T3(3重指数平滑移動平均線)を使って、ラインがより滑らかになったストキャスティクスです。
3重指数平滑移動平均線は通常の指数平滑移動平均線よりもダマシが減り、3重に平均化しているわりには価格への反応が比較的速いという特徴があります。
Stochastic of T3 mtf+Arrows+Alerts利用方法
3重指数平滑移動平均線は、通常は単純移動平均線などに使われますが、こちらはストキャスティクスに応用されたものです。
短期トレードでもついていける反応と、ダマシが少ないストキャスティクスというのがウリですが、実際は反応は遅くなりますので短期トレードには向かないかもしれません。
ただ、ダマシはたしかに少なくなりますので、デイトレード以上の時間軸では使えそうです。
マルチタイムフレームにも対応し、ストキャスティクスのクロスでサインも出ますので、他の手法と組み合わせて使うのがおすすめです。

MT4のパラメータ設定

『T3Period』は、どれだけストキャスティクスを滑らかにする値で、期間を大きくすればするほど滑らかになりますが、ここは30以下が無難です。
実際にサインや通貨毎に調整する時は、『StochasticPeriod』の項目や『StochasticSignalPeriod』などを変更したほうが使いやすいです。

インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダから②のファイルをだして、ファイル単体をいれてください)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。