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海外FX業者のコストに気づいていますか?
トレーダーさんが海外FX業者を選ぶ時の目安として、入金ボーナスがどれくらいあるかや、キャンペーンやキャッシュバックに目が行きがちですが、実はボーナスなどの羽振りが良いFX業者を使うと、貰ったボーナスが2~3ヶ月で奪われてしまうくらいの見えないコストが隠れています。
FX業者の利益構造なんてどこも一緒なのに、宣伝やボーナスをばら撒ける業者は、いったいどこでその費用を回収しているのか?
それはもちろん、利用者からこっそり費用を回収しているんですね。
しかし、有名ブログなどで奬められていたという理由でXMやGemForexでトレードしている人は、残念ながら隠れコストでこっそり搾取されているのに気づいていないのです。
隠れたコストは実際にどれくらいの差が出ているのか?
通貨ペア | TitanとXMの手数料の差 | 日本円換算 |
ドル円 | 40円 | ー |
ユーロ円 | 40円 | ー |
ポンド円 | 120円 | ー |
豪ドル円 | 50円 | ー |
ユーロドル | 0.4ドル | 約40円 |
ポンドドル | 1.2ドル | 約120円 |
「はいはい、なんとなくXMとかが高そうなのはわかったけど、たかが数十円の差でしょ?」という方向けに、まずは参考として隠れコストが安いTitan_FXとXMの比較表を載せてみました。
10000通貨取引した場合の1回の取引でどれくらい手数料に差がでるかという内容です。
これを見るとドル円だと10000通貨購入したら、XMはTitan_FXよりも40円余分にかかり、その10000通貨を決済すればまたそこで40円余分に手数料がかかります。つまり往復80円がTitan_FXとXMで変わってくるということですね。
たしかに「たかが数十円」なんですが、そんなふうに考えてた時期がXMを使っていた頃の亀吉にもありました。
手数料の小銭を気にしていなかった頃の亀吉は、FXの自動売買を200万円ほどでまわしておりましたが、何気なく取引報告書で月の取引量を見てみたら、なんか予想してたよりも遥かに多い250万取引とかあったんですよね。
あれ?それってやばくない?と思ってXMとTitan_FXとの手数料の差を計算したら月10000円も違うんですよね。
つまり年間で約12万円の差ですよ。
亀吉が使っていた自動売買のEAは1日に2~3回程度しかエントリーしないものでしたが、複数通貨で回せばあっという間に相当な取引数になります。
ひたすら回転させるEAなんかを複数通貨で回せば、100万円の資金でも月500万取引とか簡単にいってしまいます。
取引コストは、行動を起こさなければひたすら搾取される一方ですので、面倒臭がらずに早急に潰す必要があります。
業者が出すボーナスの問題点
海外FX業者比較サイトなどを読むと、おすすめされているのはXM、GemForex、iForexなどが上位に顔をだしている事が多いです。
そして、「口座開設ボーナス5000円!」「入金ボーナス最大5000ドル!」「トレード量に応じてポイントが貯まる!」なんて大盤振る舞いの一言が必ず隣に添えてあります。
しかし実際に口座開設して使ってみると、XMはボーナス充実しているけどスプレッドが広く、GemForexはサーバー激弱でこちらも値が飛ぶ飛ぶ。iForexは独自のプラットフォームで怪しい動きがある上に、そもそもMT4が使えなくなってたりします。
あれ?Googleで検索したら色々なFXブローカー紹介サイトで、XMやGemforexがおすすめされていたから使っていんですが、実はそこまで良い業者ではないんですかっ?
じゃあ、なんで皆さんおすすめしていたんですかっ!?
