サインなし サポレジ
ファイル形式 .ex5
キリの良い価格(ラウンドナンバー)に水平ラインを引いてくれるインジケーターです。
パラメータ設定に少しクセがあるので、ドルクロスなのか、クロス円なのかなどで設定が変わります。
JFRoundNumberの利用方法
以前よりもラウンドナンバーの効果は薄いですが、たまに効くこともあります
例えばドル円の場合は、「1 unit」のパラメータを100にすればOKです
ラウンドナンバーですが、以前はFX市場の参加者は主に金融機関や政府機関が中心で、裁量でキリの良い数字に注文を出す傾向がありましたが、現在ではネット取引がメインで、個人投資家やヘッジファンドなども積極的に参加しており、ラウンドナンバーにおける価格反発が弱くなっています。
また、近年、アルゴリズム取引や高頻度取引(HFT)が市場の大部分を占めるようになりましたが、アルゴリズムでは「キリの良い数字」の概念が無いものが多く、これもラウンドナンバーが弱くなっている原因です。
とはいえ、10円単位、10セント単位など、ニュースになるような単位はまだまだ意識されることがありますし、ラウンドナンバーがベースになっている手法もありますので、お好みでお使いください。
MT5のパラメータ設定
『1 unit = Multiplier of basic value (e.g. 1 USD cent)』
このパラメータは、「1ユニットが基本値(例えば、1 USD セント)の何倍か」を示しています。EURUSDなら1.0、USDJPYなら100、AUDNZDなら1.0、位で良いと思います。
『Multiplier』
基準となる価格間隔を調整する倍率を設定するものです。初期値は「0.01」で、これは基本値に対して0.01倍の間隔で価格が区切られることを意味します。
インジケーターをMT5にインストールする方法
ex5ファイルをダブルクリックしたのにMT5にインジケーターがインストールされない場合は?
①インジケーターをダウンロードするとzipファイルでPCに保存されますので、そのフォルダを右クリックしてファイルを『展開』しておきます。
②フォルダの中に『ex5ファイル』がはいっていることを確認します。
③MT5を開いて、画面上部の『ファイル』→『データフォルダを開く』→『MQL5』→『Indicators』フォルダに②のex5ファイルをいれます。
④MT5を再起動すればMT5のナビゲータウィンドウに追加したインジケーターが表示されているので、チャートに適用すれば完了です。