラピボットは全部で9本程度のラインですが、こちらのCamarilla New V-2.2 -DWMY -Linesは上位足のラインも表示するので、チャートを縮めると全部で100本くらいありそうです。
実戦での使い方は、ピボットと同じく中央のラインよりも価格が上ならば当日は上目線、下ならば下目線で、各ラインをブレイクしたら順張りという使い方です。
正直な所、これだけラインが引かれればどれかは効くでしょう。という話になりますが、5分や15分足などでトレードする際に、ビタビタに決まったりすることもあるので意外と馬鹿にできません。
細かい設定が可能なピボットインジケーター「AllPivots_v6.3 600+」
「AllPivots_v6.3 600+」は細かい設定が可能に作られているピボットインジケーターです。
パラメータの『Pibvot Mode』からピボットの計算ロジックを変更したり、マルチタイムフレームに対応しているので、ピボットの計算期間を自由に変更することができます。
表示変更もかなり融通が効くように作られています。
ピボットや通貨の強さなどを一括表示「TT-HL_DASH-BT」
指定した通貨の指定した時間で高値安値やピボットの抵抗帯、トレンドの強さなどを一括表示してくれるインジケーターです。
ギャンファンやフィボナッチも自動で引いてくれる機能盛りだくさんのインジケーターです。
トレンドラインのような斜め線が放射線状に引かれますが、こちらはギャンファンといって単純に幾何学的に引かれるもので、イマイチ抵抗帯として機能するかというと微妙なのでパラメータからオフにしても良いと思います。
指定した期間のピボットを表示してくれるインジケーター「WyattsPivots_v2.1_w_toggle」
こちらのピボットインジケーターは、指定した期間毎に自動で表示してくれます。
また、通常のピボットよりも細かくサポレジラインを表示してくれて、表示のオンオフなどもボタン一つで可能です。
特徴として表示されているラインで青と赤のゾーンがありますが、こちらは強めの抵抗帯として利用します。
▶ 注文集中ゾーンを表示するMT4対応ツール一覧
環境認識の精度を高めたいトレーダー向け。
▶ 水平線・サポレジ自動描画インジ比較
裁量のズレを減らし、重要ラインを客観的に把握できます。
MT4にピボットインジケーターを導入・設定する方法
お気に入りのピボットインジケーターが見つかったら、さっそくMT4に導入しましょう。導入手順は非常にシンプルですが、正しく設定しないとラインがズレて表示される原因になります。
ex4ファイルの入れ方と表示されない時の対処法
ダウンロードした「.ex4」または「.mq4」ファイルをMT4に反映させる手順は以下の通りです。
- MT4の左上メニュー「ファイル」>「データフォルダを開く」をクリック。
- 「MQL4」フォルダを開き、その中の「Indicators」フォルダにファイルをコピー&ペースト。
- MT4を再起動するか、ナビゲーターパネル上で右クリックして「更新」を選択。
もし表示されない場合は、「ツール」>「オプション」>「エキスパートアドバイザ」タブで、「DLLの使用を許可する」にチェックが入っているか確認してください。多くの高機能ピボットはこの設定が必要になります。
初心者向けおすすめ初期設定
導入直後はラインが多くて混乱しがちです。まずは以下の設定から始めるのがおすすめです。
- 計算期間: Daily(日足)に設定。
- 表示ライン: P, R1, R2, S1, S2 の5本に絞る(R3/S3は到達率が低いため最初は非表示でOK)。
- 市場時間: ニューヨーク市場のクローズ(夏時間:日本時間午前6時、冬時間:午前7時)を日足の区切りにするよう設定。
よくある質問(FAQ)
世界中のトレーダーが最も意識する「ニューヨーク市場のクローズ(日本時間早朝)」を基準にするのが最も一般的で、ラインの信頼性も高まります。
多くのMT4業者が採用している「GMT+2(夏時間+3)」の設定に合わせるのが王道の設定です。
役割が異なります。
MAは「トレンドの方向性」を判断するのに適しており、ピボットは「具体的な反発価格(出口や入り口)」を特定するのに適しています。MAでトレンドを確認し、ピボットでエントリー・利確の位置を決めるというように、組み合わせて使うのが最も効果的です。
はい、非常に有効です。
ピボットは市場参加者が多いほど意識されるため、ボラティリティの激しいゴールドや仮想通貨FXでも、デイトレードの重要な節目として世界中のトレーダーに活用されています。
R3やS3は「その日の最大級の変動幅」に達したことを示します。
ここを突き抜ける場合は異常に強いトレンドが発生している証拠なので、安易な逆張りは非常に危険です。トレンドが落ち着くのを待つか、短期的なブレイクアウト戦略に切り替えるのがスマートです。
非常に相性が良いです。
バイナリーオプションは短時間での反発を狙う手法が多いため、ピボットラインを根拠にした逆張りは有力な戦略になります。特に1分足や5分足で、RSIなどのオシレーター系インジケーターと併用するのがおすすめです。
週末の終値と月曜日の始値に大きな乖離(窓)があると、前日のデータを元にするピボットは機能しにくくなる場合があります。
月曜日の午前中はピボットのラインを過信せず、窓埋めの動きやその後の値動きが安定するのを待ってから判断するようにしましょう。
本記事の内容は、実際にMT4でインジケーターを使い、検証とトレードを繰り返してきた経験をもとにまとめています。
机上の理論ではなく、実戦で使えるかどうかを重視して厳選・解説していますので、初心者の方も安心して参考にしてください。
まとめ|ピボットインジケーターはMT4最強クラスのサポレジ指標
ピボットは、世界中のトレーダーが共通の計算式で見ている「客観性の塊」のような指標です。裁量判断によるラインのズレをなくし、機械的にサポレジを把握できる点は、トレードの安定感を劇的に向上させます。
まずは今回紹介したおすすめインジケーターの中から、自分のチャート背景や手法に馴染むものを選んでみてください。自動で引かれる魔法のラインが、あなたの環境認識をより正確で、よりスピーディーなものに変えてくれるはずです。


















