RSIに統計手法である回帰トレンドを適用して、価格とRSIのダイバージェンスを描写するインジケーターです。マルチタイムフレームにも対応しています。
RSI Slope Divergence Indicator MTFの利用方法
ダイバージェンスはオシレーターとローソク足価格のトレンドが逆転する現象で、トレンド転換の予兆として有効な指標です。
RSIを使ったダイバージェンスインジですと通常は数値の頂上をつなげてピンポイントでダイバージェンスを判断しますが、回帰トレンドを利用することで包括的に大きな目線でのダイバージェンスを判断できるインジケーターです。
そのため、どこでエントリーするかのタイミングがわかるという類のものではありませんが、ダイバージェンスが発生しているときには大きなトレンド転換の前触れですので、プライスアクションなどと合わせれば効果的な使い方ができます。
パラメータ設定
このインジケーターは基本的にデフォルトで問題ありませんが、値動きが激しい通貨の場合は『Period』と『Linear regression period』でRSIと回帰トレンドの期間を変えて調整してください。
マルチタイムフレームでの判断も15分足なら1時間、1時間足なら4時間くらいの幅で利用するならばうまく機能するかと思います。
インジケーターをMT5にインストールする方法
ex5ファイルをダブルクリックしたのにMT5にインジケーターがインストールされない場合は?
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『ex5ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT5を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL5』→『Indicators』フォルダに②のex5ファイルをいれます。
④MT5を再起動すればMT5のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。