サインあり 相場環境認識系
ファイル形式 .ex4
内部構造のBOS(ブレイクオブストラクチャー)やCHoCH(キャラクターの変化)を自動検出し、流動性ゾーンやフェアバリューギャップ、前日の高安値などを描写するインジケーターです。
スマートマネー理論に基づき、トレンド転換・継続を即座に視覚化します。
スマートマネー理論の基本概念
流動性(Liquidity)
多くの損切り注文(ストップロス)が集まる価格帯。
Smart Moneyはこの流動性を狙って一時的に価格を動かし、逆方向に仕掛けることがあります。
BOS(Break of Structure)
構造の明確なブレイク。上昇なら直近高値を突破、下降なら直近安値を更新し、トレンド継続を示唆します。
CHoCH(Change of Character)
市場の“性格変化”。上昇トレンド中に直近安値を下抜けたり、下降トレンド中に直近高値を突破する動き。トレンド転換の初期サインです。
FVG(Fair Value Gap)
価格が急激に動いた際にできる“空間(ギャップ)”。
多くの場合、市場はこのギャップを「埋める」ように戻る特性があり、再エントリーのポイントとなります。
Order Block(OB)
大口がポジションを仕込んだ「最後のローソク足」。
ここは再び価格が反応しやすく、エントリーやリテストの目安になります。
OTE(Optimal Trade Entry)
押し目や戻り売りの最適エントリーポイント。
一般的にフィボナッチ79〜61.8%ゾーンが「機関投資家の再参入領域」とされます。
💡 目的と使い方
スマートマネー理論は、
「なぜその価格で反発・ブレイクしたのか」を理解することで、
高勝率ゾーンでトレードすることを目的としています。
例えば、流動性ゾーンを取りに行く → その後反転
CHoCHで構造転換を確認 → FVGやOBでエントリー
といった流れで戦略を構築します。
Smart Market Structure Concepts MT4_Updateの利用方法
このインジケーターは、チャート上の内部構造とスイング構造を解析し、BOS(Break of Structure)やCHoCH(Change of Character)を自動的に表示します。
これにより、トレンド転換や継続のタイミングを一目で把握できます。また、Buy/Sell Side Liquidity(流動性ゾーン)、Equilibrium(均衡点)、FVG(Fair Value Gap)といった重要な価格帯を自動描画し、反転・目標ゾーンを特定できます。
さらに、PDH(Previous Day High)、PDL(Previous Day Low)、PDC(Previous Day Close)、PDO(Previous Day Open)を表示して前日の価格反応エリアを明確化します。セッション分析では、Asia Killzone(アジア時間の値動き集中帯)を自動でマークし、ロンドン・NYなど他セッションとの重複を視覚的に把握可能です。
Strong High/LowやWeak High/Low、79~61.8%のOTEゾーンも描かれるため、スマートマネーの介入が想定されるポイントを戦略的に捉えることができます。内部構造とスイング構造を組み合わせることで、上位・下位足の整合を確認しながら、より精度の高いエントリー判断が可能になります。
MT4のパラメータ設定
Allows to display historical Structure or only realtime
過去の構造を表示するか、リアルタイムのみを表示するかを選択します。
Max bars back for calculate
構造計算に使用する最大バー数を設定します。
Show Internal Structure
内部構造(短期構造)をチャートに表示します。
Select Internal Structure Algorithm
内部構造の検出アルゴリズムを選択します。
Select Internal Structure Break Type
内部構造のブレイクをどの条件で認識するかを設定します。
iBullish Structure Color / iBear Structure Color
上昇・下降内部構造の描画カラーを設定します。
Show iBull BOS/CHoCH label text
内部構造のBOSまたはCHoCHラベルを表示します。
Show Swing Structure
スイング構造(中長期構造)を表示します。
Select Swing Structure Algorithm
スイング構造の検出アルゴリズムを選択します。
Select Swing Structure Break Type
スイング構造のブレイク条件を指定します。
Bullish Structure / Bear Structure Type
上昇・下降トレンドをどのタイプのブレイクで判定するかを設定します。
Show Swings Points (HH/HL/LH/LL)
スイングの高値・安値ラベル(HH/HL/LH/LL)を表示します。
Maxbars to find Structure
構造を検出する際に考慮する最大バー数を設定します。
インジケーターをMT4にインストールする方法
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『mq4ファイル』または『ex4ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT4を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL4』→『Indicators』フォルダに②のファイルをいれます。(この時必ずフォルダからファイルをだして、ファイル単体でいれてください。)
④MT4を再起動すればMT4のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。









