FX自動売買にVPSは必要?2026年最新|初心者向け仕組み・選び方とおすすめ5社
・初心者でもわかるVPSの仕組みとメリット
・自宅PCの電源を切っても24時間稼働する理由
・2026年最新のおすすめVPS5社の比較と選び方
VPSとは?FX初心者が知っておくべき「クラウド上のパソコン」の基礎知識
VPSはPCからログインして、別のPCにつなげて動かすイメージ
FXの自動売買(EA)を検討し始めると必ず耳にする「VPS」という言葉ですが、これはバーチャル・プライベート・サーバーの略称です。簡単に説明すると、インターネット上のデータセンターの中に置かれた自分専用のレンタルパソコンだと考えると理解がスムーズになります。
物理的なパソコン本体は手元にありませんが、今お使いのパソコンやスマートフォンからネットワーク経由でそのレンタルパソコンにログインし、画面を操作することができます。OSには普段使い慣れているWindowsが採用されているため、操作感は自宅のパソコンとほとんど変わりません。
自分のパソコンの電源を切っても24時間トレードが続く仕組み
VPSを活用する最大のメリットは、自宅のパソコンの電源を完全に落とした状態でも、FXの自動売買システムを24時間休まず動かし続けられる点にあります。これは「vps パソコン 電源」というキーワードで多くの方が検索される通り、自動売買における最も重要なポイントです。
一度VPSの中にMT4やMT5をインストールし、自動売買の設定を済ませてしまえば、あとはVPS側でプログラムが独立して走り続けます。そのため、設定後にリモート接続を終了し、手元のパソコンをシャットダウンしても、取引が中断されることはありません。これにより、深夜や外出中であってもシステムが常に相場を監視し、チャンスを逃さず利益を狙い続ける環境が整います。
「VPS=2台目のWindowsパソコン」と考えるとわかりやすい
VPSの導入は、クラウド上にもう一台自分専用のWindowsパソコンを持つのと同じ状態を意味します。自宅のパソコンをFX以外の用途(仕事や趣味、動画視聴など)で使いながら、裏側ではVPSという専用の部屋でMT4をサクサク動かすといった使い分けが可能です。
また、VPSはスマホからのアクセスも可能なため、外出先でトレード状況が気になった際も、アプリを開くだけでいつでも「2台目のパソコン」の画面を確認し、設定の変更や手動決済が行えます。このように、場所や端末の制約を受けずに自由なトレード環境を構築できるのが、VPSの大きな魅力と言えるでしょう。
自動売買にVPSが「必須」と言われる3つの決定的な理由
自動売買においてVPSは単なる便利なツールではなく、プロの間では「必須の装備」とされています。デモ口座での短期間の検証であれば自宅PCでも事足りますが、本番環境で月単位、年単位の安定した運用を目指すのであれば、VPSなしでは無視できないリスクがいくつも存在するからです。
1. 電気代の節約と自宅PCの寿命を延ばせる
家庭用のパソコンを24時間フル稼働させ続けると、想像以上に大きなコストと負担がかかります。
例えば2025モデルのゲーミングパソコンでMT4を動かした場合、1時間あたりの電気代は約2円程度ですが、これを24時間365日続けると、月に約1,320円から1,440円ほどの電気代が発生します。
消費電力の大きいゲーミングPCであれば、その倍以上のコストがかかることも珍しくありません。
さらに、本来24時間の連続稼働を想定していない家庭用PCを酷使し続けると、ハードディスクの故障やバッテリーの劣化が早まり、パソコン自体の寿命を縮めてしまいます。
月額料金を払ってVPSを借りる方が、結果的に電気代の節約になり、大切なパソコンを守ることにも繋がるため、トータルコストでは安上がりになる場合が多いのです。
2. 停電やアップデートによる「予期せぬ停止」を防ぐ
自宅PCでの運用には、不可抗力による停止リスクが常に付きまといます。例えば、落雷による瞬断やブレーカー落ち、家族が間違えて電源コードを抜いてしまうといった物理的なトラブルです。