・・・はい。それは単純に、
FX業者の紹介記事を書いているブロガーは、業者からもらえる報酬が高い順に紹介しているからです。
特にXM、GemForex、iForexの3つは紹介した時の報酬が大きいため、どのブロガーもこぞってこの3社の良い事を書いて読者を口座開設へと案内します。
それに合わせてFX業者側も案内された時に成約しやすいようにボーナスを奮発して初心者を呼び込むのですが、そのボーナスの元手はコストを見えにくくして、こっそり利用者から回収しているからこそ奮発できるのです。
ボーナスの原資は優良顧客が全て負担している構造
さて、ここで問題にするのはXMやGemForexがばらまいているボーナスの原資のほとんどを、長く利用してくれる優良顧客が負担するという事実です。
実はボーナスにつられて口座を開設したお客がそのまま定着してその業者を使い続ける割合は全体の2~3割程度と言われています。
ということはですね、定着しなかった残りの7~8割の人たちが持っていったボーナスは、長く使ってくれる優良既存客の手数料から賄われているというわけなんですね。
つまり優良顧客の取引コストには、ボーナスだけ使って消える短期のひやかし客へ配ったボーナスコストがそのまま上乗せされています。
海外FX業者の利益構造はどこもほぼ同じで、システムが新しい新興のブローカーが人件費などのコストをうまく抑えているとは言いますが、利益にほとんど差はありません。
ですので、派手なボーナスやキャッシュバックがあったとしても、定着しない人たちのボーナスを既存の利用者が負担しているという構造はゆるぎませんので、長い目で見ると必ずボーナスをばらまいている業者の取引コストは高くつきます。
隠れたコストが安いおすすめの海外FX業者を選出
それではここから本当に優良な海外FX業者を探していきたいと思います。もちろん日本からの入出金がややこしいサイトや、英語オンリーで使いにくいところは省いていきます。
日本語のサポートがあるFX業者を海外の評価で洗い出し
業者名 | 設立 | FPA評価 | 直近のトラブル |
XM | 2009年 | 3.065 | なし |
Windsor Brokers | 1988年 | 1.633 | あり(ボーナス取り消し) |
2012年 | 3.358 | なし | |
FBS | 2009年 | 2.658 | なし |
YADIX | 2010年 | 3.746 | あり(取引修正) |
Fxpro | 2006年 | 2.889 | あり(レビュー偽装) |
SuperForex | 2013年 | 1.617 | あり(レビュー偽装) |
Titan | 2014年 | 3.105 | なし |
Easy Market | 2001年 | 2.986 | なし |
Tradeview | 2004年 | 4.129 | なし |
IFC | 2006年 | 2.302 | あり(レビュー偽装) |
(FPAは世界最大のFXの口コミサイトです。2021年8月時点の評価を載せています)
※『設立年』は、この中では一番新しいTitanでも営業開始からすでに7年になりますので全て問題なしと判断します。また、若い業者ほど社内の効率化が徹底しているのもこの業界の特徴です。
※『直近のトラブル』はTwitterなどは個人の嫌がらせ感想も多いので、実際にFPAがトラブルを確認し、公式に発表したものに絞っています。
※YADIXは評価が高いのですが、最近になって意図的に滑らせるなどの行為が噂され、実際動かしていた亀吉も、VDPを疑っているので外しました。
※比較的知名度のあるHotForex(FPA評価3.714)という有名業者もありますが、日本語サポートが消えて翻訳ソフト頼みなので外しました。
XM、Tradeview、Axiroy、Titanの4業者を比較!
さてここからは、さきほど選出したTradeview、Axiroy、Titanに、参考としてXMを加えた4業者を比較していきます。
TitanもAxioryもオープン当初はVDPが疑われていましたが、近年はそういううわさは聞かなくなり、むしろ新興FX業者ということで小回りがきくため経営改善に取り組んできた結果、Axioryに関しては「Ultimate Fintech Awards2021」のアジア地区で最も透明性の高いブローカーに選ばれました。
TitanもTradeviewも存在は地味ですが、取引コストとしてはトップクラスに安いのに日本語サポートがきちんとしている業者で安定感のあるおすすめ業者です。
選出した海外FX業者の基本スペックを比較
海外FX業者名 | Axiory | Titan | Tradeview | XM |
口座タイプ※ | スタンダード口座 | Zeroスタンダード口座 | X Leverage口座 | スタンダード口座 |
日本円口座 | あり | あり | あり | あり |
