OsMAは、「Moving Average of Oscillator)の略称で、MACD(Moving Average Convergence/Divergence)と似ているテクニカル指標です。
実際に売買シグナルは同じタイミングで出現しますが、OsMAの方がより市場の売られすぎ・買われすぎの判断がしやすいツールです。
OsMAの計算式
OsMAの計算式は下記の通りです。
OsMA = MACD - MACDシグナル
※MACDシグナル = MACDの単純移動平均線
そしてOsMAの計算式にはいっているMACDの式は以下の通りです。
MACD = 短期移動平均線(EMA)- 長期移動平均線(EMA)
この計算式からわかるのは、OsMAが表示しているのはつまり、MACDの2本のMAラインの乖離ということです。
OsMAの乖離が拡大するということは、上昇下降の圧力が強くなるということですね。
OsMAの使い方
OsMAは、0ラインを下から上に突き抜けてたら買いのサイン、0ラインを上から下に突き抜けてたら売りサインです。
視覚的に見やすいのが特徴ですね。
突発的な相場
OsMAのヒストグラムが、上記のように突然大きな反応を示す時があります。
多くの場合、何かしらの発表等によってトレーダーがパニックで売買を行った可能性があり、OsMAが急に大きな反応した場合は、一時的な動きでその後、短期間の間に元に戻る可能性があります。