ハイローオーストラリアで自動売買する時の注意
当サイトで配布しているツールには主に次の3種類があります。
①MT5のチャートにテクニカル指標を表示する「インジケーター」
②MT5を使ってFXで自動売買取引をする「EA」
③MT5と自動売買システムを使ってハイローオーストラリアで自動売買取引をする「サインツール(シグナルツール)」
①のインジケーターは主に裁量トレードで自由に使ってもらえればよいのですが、今回問題になっているのは、②のEAと③のサインツールの違いを理解していない方が多いことに由来します。
まずはEAの特徴
まずEAの解説です。EAはエキスパートアドバイザーと言って、MT5で自動売買を行うために開発されたプログラムで、エントリーや利確に関するロジックが詰まっています。
MT5は便利なチャートソフトと思っている方が多いですが、メインの使い方はEAで自動売買を行うということを目的としています。
そのため、MT5上からEAのパラメータを操作できることは当然として、バックテストやどんな設定をすれば勝率が高くなるかを調べる「最適化」機能などが装備されています。
サインツールの特徴
これは各業者からでている自動売買システムを使えばハイローオーストラリアで自動売買化ができるプログラムなのですが、実はサインツールというものが世にでてくることは、MT5の開発元は想定していませんでした。
どこかの賢い開発者さんが、「矢印を出すインジケーターを読み取ったらハイローで自動売買ができるんじゃないか?」ってことを思いついて実現した、いわば非公式な使い方なのです。
そのため、MT5上でサインツールのパラメータを変更すると、チャートに矢印が表示される位置はきちんと変わるのですが、その矢印を自動売買システムで読み取ってハイローオーストラリアで自動売買を行うとすると「サインツールのデフォルトのパラメータの数値」でエントリーがされてしまいます。
これはMT5の仕様上そうなっているので、どこの業者の自動売買システムも同じなのです。
パラメータ設定用の枠が用意されている自動売買システム
上記は亀吉が使っているハイローオートさんのサインツールの矢印を読み取る「Signal AUTO」というインジケーターです。
Signal AUTOの設定画面には、上記のように「インジケーターのパラメータ設定」というものが付いています。
こういう設定枠が付いている自動売買システムでしたら、ここを変更すればパラメータの設定が可能です。
アラートを読み取るタイプの自動売買システムならOK
世の中にはMT5のアラートを読み取る自動売買システムもあります。
これだとMT5でサインツールのパラメータを変更した後のタイミングでアラートが表示されるので、パラメータの変更に対応できます。
ただ弱点としては、当サイトで配布しているインジケーターの半分くらいがアラートを出さないものなので、対応できるサインツールは少ないです。
結論:パラメータが変更できる自動売買システムを使いましょう