★Premier倉庫★ AIパターン認識で相場を自動解析するEA

サインなし　　なんちゃってAI系

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AIモデルによるパターン検出と予測を活用し、相場環境に応じて自動で戦略を最適化するEAです。

トレンド・レンジの両方に対応し、ボラティリティ変動にも柔軟に追従します。資金保護機能やリカバリー機能も搭載し、安定した取引運用をサポートします。

と上に書きましたが、実は「AIでのトレードは難しいよ」というお話を、インジケーター倉庫Premier会員様向けに書いていきます。

EAの特徴

パネルに使用AIモデルがはGPT-4oと表示されてますが・・

たまにAPIエラーの表示がでますが、そもそもAPIに繋げるにはかなり敷居が高いMT4

最近有料のAI搭載EAなどが増えてきましたが、ここは会員限定のページということで注意喚起をしておきます。

残念ながら、メタトレーダーにChat-GPTなどのAIを実装することがMT4の仕様上できません。

理由としては、独自言語（MQL4）と外部連携が難しいことがまずあげられます。MT4のEAはMQL4で記述されますが、この言語は外部の複雑なシステムやモダンなAIモデル（Pythonなどで構築されることが多い）と直接、高速かつ双方向のデータ通信を行うように設計されていません。

また、ChatGPTのような大規模言語モデル（LLM）は、通常、APIを介してアクセスされます。MT4のMQL4から直接、外部の複雑なAPI通信を安定して行うのは、技術的に非常に困難です。

100歩譲って、DLLを使って外部システムをつなげるという方法も無くはないですが、MT4 →DLL→ネットワーク→ChatGPTサーバー→ネットワーク→DLL→MT4という経路を通るため、通信遅延（レイテンシー）が避けられません。特に、ChatGPTやGeminiのような大規模な処理を伴う場合、応答に数秒かかることがあり、高速なトレードには使えません。

そんなわけで、最近増えているAI搭載のEAは、全て「AI風」に仕上げられたもので、もしAIでエントリーを判断するようなニュアンスが売り文句として書いてあったら、それはすべてインチキのゴミEAということでOKです。

たつお

そもそもAIの判断で勝てるというわけでもないですからね。

あと最近、AIにコードを書いてもらってEAやインジケーターを制作されている方が増えていますが、2025年11月時点で亀吉が見たところ、MQL言語に関しては、まだまだ発展途上な状態となっております。

C#やPythonなどのメジャー言語は、すでにAIのほうが人間よりもレベルの高いコードを書けると言えますが、MQLのようなマイナー言語となるとAIでも素人に毛が生えたレベルのコードしか出力できず、実践で使えるレベルのものは作ることができません。

もちろんAIも日々学習しているのかとは思いますが、MQL言語はそもそも学習に使える良質なデータ量が少なすぎる（優れたインジケーターやEAは、大抵ex4ファイルで配布されており、中身の見えるmq4では配布されていない）ため、メタトレーダーで個人が自由にEAを作れるようになるにはもう少し待つ必要がありそうです。