Var Mov Avgは移動平均線の一種で、価格追従性の高いLWMA(線形加重移動平均線)に似た反応をしますが、設定で価格追従性の調整ができるインジケーターです。
Var Mov Avgの利用方法
こちらの2本は期間は同じ「Var Mov Avg」で反応速度を変えたもの
Var Mov AvgはLWMAに似ているだけあって、かなり敏感に価格に反応します。
そのためダマシは多くなりまして、通常は期間を変更して調整なのですが、Var Mov Avgの利点として、期間はそのままで反応を強くしたり弱くしたりすることができます。
なので、ダマシを減らすために期間を長くしても、ローソク足からラインが離れすぎて使いにくいということを防ぐことができます。ラインからの乖離幅でトレードをする人にとっては使いやすいですね。
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MT5のパラメータ設定
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期間は『periodAMA』で変更するとして、ラインの反応する感度はまず『nfast』を大きくすると突発的な動きへの反応が鈍くなります。
次に『nslow』ですが、こちらも値を大きくすると反応が鈍くなりますが、『nfast』は価格追従性をある程度保っているのに対し、『nslow』は価格からある程度乖離しますので、少しずつ調整してください。
『G』は0.1単位で変更しますが、数値を増やすと価格追従性がゆるくなります。
『dk』に関しては変更してもあまり影響はありません。
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インジケーターをMT5にインストールする方法
ex5ファイルをダブルクリックしたのにMT5にインジケーターがインストールされない場合は?
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『ex5ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT5を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL5』→『Indicators』フォルダに②のex5ファイルをいれます。
④MT5を再起動すればMT5のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。
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