相場の強弱を示す、Bear PowerおよびBull Power2つのラインと、両者の相対的な平均を出したトータルラインを表示し、エントリーポイントを教えてくれるインジケーターです。
Total Power Indicatorインジケーターの利用方法
トータルライン(水色)とブルライン(緑色)が似た色でちょっとわかりにくいかも
ブルライン(緑)がベアラインとトータルラインを上に抜けたらロングエントリー
ベアライン(赤)が、ブルラインとトータルラインを上に突き抜けたらショート
開発者によると、Total Power Indicatorで最も確実なエントリーポイントは、Bull(売りの場合はBear)ラインとTotalラインの両方が100の値を示すのを待って、ロングトレード(Bearラインならショートトレード)を行うことです。
しかしこの条件は初期設定パラメータではほぼ出現しません。ですので、通貨によってパラメータを調整してようやく使えるエントリー条件です。
次に信憑性の高いエントリーポイントとして、ロングエントリーはブルラインが他2本のラインを下から上に抜けた場合、ショートエントリーは、ベアラインが他の2本を下から上に抜けた場合にエントリーします。
また、上2つに比べて信憑性は低くなりますが、トータルラインは見ずにブルラインとベアラインのクロスだけでもある程度の判断はできます。
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MT5のパラメータ設定
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『LookbackPeriod』はインジケータの主要期間で、ベア/ブルをカウントする期間です。
『PowerPeriod』はこのインジケーターオリジナルのBear PowerおよびBull Powerの期間です。一番信憑性の高いエントリーである、Bull(売りの場合はBear)ラインとTotalラインの両方が100の値を示すのを待って、ロングトレード(Bearラインならショートトレード)を行いたい場合、この値を増やすことによって、出現率を高くすることができます。
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インジケーターをMT5にインストールする方法
ex5ファイルをダブルクリックしたのにMT5にインジケーターがインストールされない場合は?
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『ex5ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT5を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL5』→『Indicators』フォルダに②のex5ファイルをいれます。
④MT5を再起動すればMT5のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。
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