また、Windowsの自動アップデートによる予期せぬ再起動も、EAを停止させる大きな原因となります。
VPSは強固なセキュリティと耐震・防火設備を備えたデータセンターで管理されており、停電時も予備電源によって稼働し続けるように設計されています。こうした物理的な障害やOSの勝手な挙動による「機会損失」を極限まで減らせる安定感こそが、自動売買で勝ち続けるための土台となります。
3. FX業者のサーバーに近い環境で注文スピードが上がる
多くの自動売買トレーダーがVPSを選ぶ隠れた理由に、約定スピードの向上があります。
自宅からFX業者のサーバーまでの通信経路には、物理的な距離や家庭用プロバイダーの混雑による遅延(レイテンシ)が発生しやすいですが、FX業者のデータセンターに近いVPSを利用することで、この遅延を最小限に抑えられます。
当サイトで複数のVPSを検証した範囲では、VPSの種類やサーバー状況によって、約定の体感速度や安定性に差が出るケースが実際に確認されています。ただし、その影響の大きさは、取引スタイルやEAの設計によって異なります。
インジケーター配布元がVPSを検証する理由
当サイトでは長年、MT4やMT5向けのインジケーターを開発・配布しており、実際に複数のVPSでこれらのツールを長期稼働させています。なぜ一開発者がここまでVPSの検証にこだわるのか、それには明確な理由があります。
まず、配布しているツールの利用者様から「MT4がフリーズした」「勝手に再起動して設定が消えた」「約定が遅れる」といった問い合わせを数多く受けてきた立場であることが挙げられます。これらの問題の多くはツール自体のバグではなく、土台となるVPSのスペック不足や不安定さに起因することが多いのです。
そのため、当サイトでは利用者様が直面するトラブルを再現し、どのVPSであれば当サイトのツールを最も安定して動かせるのかを日々検証しています。開発者の目線で、実務に耐えうる「本物の検証結果」をお届けすることが、安心してツールをお使いいただくための責任だと考えています。
【2026年最新】FX専用VPSおすすめ5社を徹底比較
2026年現在、FX専用VPSの選択肢は増えていますが、円安やコスト高の影響で「サービス維持調整費」という実質的な値上げを行う業者が目立っています。この状況下で、コストパフォーマンスと性能を両立した最新の比較結果をまとめました。
比較したポイント(料金・メモリ・CPU・ストレージ・安定性・サポート)
インジケーター配布元としての検証データと、2026年現在の最新料金体系(維持調整費の有無)に基づいた比較一覧表です。ご自身の運用スタイルに合わせて最適な1社を見つけてください。
| VPS名 | 月額料金(最安プラン) | メモリ | CPU | ストレージ | 安定性(配布元検証) | サポート |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シン・クラウド | 3,580円※調整費なし | 2GB 〜 | 仮想2コア〜 | NVMe SSD | ◎ 描画・約定共に極めて安定 | メールサポート |
| お名前.com | 2,640円※調整費あり | 2GB 〜 | 仮想2コア〜 | SSD | ◯ 長期稼働実績は豊富 | 24時間電話対応 |
| ABLENET | 1,931円※調整費なし RDS別 |
1.5GB 〜 | 仮想2コア〜 | SSD | ◎ 玄人好みの質実剛健な安定感 | メールサポート |
| ConoHa | 1,239円※調整費あり RDS別 |
1GB 〜 | 仮想2コア〜 | SSD | △ 短期検証には強いが調整費がネック | メール・チャット |
| エックスサーバー | 2,410円※調整費なし | 2GB 〜 | 仮想3コア〜 | NVMe SSD | ◎ ブランド通りの盤石なサーバー品質 | メール・電話 |
RDSとは?
Windowsを遠隔操作するための仕組み(リモートデスクトップ機能)のことです。月額1,000円ちょっとかかる場合がほとんどです。
サービス維持調整費とは?
