「123Patterns v6.03」は、チャート上に「1-2-3」のリバーサルパターン(反転の兆候)を自動で検出し、トレードタイミングを視覚化するためのMT4インジケーターです。
ChangeToEAなどを使ってFX取引の自動化、バイナリーオプションでしたらMixArrowForAMTでサインの合成なども可能です。
123PatternsV6.03 & mtf nmc alerts bt 1.1利用方法
123PatternsV6.03はパターンを検出し、価格がパターンをブレイクすると同時にサインを表示、アラートを鳴らしたりできます。
パターンブレイク時は強く伸びることが多く、特に1時間足や日足のブレイクは強くなるので、スキャルピングの方も上位足のパターンブレイクは把握しておく必要があります。
マルチタイムフレームに対応、右上のボタンで表示のON/OFF、パラメータのカスタマイズ性も高いので使いやすいツールかと思います。

MT4のパラメータ設定

TimeFrame
インジケーターをどの時間足に基づいて描画するかを設定します。通常は「Current time frame」で現在のチャート足を使用します。
BarsToDisplay
過去何本のバー(ローソク足)に対してパターンを検出するかを指定します。0にするとすべてのバーが対象になります。
ZigZagDepth
ZigZagアルゴリズムの深さを設定します。値が大きいほど、より大きな価格変動に対して反応します。
RetraceDepthMin
1→2→3の「戻し」の最小比率(パーセンテージ)を指定します。小さい値にすると小さなリトレースでも検出されます。
RetraceDepthMax
1→2→3の戻しの最大比率を指定します。この範囲を超えると無効とみなされます。
ShowAllLines
パターンのすべてのライン(1→2→3)を表示するかを設定します。視認性の面で役立ちます。
ShowAllBreaks
ブレイクポイントのラインを常に表示するかを指定します。
ShowTargets
ターゲット価格(利益目標)をチャートに表示するかどうかの設定です。
Target1Multiply
1つ目のターゲット価格の倍率を指定します。1.0だと1→2の値幅と同じ分を加算して表示されます。
Target2Multiply
2つ目のターゲット価格の倍率を指定します。複数段階の利確に活用できます。
HideTransitions
パターン移行中の一時的なライン表示を非表示にする設定です。
AlertsOnBearSignals
ベア型(売り)パターン出現時にアラートを出すかどうか。
AlertsOnBullSignals
ブル型(買い)パターン出現時にアラートを出すかどうか。
PointBreakAlerts
ブレイクポイントを価格が突破したときにアラートを出すかを設定します。
BreakUpperLineAlerts
上側のブレイクラインを超えたときのアラート設定です。
BreakLowerLineAlerts
下側のブレイクラインを割ったときのアラート設定です。
PopupAlerts
MT4上にポップアップ形式でアラートを表示するかを指定します。
EmailAlerts
メールによるアラート通知を有効にします。
PushNotificationAlerts
スマホなどにプッシュ通知でアラートを送る設定です。
SoundAlerts
音声によるアラートを有効にするかを指定します。
SoundFileBull
買いパターン出現時に再生される音声ファイルを指定します。
SoundFileBear
売りパターン出現時に再生される音声ファイルを指定します。
ShowScreenComment
画面右上に現在の設定状態などのコメントを表示するかを選べます。
UniqueID
同じインジケーターを複数チャートに入れる場合の識別子。グローバル変数で重複を避けるために使われます。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。