最大口座数 | 10口座 | 5口座 | 5口座 | 8口座 |
口座維持手数料 | なし | なし | なし | なし |
最低入金額 | 1,501円 | 1万円 | 1万円 | 500円 |
最大レバレッジ | 400倍 | 500倍 | 200倍 | 888倍 |
通貨ペア数 | 61銘柄 | 70銘柄 | 62銘柄 | 57銘柄 |
最小ロット数 | 0.001lots | 0.001lots | 0.001lots | 0.001lots |
最大ロット数 | 1,000lots | 100lots | 75lots | 100lots |
スプレッド | 変動型 | 変動型 | 変動型 | 変動型 |
STP取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
(ECN)手数料 | 6ドル | 7ドル | 5ドル | 10ドル |
マージンコール | 50% | 90% | 100% | 50% |
ロスカット | 20% | 20% | 100% | 20% |
ゼロカット | 追証なし | 追証なし | 追証なし | 追証なし |
スキャルピング | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
ボーナス | なし | なし | なし | あり |
資産管理 | 分別管理 | 分別管理 | 分別管理(信託保全付き) | 分別管理 |
自動売買 | 可 | 可 | 可 | 可 |
金融ライセンス | ベリーズ | モーリシャス | ケイマン諸島 | セーシェル |
※口座タイプは初心者向けの取引手数料がないSTP口座を選択
※金融ライセンスに関してはケイマンの評価が高く、あとは横並び
STP・ECN口座別 平均スプレッド比較
各社STP(スタンダードな口座で手数料なし)
Axiory | Titan | Tradeview | XM | |
USDJPY | 1.50 | 1.30 | 1.80 | 1.70 |
EURUSD | 1.40 | 1.30 | 1.70 | 1.70 |
EURJPY | 1.70 | 1.60 | 1.90 | 2.50 |
GBPJPY | 2.60 | 2.40 | 2.30 | 3.60 |
AUDJPY | 2.10 | 2.00 | 2.60 | 2.50 |
まずは手数料がかからない、日本のFX業者とほぼ同じ使い勝手のSTP口座です。多くのブローカーでは「スタンダード口座」なんて紹介されていることが多く、ほとんどのトレーダーさんは何も考えずこれを選べば問題ありません。
また日本の業者に多い、お客さんの注文を市場に流す前に少し業者が価格を操作するDD取引ではなく、上記の海外4社は業者が価格を操作しないNDDです。
※2021年8月についにXMもストップロスレベルを0にするとのことです。しかしボラティリティ大きい時はダダ滑りする模様。
各社ECN口座 (スプ狭いけど手数料あり)
Axiory ナノスプレッド |
Titan ブレード口座 |
Tradeview ILC口座 |
XM ゼロ口座 |
|
USDJPY | 0.50(1.10) | 0.35(10.05) | 0.10(0.60) | 0.40(1.40) |
EURUSD | 0.30(0.90) | 0.20(0.90) | 0.20(0.70) | 0.30(1.30) |
EURJPY | 0.70(1.30) | 0.70(1.40) | 0.40(0.90) | 0.50(1.50) |
GBPJPY | 1.00(1.60) | 1.50(2.20) | 0.50(1.00) | 0.70(1.70) |
AUDJPY | 0.90(1.50) | 1.10(1.80) | 0.50(1.00) | 0.90(1.90) |
取引手数料 | 6ドル | 7ドル | 5ドル | 10ドル |
()内は手数料を加味した実質のスプレッドです
こちらはスプレッドが狭いですが、一回の取引ごとに手数料が徴収されるECN口座で、ブローカーによっては「ナノスプレッド口座」、「ゼロ口座」なんて呼び方をします。
ECN口座は透明度が高いので業者側の儲けが少ないため、日本ではあまり提供されていないです。
取引量や口座への最低入金額が決まっていたり、取引ごとに手数料を取られることもありますので、大口のトレーダーさんでない限りはこのECNではなく、TitanやAxioryのSTP口座を選択しておけば間違いないです。
ECN口座は注文ロット数が大きな取引になればなるほど手数料が安くなるので、500万円以上口座に預けられる方くらいから検討に入るのが良いかと思います。
おすすめFX業者① Titan FX
TitanFXは、比較的新しいブローカーですが、そのおかげか使い勝手がここ数年で急速に良くなった業者です。出金トラブルなどは無く、丁寧なサポートで着実に日本の顧客を増やしています。
