サインなし ボリンジャーバンド系
ファイル形式 .ex4
VWAP(出来高加重平均価格)を中心に、標準偏差で形成されたバンドを表示するインジケーターです。
価格の適正値を視覚化し、買い・売りの有利なポイントを判断しやすくします。
vwap-bands-indicatorインジケーターの利用方法
VWAPバンドインジケーターは、移動平均線やボリンジャーバンドに似た動きをしますが、出来高に重みを置いた計算が特徴です。中央のラインはその期間のVWAPを示し、上下のバンドはVWAPから標準偏差を使って離れた価格帯を示します。
バンドは通常3本ずつ描かれ、それぞれのバンドは±1σ、±2σ、±2.5σの標準偏差で構成され、価格がバンドの外に出ることで極端な状態を示唆します。
このインジケーターの考え方は「フェアバリュー価格」の可視化でなので、価格が下限バンドに近づいたときに「買い」、上限バンドに近づいたときに「売り」の判断といった使い方になります。
ボラティリティが高い時間帯ではバンドが広がるので通常の移動平均線バンドよりもダマシが少なくなります。スキャルピングやスイングにも対応しており、汎用性の高いインジケーターです。

MT4のパラメータ設定

Period of Volume Weight Average Price
VWAPを計算する期間。一般的に20などの値が使われます。
Shift
インジケーターを右または左にずらすオフセット値。通常は0で使用します。
Price Type
VWAPを計算する際に使う価格の種類(例:終値、始値など)。
Number of StdDevs for the 1st band
1番目のバンドに使う標準偏差の倍率。通常は1.0です。
Number of StdDevs for the 2nd band
2番目のバンドに使う標準偏差の倍率。通常は2.0前後。
Number of StdDevs for the 3rd band
3番目のバンドに使う標準偏差の倍率。通常は2.5など極端な値を設定。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。