ZigZag(ジグザグ)とは、ローソク足の高値と安値を繋ぐインジケーターで、ラインを繋ぐとジグザグになっていることから、このように呼ばれています。
高値と安値をわかりやすくシンプルにしてトレンドの判断時のノイズを減らしてくれる初心者向けのインジケーターと言えます。
ZigZagの計算式
ZigZagの計算式ですが、まずパラメータには『Depth』『Deviation』『Backstep』の3つがあります。
『Depth』一定以上の更新された値幅
『Deviation』切り替えした値幅が直前ラインの一定以上の割合
『Backstep』一定以上の期間
これだけみるとちょっとわかりにくいので実例を出すと・・・
例えば『Depth12』『Deviation5』『Backstep3』に設定すると、『値幅が12以上でローソクが3本以上付けた後に価格が直前のラインの5%以上折り返したら頂点をつける」
というルールになります。
ZigZagの使い方
ZigZagインジケーターですが、基本的にはリペイントをします。
リペイントというのは一旦頂点を確定したのに、価格が更新したら確定した頂点をあとから書き直してしまうことです。
つまりリアルタイムだとZigZagはどんどん書き換えられてしまうので、エントリーなどで使うのは向いていません。
ですので使い方としては、戻り高値、押し安値の確認に利用するのが良いかと思います。
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