日本人に馴染みがあって使いやすいスタンダード口座(STP)は業界内でもトップクラスのスプレッドの狭さで、しかも約定が早くスリッページもほとんど起こりません。日本の業者に慣れている人は使ってみると体感でわかるレベルです。
zeroブレード口座(ECN)に関してはTradeviewのILC口座(ECN)の取引コストが安すぎますが、TitanFXもスプレッド0.0pipsは頻繁にでますし、取引サーバーがウォール街に隣接したエクイニクスNY4データセンターにあるため、約定スピードは爆速です。
あと2021年6月より、MT4・MT5などで仮想通貨取引も可能になりましたので、既存のEAやインジケーターを使った仮想通貨取引も可能です。いつGOXするかわからない仮想通貨取引所よりも実績のあるTitanFXのほうがはるかに安全ですね。
ボーナスやキャンペーンはほぼないのですが、入出金方法も多く、サポートも充実で普段使いではメインにしても良い会社です。
スタンダード口座(STP口座)・・MT4使えます。手数料なし、スプ狭い、通常はこれを選んでおけばOK。→※見本画像
ブレード口座(ECN口座)・・MT4使えます。手数料あり、スプ超狭い
おすすめFX業者② Axiory
アキシオリーの良いところはIUがシンプルでわかりやすいのと、約定力、コスト、サポート、安全性などの平均点がとても高いところにあります。
また、アジアナンバーワンの透明性という名誉ある賞を2021年に取ったのですが、理由として毎日執行率やスリッページ、約定スピードを自社HPで公開しているんですね。
Axioryの創業者がFXトレーダーということもありますが、トレーダーが欲しい情報を素直に公表するのは凄い。過去にシステムの不備による利用者の損失を返金対応した事例もあって信用できます。
また、Axioryは信託保全がありますが、それに加え、万が一AXIORYが出金拒否をした場合は第三者機関が200万円まで保証してくれる提携も結んでいます。
そしてサポートが優秀。例えば以前亀吉が出金依頼を出した時に手数料の高い方法で出そうとしたら、わざわざ手数料の安い方法をメールで提案してくれました。
こういう顧客よりのサポートは好感がもてますね。
他社に比べてボーナスの量は少なく、ブロガーへの報酬なども他社に比べて少ないのであまり良いことを書いてもらえませんがTitan_FXとともにおすすめできる業者ですよ。
スタンダード口座(STP口座)・・MT4使えます、スプ狭め、通常はこちらを選んでおけばOK→※見本画像
ナノスプレッド(ECN口座)・・MT4使えます、スプ超狭め
テラ口座・アルファ口座・・どちらもMT5用で、アルファ口座は株とETFで使います。
おすすめFX業者③ Tradeview
Tradeviewの強みはやはりILC口座(ECN)の圧倒的に安い取引コスト。
全FX業者の中でダントツで安く、実際に亀吉も動かしてみて変なスプレッドの開き方もしなくて本当にトータルコストが押さえられます。
逆にスタンダード口座(STP)はそこまで力を入れていない印象というか、手を抜きすぎ感があるので使ってはいけません(笑)
取引手数料がかかるので日本人には馴染みの薄いECN口座ですが、スプ0.0とかも普通になりますし、ECNの取引手数料はSTPと違ってスプレッドに含まれず、外付け手数料なので確定申告で経費として計上できますし、なによりもECN口座は顧客の利益が業者の利益で透明性が非常に高いです。
顧客の損が業者の損になるDD方式の業者が多い日本と違い、ストップ狩りやレートずらし、約定遅延や拒否もECN口座は起こりにくいんですよね。もちろん日本みたいに口座凍結もありません
また、トレーディングビューは2004年からと歴史があり、その間に出金トラブルを一度も起こしたことがない信頼できる業者です。しかも万が一会社になにかあっても、35000ドル(約380万円)の信託保全も付いているので安心なのです。
弱点としては初心者サポートに関しては、TitanやAXIORYのほうが優れていますので、初めての海外FX業者という人には向かないかもしれません。
また、ECN口座は最低取引金額が大きめですので、恩恵が受けられるのは資金300万円以上ある方からですね。
X Leverage口座(STP口座)・・手数料なし、スプ普通、TradeviewのSTP口座なら、TitanやAxioryのほうがコストは低い
ILC口座(ECN口座)・・手数料あり、スプ超狭い Tradeviewに限ってはこのILC口座がおすすめ!→※見本画像
MT5、cTrader口座(ECN口座)・・手数料あり、スプ超狭い
Currenex口座・・Currnexというプラットフォーム専用口座
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