為替変動(円安)や電気料金の高騰、セキュリティ対策コストの上昇分を補填するための調整金です。月額利用料に対し、概ね10%〜20%程度が加算されるケースが一般的です。
シン・クラウドデスクトップ:最新スペックと調整費なしのコスパが魅力
シン・クラウドデスクトップ for FXは、2026年現在において最も注目すべきサービスです。エックスサーバー社の技術をベースにしており、他社が導入している「サービス維持調整費」などの追加費用が一切かからないシンプルな料金体系が魅力です。
最新のNVMe SSDを標準採用しているため、描画の重いインジケーターを動かしても動作が非常に軽快で、14日間の無料お試し期間がある点も安心材料となります。
お名前.com デスクトップクラウド:24時間電話サポートで初心者も安心
FX専用VPSの代表格といえば「お名前.com デスクトップクラウド」です。最大の特徴は、業界でも珍しい24時間の電話サポート体制を整えている点にあります。
深夜に設定でつまずいた際も、すぐに専門スタッフに相談できる安心感は、初めてVPSを触る方にとって代えがたいメリットです。MT4が最初からインストールされているプランもあり、導入のハードルが極めて低いのが特徴です。
ABLENET(エイブルネット):FX運用の老舗としての圧倒的な安定感
ABLENETは、日本のFXトレーダーの間で長年支持されてきた老舗のVPS業者です。派手なキャンペーンこそ少ないですが、サーバーの堅牢さと「一度動かしたら止まらない」という信頼性は折り紙付きです。
ネットワークの品質が高く、FX業者のサーバーとの通信遅延が少ないため、約定スピードを重視する中上級者やEAユーザーから根強い支持を得ています。
[PR]10日間お試し期間ありで安心
![]()
ConoHa for Windows Server:初期費用0円で手軽に始められる
GMOインターネットグループが提供するConoHaは、初期費用が一切かからないため、非常に低コストで導入を開始できるのが強みです。
時間単位の課金にも対応しており、特定のイベント時や短期間の検証だけVPSを使いたいといったニーズにも柔軟に応えてくれます。コントロールパネルが洗練されており、初心者でも直感的にサーバーの管理が行える点も高く評価されています。
[PR]日割りで計算が可能な料金体系
![]()
エックスサーバー for Windows:国内シェアNo.1の信頼性とブランド力
レンタルサーバー業界で国内シェアNo.1を誇るエックスサーバーが提供するWindows VPSは、そのブランド力に恥じないハイスペックな環境を提供しています。
盤石なインフラ基盤と、長年の運営実績による安心感は抜群です。最新のCPUと大容量メモリを搭載したプランが充実しており、将来的に複数のMT4を運用する予定がある方にとって、拡張性の高い有力な選択肢となります。
初心者が失敗しないためのVPSプラン(スペック)の選び方
VPSの契約時に最も悩むのが「どのプラン(スペック)を選べば良いか」という点です。安さだけで選んでしまうと、MT4が重くて動かない、あるいは頻繁に落ちるといったトラブルに繋がりかねません。
MT4の同時稼働枚数とメモリ容量の目安
MT4やMT5を安定して動かすために最も重要なのがメモリ容量です。1つのMT4に対してメモリ1.5~2GB程度あれば、チャート10枚程度でしたら問題なく稼働します。
一般的にはメモリ2GBのプランであればMT4は2〜3個、3GBであれば5個程度までが、動作がカクつくことなく運用できると言われてはいますが、実際には少し厳しいです。
体感では、3GBプランですとMT4を2つ、チャートをそれぞれ10枚ずつ開くと数秒のフリーズが起こるようにはなります。これが5GBにするとCPUのコア数が増えるせいか、フリーズはかなり減ります。
とはいえ、EAの注文はフリーズする環境下でも通るので、グラフィカルな部分に目をつぶれば公言通りの台数が動かせるのでしょう。
当サイトで配布しているような多機能で描画負荷の高いインジケーターを多数表示させる場合は、さらに1ランク上のメモリ容量を選ぶことで、不意のフリーズを防ぐことができます。
CPUコア数とSSD容量はどこまで必要?
CPUのコア数は、MT4の処理スピードに直接影響します。最低でも2コア以上、複数のEAを同時に高速処理させたい場合は3コア以上のプランを検討してください。
また、ストレージについては、現在はSSDが主流ですが、可能であればより高速な「NVMe SSD」を採用しているサービスを選ぶと、MT4の起動やバックテストが劇的に速くなります。
容量については50GBもあれば十分ですが、長期的にログを保存し続ける場合は、余裕を持って100GB程度のプランを選んでおくと安心です。
FX自動売買VPSに関するよくある質問(FAQ)
ほとんどのFX専用VPSサービスでは、月額料金の中にWindowsの利用ライセンス料が含まれています。
追加でかかるのは、リモートデスクトップを行うためのRDS SALやサービス調整費などになりまして、これは業者ごとに確認が必要です。
はい、全く問題なく利用可能です。海外業者のサーバーと通信する際、物理的な距離による遅延(レイテンシ)を気にする方もいますが、日本の高品質なVPSであれば、安定性の面で海外の安価なVPSを上回ることが多いです。
はい、可能です。Microsoft公式の「Remote Desktop」などのアプリを使えば、外出先のスマホやタブレットからでもVPSにログインし、PCと同じ画面でMT4を操作できます。また、MT4公式アプリを併用すれば、VPSを操作しなくてもスマホから直接ポジションの確認や手動決済が行えます。
はい、大丈夫です。VPSはクラウド上のパソコンですので、スマホのアプリを閉じたり、スマホ自体の電源を切ったりしても、VPS内のMT4は24時間動き続けます。設定が終わったら、アプリを終了させてログアウトするだけで運用は継続されます。
契約するプランのメモリ容量によりますが、目安として1GBなら約3個、2GBなら約4個、4GBなら約8個程度のMT4を同時に起動可能です。ただし、1つのMT4で表示するチャート数やインジケーターの負荷(mq4ファイルの重さ)によって変動するため、余裕を持ったプラン選びを推奨します。
VPSの停止やMT4のフリーズが発生すると、その瞬間にEA(自動売買)の機能も止まります。その際、新しい注文は入りませんし、保有中のポジションをEAが閉じることもできなくなります。
ただし、FX業者のサーバー側に設定されている「逆指値(損切り)」や「指値(利確)」は有効なままですので、致命的な損失を防ぐためにも事前設定は必須です。
無料VPS(一部業者の特典など)は、月間の取引数量などの条件が厳しかったり、スペックが極端に低くMT4がカクついたり、落ちたりすることが実際に多いです。
サポートも弱いのであまりおすすめできません
データの読み書きスピードが数倍異なります。MT4の起動時間やチャートの切り替え、バックテストの速度において、NVMeを採用している「シン・クラウド」や「エックスサーバー」は明らかに体感速度が速いです。
コストと性能のバランス(コスパ)を最優先するなら、サービス維持調整費がかからない「シン・クラウドデスクトップ」が当サイトのイチオシです。
建前上は、電気代の下落や円高などのコスト要因が改善されれば比率が下がる仕組みですが、2026年現在までの傾向としては、高止まりするか微増するケースが多いのが実情です。
リモートデスクトップ接続ができない(あるいは120日間の試用期間で切れる)ため、FXのMT4操作ができなくなります。別途「SALライセンス」などを月額数千円で購入する必要が出てくるため、初心者の方は「FX専用」や「デスクトップクラウド」と銘打たれた、ライセンス込みのプランを選ぶのが無難です。
「1ヶ月契約」よりも「12ヶ月契約」などの長期契約を選ぶことで、月あたりの基本料金が20%〜30%程度割引される業者が多いです。ただし、サービス維持調整費用自体は契約期間に関わらず最新の比率が適用されることが多いため注意が必要です。
GeminiEAはVPS必須?PC運用との違いを検証
MT4で取引をコピーできるEA「GeminiEA」は、PCでもVPSでも動作します。
ただし、運用の安定性や実用性を考えると、VPS環境での利用が現実的です。
ここでは、PC運用とVPS運用の違いを整理します。
PC運用でもGeminiEAは動くが「停止リスク」がある
GeminiEAは、同一PC内で動作する複数のMT4間で取引をコピーする仕組みのため、
自宅PCでも問題なく利用できます。
しかし、PC運用には次のようなリスクがあります。
- スリープ・シャットダウンでコピーが停止する
- Windowsアップデートや再起動の影響を受けやすい
- 回線トラブル・電源断で取引が止まる
コピー元とコピー先、どちらか一方のMT4が止まるだけで運用は破綻します。
短時間の停止でも、EA運用では致命的になるケースがあります。
VPS運用なら24時間安定してコピーできる
VPS(仮想専用サーバー)上でMT4を稼働させれば、
PCの電源状態やネット環境に左右されることはありません。
- 24時間365日MT4を常時起動できる
- コピー元・コピー先を同一VPS内で安定稼働
- スキャルピングEAでも遅延が起きにくい
特にGeminiEAはローカルコピー方式のため、
同一VPS内で完結させることで、通信遅延やエラーを最小限に抑えられます。
GeminiEAはVPS必須?結論
結論として、短時間の検証ならPC運用でも可能ですが、
実戦運用・長期運用を前提とするならVPSはほぼ必須です。
GeminiEAは「口座縛りを回避して自由にEAを運用する」ためのツールです。
その自由度を最大限に活かすには、安定稼働できるVPS環境が欠かせません。
まとめ:24時間止まらない環境がFXの成功を引き寄せる
FXの自動売買において、VPSは単なるコストではなく、利益を守るための「投資」です。自宅のパソコンでは避けられない停電や故障、そして意図しないアップデートによる停止リスクを、VPSという強固なインフラに預けることで、私たちは本来のトレード戦略に集中できるようになります。
2026年現在のサービス選びでは、目先の料金だけでなく「維持調整費を含めたトータルコスト」や「最新の処理速度」を重視することが、最終的な収益向上に繋がります。ご自身のトレードスタイルや運用するツールの数に合わせて、最適な一台を選び出してください。止まらない環境を手に入れることが、自動売買で勝ち続けるための第一歩となるはずです。









